食物繊維は栄養素?知られていない豆知識をプロのトレーナーが教えます。

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食物繊維は栄養素なのか、成分なのか、皆さんはご存知でしょうか?

恐らく、殆どの人が聞いたことはあると思います。
ですが、何なの?と聞かれたら、答えることって難しくないでしょうか。

健康に良さそうで、食事には気をつけた方がなんだか良さそうな気をしますよね?

なので今回は、健康を愛し、健康に愛され、人生の半分以上トレーニングに費やし、健康を職にまでしてしまった僕たちが「食物繊維」とは何なのかをお伝えしようと思います!

食物繊維は栄養素?知られていない豆知識をプロのトレーナーが教えます。

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食物繊維は栄養素?

食物繊維は、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分類されます。

これらは摂取した際に、身体に吸収されることはなく、そのまま便として体外に排出されます。

食物繊維は、正しくは栄養素ではなく、一昔前は摂取する必要はないとされていました。

人間の構造上、食物繊維を吸収することができない為、一見重要ではなさそうですが、食物繊維は、あの五大栄養素に勝るとも劣らない働きをしてくれます。

五大栄養素についてより詳しくご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください。

食物繊維は、前述したとおり、正確には栄養素ではありません。
ですが、食物繊維の働きは、他の栄養素に勝るとも劣らない働きを持っています。

今回は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、それぞれの特徴と働きを見ていきましょう。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維について

食物繊維は、水溶性食物繊維不溶性食物繊維に分類されます。これらは両方ともそれぞれ働きが違います。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は、水に溶けやすい食物繊維のことをさします。

水溶性食物繊維は、栄養素の吸収のスピードを落とし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。

また、コレステロールを吸着し、便とともに排出することで、血中のコレステロール値も低下させます。

さらに、高血圧、肥満、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は、水に溶けにくい食物繊維の事をさします。

不溶性食物繊維は、水分を吸収し便の容積を増やし、容積をました便が大腸を刺激し、排便機能をスムーズにおこないます。

また、腸内の水分とともに悪い成分も合わせて吸着してくれる為、腸内環境を整える働きもあります。

食物繊維が便秘解消にも良いとされるのはこういう訳です。

また、水溶性食物繊維不溶性食物繊維のどちらも、腸内細菌の餌となり、善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあります。

食物繊維が不足すると、腸内環境の悪化によって便秘、痔、大腸癌、糖尿病、肥満のリスクが高まります。

過剰摂取のリスクとして、お腹を壊すことや、栄養の摂取の妨げがあげられます。

ですが、過剰摂取はなかなか起こりませんので積極的に摂取する様にしましょう!

それぞれが何に含まれているのか

食物繊維の種類や効果を解説して参りました。
では次に、食物繊維は何に含まれているのかご紹介致します。

水溶性食物繊維不溶性食物繊維はそれぞれの効果が違う為、両方とも摂取する必要があります。

次にそれぞれの食物繊維は何に含まれているのかを見ていきましょう。
食物繊維は基本的に、野菜類、穀類、豆類、きのこ類、芋類に多く含まれています。

水溶性食物繊維

昆布、わかめ、大根、パセリ、里芋、りんご、いちご、などのネバネバしていたり、水分が多い野菜などに含まれます。

不溶性食物繊維

ほうれん草、ピーマン、きくらげ、じゃがいも、さつまいも、大豆、玄米、などの成熟した野菜などに含まれます。

前述したとおり、それぞれの食物繊維は効果が違うので、バランスよく両方摂取する様にしましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は食物繊維の中の水溶性食物繊維不溶性食物繊維の二つのお話をさせて頂きました。

これらは、現代の人間が生命維持活動をおこなう為に必要をされています。

栄養素として人間に吸収されることはありませんが、見ていただいたとおり、それと同等の働きをしてくれます。

ですので、食物繊維は五大栄養素と並び、六大栄養素とも称されています。

六大栄養素については、こちらをご確認ください!

食物繊維が重要だと言う事はわかっていただけたかと思います。

次回以降は、「1日にどれほど必要なのか」「効率よく摂取すれば良いか」などの発展したお話もさせていただきます!

それでは、お楽しみ!

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