リベルサス(GLP-1)のダイエット効果について、皆さんはご存知でしょうか?

リベルサス(GLP-1)とは、インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促進し、胃腸の動きを抑制する治療薬で、本来糖尿病治療などに使用されていましたが、近年ではダイエットにも効果的とされ、注目を浴びています。
そんなリベルサス(GLP-1)ですが、ダイエット効果は本当にあるのでしょうか?
また、副作用やデメリットなどはあるのでしょうか?
なので今回は、リベルサス(GLP-1)のダイエット効果とは!副作用やデメリットなどプロトレーナーの目線も含めて解説します!
リベルサス(GLP-1)のダイエット効果とは!副作用やデメリットなどプロトレーナーの目線も含めて解説!

リベルサス(GLP-1)とは
リベルサス(GLP-1)は、インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促進し、胃腸の動きを抑制する治療薬です。
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の一種で、減量に有効とされる成分「セマグルチド」が含まれています。血糖値を下げるインスリンの分泌を促進するほか、胃腸の動きを調整し食欲の抑制が可能です。血糖値を低下させるはたらきがあるため、糖尿病の治療薬として使われています。
引用:ICクリニック:リベルサスはGLP-1の経口薬

GLP-1は注射を使って投与するものがほとんどですが、リベルサスは口から飲める(経口投与できる)ことが特徴です。
リベルサス、サクセンダ、オゼンピックそれぞれの違い

GLP-1受容体作動薬には大きく3種類あり、主に「投薬方法に違い」があります。
GLP-1 | リベルサス | サクセンダ | オゼンピック |
方法 | 経口服用 | 皮下注射 | 皮下注射 |
頻度 | 1日1回 | 1日1回 | 週1回 |
平均価格 | 30錠約1万円 | 1本約2万円 | 1本約2万円 |
FDAの承認 | 無し | 有り | 無し |

すべて共通してGLP-1を摂取するということであり、概ね得られる効果も共通しています。
ですので、経口服用か注射、価格や信頼性などから判断すると良いでしょう。
※FDAとは「Food and Drug Administration」の略称で「アメリカ食品医薬品局」を指します。 FDAから認証を受けることは、日米両国における薬機法や食品衛生法に違反しておらず、適正な商品であることを許可されていることを意味します。
引用: FDA認証の取得方法・対象品目・注意すべき違反の罰則を解説 | 海外進出ノウハウ | Digima〜出島〜
※上記内容を参考にしたうえで、必ず医師に相談をするようにしましょう。
リベルサス(GLP-1)のダイエット効果

リベルサス(GLP-1)のダイエット効果について、大きく3つご紹介致します。
・血糖値をコントロールし、食欲を抑える ・糖分を消費しやすくする ・脂肪分解や代謝を促し、カロリーを燃焼しやすい体質に変える
1つ1つ詳しく解説していきます。
血糖値をコントロールし、食欲を抑える
リベルサス(GLP-1)は血糖値をコントロールし、食欲を抑える効果があります。
通常、食後は食べ物が消化され、血糖値が高くなることで満腹中枢が働くために満腹感を得ますが、リベルサスはこの満腹中枢に直接働きかけることで血糖値をコントロールし、食欲を抑えることができるので食べ過ぎを防ぎます。
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糖分を消費しやすくする
リベルサス(GLP-1)は、糖分を消費しやすくする効果にも期待ができます。
通常、食事をして血糖値が高くなると小腸からGLP-1ホルモンが分泌され、膵臓からインスリンを分泌させる働きがありますが、GLP-1の働きによってインスリンの量が増えると、血液中の糖分の量が減ることで血糖値が低下し、筋肉などの細胞ではエネルギー源として糖分を消費しやすくなります。

この作用により、糖分を消費しやすくなります。
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脂肪分解や代謝を促し、カロリーを燃焼しやすい体質に変える
リベルサス(GLP-1)は脂肪分解や代謝を促し、カロリーを燃焼しやすい体質に変える効果があります。
脂肪細胞に働きかけることで熱を産生しやすくし、基礎代謝を上げることで脂肪を分解しやすくします。

