皆さんは、「筋トレ後にマクドナルドは食べても良いのか?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
ジャンクフードの代名詞でもあるハンバーガーの有名店、マクドナルドですが、ダイエットの天敵のように思えると思います。
ですが、筋肉を大きくするバルクアップ期であれば食べても良いのでは?と思った方もいると思いますし、実際よくマッチョが食べている姿を見ることもあると思います。
「果たしてマクドナルドは筋トレ後に食べても問題ないのでしょうか?」
「具体的な栄養成分や注意点はあるのでしょうか?」
今回は、そんな筋トレ後にマクドナルドは食べてもOK?栄養成分や注意点について徹底解説します。
筋トレ後にマクドナルドは食べてもOK?栄養成分や注意点について徹底解説!
筋トレ後にマクドナルドは食べてもOKなのか?
結論から言います。筋トレ後のマクドナルドはOKです。
ですが、ある条件に当てはまる人であることが前提となります。
その条件とは、大きく3つあります。
①バルクアップ期の人
②体重増加を望んでいる人
③少食で摂取カロリーを十分に取ることが難しい人
上記3つを条件に、筋トレ後にマクドナルドを食べることで、筋トレ効果を向上することができます。
1つ1つ詳しく解説していきます。
①バルクアップ期の人
「バルクアップ」とは、筋肉増加を行う期間のことであり、大原則は、「消費カロリー〈 摂取カロリー」であることです。
摂取カロリーが消費カロリーより多くなることで、筋肉が付く状態になります。
マクドナルドはカロリーが比較的高い商品が多く、高タンパクで糖質も含まれているため、「バルクアップ期」の摂取は効果的です。
ですが、ポテトフライのようなタンパク質含有量が少ない商品は、無駄な脂肪蓄積の原因となるため、ポテトやジュース類は控え、ハンバーガーやナゲットなどを選ぶことをお勧めします。
◆バルクアップの食事メニューについて【トレーナー歴10年が徹底解説します】
②体重増加を望んでいる人
「とにかく体重を増やしたい」と考えている人にとって、マクドナルドは最適です。
高カロリー商品が多いため、摂取カロリーを増やすことができるので、体重増加につながる可能性が高まります。とにかく体重増加を望んでいる場合は、ポテトフライなどの高カロリー商品を中心に食べるとよいでしょう。
筋肉量増加を目指すのであれば、タンパク質を多く含んでいるハンバーガーやナゲットなどを選びましょう。
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③少食で摂取カロリーを十分に取ることが難しい人
体重や筋肉量を増やしたいけど、食事をそこまでたくさん食べられない人は、マクドナルドをうまく活用すると目標に近づくことができます。
少食の場合、必然的に摂取カロリーも低くなります。
そのため、摂取カロリーが低くなると、筋合成を促す状態を作ることができないだけでなく、逆に消費カロリーが多くなることで痩せてしまいます。
食が細く摂取カロリーを十分に取れない方は、「高カロリー」、「高タンパク」な商品が多く存在するマクドナルドは、その悩みを解決する方法の一つになります。
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マクドナルド製品の栄養成分:有名商品3選
マクドナルド製品の有名商品3選についてご紹介いたします。
【ハンバーガー(1個あたり)】
カロリー:256kcal
炭水化物:30.3g
タンパク質:12.8g
脂質:9.4g
ナトリウム:542mg
カリウム:214mg
カルシウム:30mg
リン:109g
食塩相当量:1.4g
【チキンナゲット(5ピース)】
エネルギー:270kcal
炭水化物:13.1g
タンパク質:15.8g
脂質:17.2g
ナトリウム:506mg
カリウム:262mg
カルシウム:10mg
リン:253mg
食塩相当量:1.3g
【フライドポテト(Sサイズ)】
エネルギー:225kcal
炭水化物:28.0g
タンパク質:2.9g
脂質:11.3g
ナトリウム:181mg
カリウム492mg
カルシウム:10mg
リン:108mg
食塩相当量:0.5g
フライドポテトなどはたんぱく質が低いので、筋肉を付けることを目的とする場合にはお勧めできません。なので、筋肉を付けつつ、体重増加を狙うためにハンバーガーなどを積極的に食べるようにしましょう。
おすすめの食べるタイミング
マクドナルドを食べるおすすめのタイミングは、2つあります。
・筋トレの2〜3時間前
・筋トレ後
1つ1つ解説致します。
筋トレの2〜3時間前
