ごぼうはダイエットに向いているのか?栄養素や効果について、皆さんはご存知でしょうか?
ヘルシーな食材としてゴボウやキャベツなどが有名だと思います。
ごぼうは食物繊維が豊富で、ダイエットに良いということをご存知の方も多いと思います。
ですが、何故ダイエットと言えばごぼうや野菜類なのでしょうか?
具体的な栄養やカロリーはどの程度なのでしょうか?
私が運営するジムにおいても、よくご意見を頂きます。
なので今回は、ごぼうはダイエットに向いている?栄養素や効果について分かりやすく解説致します!
ごぼうはダイエットに向いている?栄養素や効果について分かりやすく解説!

ごぼうはダイエットに向いているのか?
結論、ダイエットに「ごぼう」は向いています。
日々ごぼうを食べることによって、ダイエットに効果を発揮します。
以下の理由から、ごぼうはダイエットに向いていると言われています。
・食物繊維が豊富
・サポニンが含まれている
・むくみ予防ができる
それぞれ見ていきましょう。
食物繊維が豊富
ごぼうは野菜の中でも食物繊維が非常に多く含まれていて、ダイエットに向いていると言われています。
食物繊維は様々な食材に含まれていますが、特にゴボウには多く含まれています。
第6の栄養素とも言われている食物繊維は、含まれている食べ物が小腸を通過して大腸で働く成分です
体内でも健康に効果的な働きを持っていますが、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と溶けない「不溶性食物繊維」があります。
ごぼうではイヌリンといわれる水溶性食物繊維が、他の野菜よりも多く含まれています。

これが体内に入ることによって腸を活発にするので、お通じを改善しながらダイエットに効果を発揮します。
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サポニンが含まれている
ごぼうには、アンチエイジングに効果がある「サポニン」が豊富に含まれています。
サポニンは天然の界面活性剤とも言われており、植物の根や葉そして茎などに多く含まれています。
苦味があるのが特徴で、主に抗酸化作用を持っています。
脂肪やコレステロールは活性酸素で酸化されると、悪玉コレステロールに変わっていきます。
脂肪が蓄積されますが、サポニンによって活性酸素を除去して脂肪が酸化するのを防ぎます。
ダイエットにも効果が高い成分ですが、他にもウイルスや細菌から身を守り、免疫力をアップさせることができます。
ごぼうにも多く含まれているサポニンですが、過剰に摂取してしまうと体内の赤血球の膜が溶けてしまうことがあります。

溶けると吐き気を催してしまうこともあるので、ごぼうを食べすぎないように注意しましょう。
むくみ予防ができる
ごぼうに含まれるカリウムなどの働きによって、むくみ予防を期待できます。
細胞が持つ機能を正常な状態に保つため、カリウムは必要不可欠な栄養素です。
体内のナトリウムの濃度をカリウムは一定に保ちながら、むくみや高血圧などを予防します。
ダイエットでも不足しないように積極的に取り入れることが重要ですが、カリウムは水に溶けやすい成分です。そのため、ごぼうでカリウムを摂取するには、味噌汁などの汁物に入れると簡単に補給することができますのでお勧めです。
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ごぼうの栄養素

ごぼう100グラムに含まれる栄養素やカロリーは、以下のようになっています。
・カロリー…65kcal
・たんぱく質…1.8グラム
・脂質…0.1グラム
・炭水化物…15.4グラム
・カリウム…320ミリグラム
・マグネシウム…54ミリグラム
・食物繊維…5.7グラム
・葉酸…68ミューグラム
特にダイエットに効果的な栄養素は食物繊維ですが、腸内に入った不要な物質を体外へ適切に排出していきます。
脂質や悪玉コレステロールをコントロールしながら、腸内細菌の餌となり善玉菌を増加させ、腸内環境を整えて、便通などを正常な状態へと戻していきます。

食物繊維以外にもごぼうで注目されているのが、マグネシウムや葉酸です。
マグネシウムは体内の酵素の働きをサポートしながら、血液の循環を改善していきます。
カルシウムとは密接な関係を持っており、骨や歯に対してカルシウムが着実に行き届くように働いていきます。また、代謝にも変える力を持っているので、ダイエットに活かせる栄養素と言えるでしょう。
ビタミンB郡の一つである「葉酸」は、動脈硬化の進行を防ぎます。
新しい赤血球を作り出す時に活用するので、ダイエット中に貧血などを起こさないためにも必要不可欠な栄養素です。
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おすすめの摂取量と食べるタイミング

おすすめの摂取量は、厚生労働省の発表によると「男性だと21グラム以上」「女性だと18グラム以上」です。また、ごぼうを食べる理想的なタイミングは、「夕食」といわれています。
日々の食事で食物繊維の摂取量が不足していると感じる時には、ごぼうを煮物や炒め物にしながら副菜に取り入れましょう。
食べるタイミングは「夕食」が理想的です。
食物繊維が夜間に活発に働いて、朝起きるとしっかり排泄できるようになっています。
また、噛みごたえがありることで噛む回数が自然と増え、満腹中枢を刺激して満足感を得ることができます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ごぼうはダイエットに向いている?栄養素や効果について分かりやすく解説致しました。
食物繊維やサポニンなどの栄養が多く含まれているごぼうは、ダイエットに向いている食材です。
他の野菜と比較しても食物繊維が豊富に入っているだけでなく、「むくみ予防」や「アンチエイジング」に使える栄養素が、ごぼうには含まれています。

日々の食事に取り入れて噛む回数を増やし、お通じを改善しながらダイエットに活用しましょう。
もしこの記事が参考になったと思った方は是非、高評価&コメントをお願い致します。
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