食欲の抑制や、基礎代謝を上げることで脂肪を分解しやすい体へ導いてくれるのです。
リベルサス(GLP-1)の摂取方法やタイミング

リベルサス(GLP-1)の摂取方法は、主に経口から摂取することとなります。
基本的に、空腹時にコップ約半分の水で1錠服用します。

お茶やコーヒー、服薬ゼリーなどでの服用は控え、錠剤は割ったり噛んだりせずに、そのままの状態で飲み込みます。
※注意点として、リベルサスを飲んだ後は30分~2時間程度、食事や水分の摂取を控える必要があります。
服用当初は意識障害が起きやすいので、最も少ない3mg錠からの服用を始めるそうですので、必ず摂取を考えている方は、医師に相談するようにしましょう。
リベルサス(GLP-1)の副作用やデメリット

リベルサス(GLP-1)の副作用やデメリットとして、低血糖やめまい、味覚異常などが考えられております。
- 胃腸障害(嘔吐、吐き気、下痢、胸やけ)
- 低血糖
- めまい
- 味覚異常
- 消化不良
- 糖尿病網膜症
参考文献: リベルサスの効果はいつから実感できる?注意したい副作用についても解説 | P&Cメディカル
リベルサスは血糖値を下げ過ぎてしまう「低血糖」に陥る可能性があります。
ですが、血糖値の上昇に応じて数値を低下させる薬なので、必要以上に血糖値を下げてしまう可能性は高くありません。

上記以外にも、様々な副作用が考えられておりますので、リベルサスの副作用に不安がある方は一度医師に相談してみましょう。
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プロトレーナーによる見解

プロトレーナーによる見解として、薬に頼るのではなく「食事」「筋トレ」と基本から痩せることが重要であると考えます。
それぞれのポイントから解説していきます。
食事について
リベルサスでは、食欲の抑制によってダイエットを図る方法ですが、内容によっては基礎代謝以下まで摂取カロリーを落としてしまう可能性があります。
基礎代謝とは生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことで、目が覚めている状態で心身ともに安静にしているときに計測されるものです。
引用: 基礎代謝とは?計算方法と平均値、上げる方法を分かりやすく解説! | MediPalette
ダイエットの大原則である、「摂取カロリー<消費カロリー」とするため、摂取カロリーを抑えることは重要です。

ですが、摂取カロリーを基礎代謝以下まで落さないようにし、消費カロリーを上げる運動や筋トレにも注力するようにしましょう。
◆筋トレで痩せる仕組みとは!【プロのトレーナー解説】
筋トレについて
リベルサスでは、細胞への働きかけによる脂肪燃焼や、食欲抑制による摂取カロリーの低下はあれど、筋肉を付けることはできません。

そのため、筋トレが無ければやせ細ってしまい、引き締まった理想的な身体になることはできません。
筋肉を残しながら、付けながら痩せたいと考えている方であれば、特に筋トレは重要となります。
◆筋トレも食事制限もしてるのに体重落ちない?3つの原因と改善策をプロのトレーナーが解説します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、リベルサス(GLP-1)のダイエット効果とは!副作用やデメリットなどプロトレーナーの目線も含めて解説しました!
リベルサス(GLP-1)とは、インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促進し、胃腸の動きを抑制する治療薬で、本来糖尿病治療などに使用されていましたが、近年ではダイエットにも効果的とされ、注目を浴びています。
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また、リベルサス(GLP-1)のダイエット効果について、大きく3つご紹介致しました。
・血糖値をコントロールし、食欲を抑える ・糖分を消費しやすくする ・脂肪分解や代謝を促し、カロリーを燃焼しやすい体質に変える

ですが、様々な副作用も考えられておりますので、リベルサスの副作用に不安がある方は必ず医師に相談してみましょう。
最後に、プロトレーナーとしての見解はやはり、薬に頼るのではなく「食事」「筋トレ」と基本から痩せることが重要であると考えます。
是非当記事を参考にしていただき、皆様の目的に合った方法でダイエットを行って頂ければと思います。
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