皆さんは、生クリームがダイエットに効果的ということをご存知でしょうか?
生クリームはケーキなどにもよく使われていて、太る食材というイメージをお持ちの方も多いと思います。
ですが、実際はダイエットに向いている食材なのです!
※生クリームが最適であり、ホイップクリームは別物です。
なので今回は、生クリームはダイエット中でもOK?栄養や太らない理由についてプロのトレーナーが徹底解説します。
生クリームはダイエット中でもOK?栄養や太らない理由についてプロのトレーナーが徹底解説!
生クリームはダイエット中でもOK?
結論から言います。生クリームはダイエット中でもOKであり、むしろ最適な食品といえるのです。
生クリームがダイエットに効果的と言われている理由は、大きく3つあります。
・糖質が低いので太りにくい
・タンパク質が豊富
・腹持ちがいい
一つ一つ解説していきます。
糖質が低いので太りにくい
生クリームは低糖質であり、1パック(200g)あたり糖質6.2g(大さじ一杯(15g)で、約65kcal)になります。そのため、他の甘いものと比べて糖質の摂取を抑えることができます。
糖質を摂りすぎると、余ったブドウ糖が体に脂質として貯蓄されてしまいます。
太る原因の一つである「糖質」の観点から見ても、生クリームはダイエット向きの食材ということになります。
ちなみに、スターバックスのホイップは甘味料が入っていないので低糖質ダイエットには非常におすすめです。
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タンパク質が豊富
生クリームは、代謝を高めてくれる「タンパク質」を豊富に含んでいます。
タンパク質は、筋肉、血液、骨など体の構成に欠かせない重要な栄養素であり、筋トレをしている方にとっては、最優先で摂取すべき栄養素です。
ダイエットをしていると、代謝が下がってしまうこともよくあるので、筋肉量を増加させ、代謝を高く保つことが望ましいです。
体の筋肉量が増えると基礎代謝が向上し、効率よくエネルギーを消費することができます。
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腹持ちがいい
生クリームには脂質が豊富に含まれており、腹持ちが良い食品です。
生クリームは少量でも満腹感を得られるので、間食を抑えることができたり、次の食事量を減らすことにもつながります。
スナック菓子をついつい食べてしまうという方は、間食を生クリームに変えたりすることで総摂取カロリーを減らすことができますので、おすすめです。
生クリームの栄養成分
生クリームの栄養成分について、下記にまとめております。
【生クリーム(100g)の成分】
・433カロリー
・タンパク質:2g
・脂質:45g
・炭水化物3.1g
・コレステロール:120mg
・カリウム:80mg
・ナトリウム:27g
上記の栄養成分について詳しく見ていきましょう。
カロリーや脂質は高い
生クリームは、他の食材と比べると「カロリー」や「脂質」は高いです。
しかし、ダイエットとして脂質を制限するしている方もいますが、脂質が不足しすぎると健康リスクを高めることがあります。
また、生クリームは脂質が多い分、脂溶性ビタミンも豊富に含んでいます。
ビタミンAやEは、適度に摂ることで、肌の調子を整えてくれるといった嬉しい効果もあります。
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動物性脂肪が豊富
ダイエット中に摂取する脂質として望ましいのが「動物性脂肪」と言われており、生クリームの脂質はこれに含まれます。
生クリームは生乳の乳脂肪を取り出したもので、乳脂肪分18%以上のものを「生クリーム」と呼び、添加物を加えず、純脂肪のみで作られた生クリームは、濃厚な口溶けやコクが特徴です。
この乳脂肪分が多いほど泡立ちやすいのが特徴で、生クリームには35〜50%の脂肪分が含まれています。
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ホイップクリームとの違い
生クリームとホイップクリームは似たようなイメージで、混同している人も多いと思いますので、ここでは「生クリームとホイップクリームの違い」について解説いたします。
ホイップクリームは植物性の脂肪分