高カロリーであるマクドナルドは、運動中のエネルギー源の確保に適していると言えます。
エネルギー源に最適な糖質と、高エネルギーの脂質が多く含まれているため、筋トレ中のエネルギー切れを遅らせることができます。
ただし、高脂質で消化吸収に時間がかかるため、通常の食事より少し長めの時間を置く必要があります。
消化吸収の時間も考え、2〜3時間前に摂取するのがオススメです。
◆筋トレにおける炭水化物の理想の摂取タイミングとは?【プロのトレーナーによる解説】
筋トレ後
マクドナルドは、高タンパクで糖質も含まれているため、筋トレ後の栄養補給に効果的です。
筋トレ後は、体内の栄養が枯渇しているため、早急に栄養補給をする必要があります。
炭水化物を含み、高タンパクでカロリーの高いマクドナルドは、筋トレ後の栄養補給に適していると言えます。
◆筋トレにたんぱく質は「不要」?良い影響や悪影響、効果について。
注意点
筋トレ後のマクドナルドはOKと記載しましたが、摂取するにあたり注意すべき点が大きく3つあります。
・脂質の量に気を付ける ・ダイエット時はカロリーにも気を付ける ・たんぱく質の少ない物はNG(ポテトなど)
1つ1つ解説致します。
脂質の量に気を付ける
マクドナルド商品が高カロリーである理由は、「高脂質」だからです。
脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを持っているため(炭水化物・タンパク質はいずれも1gあたり4kcal)、脂質が多いとその分カロリーも高くなります。
筋肉増加にはカロリーも必要ですが、余分に取り過ぎてしまうと脂肪の蓄積につながるので注意が必要です。
また、マクドナルドに含まれる脂質は体によくない影響を与える可能性があるため、健康面を考慮すると取り過ぎないようにしましょう。
◆【脂質の働き】意外と知らない脂質について徹底解説
ダイエット時はカロリーにも気を付ける
ダイエットの大原則は「消費カロリー 〉摂取カロリー」です。
マクドナルド商品は、高タンパクなものが多いですが、同時に高カロリーでもあるため、ダイエットをしている人は食べるべきではありません。
どうしても食べたい場合は、カロリーが少ない商品を注文し、取り過ぎないようにしましょう。
◆筋トレで痩せる仕組みとは!【プロのトレーナー解説】
たんぱく質の少ない物はNG(ポテトなど)
筋肉量を増やしたい場合は、ポテトやジュース類は控えた方が良いでしょう。
筋肉量増加には、タンパク質と糖質が必要不可欠です。
ポテトは、糖質と脂質が栄養成分の大半を占めており、筋合成に必要なタンパク質を含んでいません。さらに、高脂質で高カロリーなため、無駄な脂肪蓄積につながる可能性もあります。
ポテトやジュース類よりもハンバーガーやナゲットを注文することをオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、筋トレ後にマクドナルドは食べてもOK?栄養成分や注意点について徹底解説しました。
まとめると、下記のポイントに当てはまる人は良い効果が期待できます。
①バルクアップ期の人
②体重増加を望んでいる人
③少食で十分な摂取カロリーを取ることが難しい人
上記3つのどれかに当てはまる人は、良い効果が期待できるでしょう。
ただし、筋肉増加を望んでいる場合は、あまり無駄な脂肪を蓄積させないために、ポテトやジュース類はなるべく控え、ハンバーガーやナゲットなど高タンパクな商品を選ぶと良いです。
また、摂取するタイミングも筋トレに支障が出ないように十分に時間をあけるようにしましょう(2〜3時間程度)。もしくは筋トレ後に摂取するようにしましょう。
ダイエットにとって大敵とも言えるマクドナルドですが、うまく利用することができれば筋トレの効果をより向上できる商品ですので、上手に活用するようにしましょう。
最後に、筋肉を付ける方法やバルクアップについての知識や考え、経験などの全てをご紹介すると、あまりにも長すぎるため、基礎的な要点をお伝えしました。
noteでは、
「具体的な食事の頻度、メニュー内容、意識している事」
「筋トレの具体的メニュー、トレーニング理論、部位分けや重量設定など」
「体のケアの具体的方法、心掛けていること」
などなど、より詳細なところまでご紹介しています。
以下リンクです。
このnoteは、バルクアップ・増量や筋力アップを成功させて欲しい思いにこだわっております。
ですので、ダイエットを目的としている方、細身になりたい方は購入しないでください。
「筋肉を付けたい」「食べても体重が増えない方」「デカくなりたい方」「力強くなりたい方」等の方には必ず有益です。
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