生クリームの原材料は「生乳のみ」で、純正クリームとも呼ばれており、生乳や牛乳から乳脂肪を取り出したものです。
これに対し、ホイップクリームは「植物性脂」や「生乳+植物性脂」が原材料となっています。
「植物性脂」は、植物性の脂に脱脂粉乳や安定剤などが加えられていて、添加物が多いのが特徴です。
また、善玉コレステロールの減少させ、悪玉コレステロールを増加させる作用があるトランス脂肪酸もホイップクリームには含まれています。
摂りすぎは、動脈硬化や心疾患のリスクが高まると言われているので、トランス脂肪酸の摂取はできる限り避けましょう。
ホイップクリームには添加物やトランス脂肪酸が含まれているので、ダイエットには必ず「生クリーム」を選ぶようにしましょう。
加糖タイプのものがある
ホイップクリームは泡立てる際に、グラニュー糖を使用しているため、その分カロリーも高くなります。
砂糖はカロリーもオーバーさせ、生活習慣病を引き起こす原因にもなり得るので「無糖タイプ」のものをオススメします。
具体的には、砂糖が入ったホイップクリームの糖質量は生クリームの約4倍になります。
ホイップクリームを使いたい場合は、原材料を見て、糖質量やカロリーを確認するようにしましょう。
注意点
生クリームを摂取する上で注意すべき点が、大きく3つあります。
・極端な糖質抜きは非効率
・二の腕が気になる方は避ける
・脂質の過剰摂取に注意
1つ1つ詳しく解説いたします。
極端な糖質抜きは非効率
糖質制限には生クリームが向いているとお伝えしてきましたが、糖質を抜きすぎるのも体に悪影響を及ぼします。
人間の体は、「糖質、脂質、タンパク質」の三大栄養素が必須であり、基礎代謝が下がってしまうと、1日に消費できるエネルギー量が減ってしまったり、リバウンドにも繋がりやすくなります。
そのため、体のエネルギーとなる糖質を完全にカットしてしまうのは、絶対にNGです。
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二の腕が気になる方は避ける
食べる食材によって太る部位が変わると言われていますが、生クリームは食べすぎると二の腕が太ると言われております。
二の腕太りの原因は、「脂肪の蓄積」「むくみ」「セルライトの蓄積」の3つとされており、生クリームは脂質が豊富に含まれているため、過剰摂取には注意が必要です。
脂質の過剰摂取に注意
生クリームに含まれている脂肪分は、動物性脂肪のため太りにくいとは言われていますが、もちろん摂りすぎには注意が必要です。
生クリームの過剰摂取は、中性脂肪として体内に蓄えられてしまい、ダイエットの効果は現れにくくなります。
摂り過ぎると太る原因になり、肥満や生活習慣病に繋がる恐れがあるので注意が必要です
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、生クリームはダイエット中でもOK?栄養や太らない理由についてプロのトレーナーが徹底解説しました。
まとめると、生クリームはダイエットに効果的であり、その理由は大きく三つあります。
・糖質が低いので太りにくい
・タンパク質が豊富
・腹持ちがいい
糖質制限のダイエットをしている方には、オススメの食材です。
甘いものはダイエット中に摂取してはいけない、と思い込んでいる方も少なくないと思いますが、そんなことはありません。上手く食材を取り入れていけば良いだけなのです。
生クリームを適切に摂取し、満腹感を得ながらダイエットを楽しんでいきましょう!
▼おすすめの生クリームはこちら
最後に、筋肉を付ける方法やバルクアップについての知識や考え、経験などの全てをご紹介すると、あまりにも長すぎるため、基礎的な要点をお伝えしました。
noteでは、
「具体的な食事の頻度、メニュー内容、意識している事」
「筋トレの具体的メニュー、トレーニング理論、部位分けや重量設定など」
「体のケアの具体的方法、心掛けていること」
などなど、より詳細なところまでご紹介しています。
以下リンクです。
このnoteは、バルクアップ・増量や筋力アップを成功させて欲しい思いにこだわっております。
ですので、ダイエットを目的としている方、細身になりたい方は購入しないでください。
「筋肉を付けたい」「食べても体重が増えない方」「デカくなりたい方」「力強くなりたい方」等の方には必ず有益です。
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