筋トレに最適な食事で有名な「沼」という筋トレ料理の栄養や効果について、皆さんはご存知でしょうか。

動画サイトYouTubeで今話題の、マッスルグリルの「シャイニー薊」さんが考案した食事として話題となっています。

炊飯器で作成し、材料を入れえるだけと非常に簡単に作成できるうえ、栄養成分もダイエットに最適なことから、多くのトレーニーも実際に作成したことがある一品です。

なので今回は、筋トレに最適な食事である「沼」について、栄養や効果などをプロのトレーナーが解説致します。

◆筋肉を付けるバルクアップに向いている食事法についてはこちらの記事で解説しています。

筋トレに最適な食事といえば「沼」。話題の料理について栄養や効果を詳しくプロのトレーナーが解説します

沼とは

沼とは、有名YouTuberのシャイニー薊さんが開発した食品のことです。

炊飯器を使用し、お米、わかめ、オクラ、鶏むね肉などの材料を入れるだけでできる簡単料理として有名です。材料や作り方についてご紹介していきます。

【材料】10合炊き炊飯器の場合
・米：272g
・鶏むね肉（皮なし）：679g
・乾燥わかめ：ひとつかみ
・乾燥しいたけ：ひとつかみ
・おくら：10本
・カレー粉：スプーン2～3杯
・塩コショウ：適量
・水：1.8L～2L

【作り方】
・10合炊き炊飯器を用意
・すべての材料を切ることなく、そのまま入れ炊飯をする。
・炊飯完了後、保温で6時間～8時間ほど寝かせる
・よくかき混ぜ、タッパーなどに移したら完成。

沼を食べることで得られる効果やメリットは大きく3つです。

①ダイエットに最適な栄養素
②カロリーの計算が簡単
③満腹感が得られる

一つ一つ詳しく解説して参ります。

沼には脂質が約17.4gしか含まれておりません。

これは必要な脂質の量の半分以下の数値であり、日本の食事で脂質をここまで抑えることができる食事はそうありません。脂質が大幅に抑えられているため、たんぱく質が豊富に含まれていてもカロリーが低いのです。

※必要な脂質量を下回っていますが、シャイニー薊さんは卵を2個食べて調整されているそうです。
減量期以外は、沼にごま油やMCTオイルなどの良質な油を足して食べると良いでしょう。

◆理想の栄養バランスについてはこの記事をご覧ください。

沼は合計で1800㎉程の食事です。

シャイニー薊さんは、これを4～5等分にしタッパーに詰めることで、1回あたり400㎉ほどと管理しているそうです。

減量末期になると、消費カロリーと摂取カロリーを緻密に計算するようになりますので、沼であれば非常に摂取カロリーを簡単に計算することができます。

◆ダイエットの原理原則、体重増減の仕組みについてはこの記事でより解説しています。

沼は水分量が非常に多く作られていますので、満腹感を感じやすいのです。

よく水分量の多い食事として「おかゆ」がございますが、消化が良いのでお腹が空きやすいのです。
ですが、沼であれば材料として「しいたけ」「わかめ」などの食物繊維が含まれているため、腹持ちの良さにも役立ちます。

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沼は完全食ではありません。

ダイエットにオススメではありますが、毎日食べ続けるとビタミンやミネラルが不足してしまいます。
また、カルシウムや鉄分も不足するのでサプリメントで補う必要があるのです。

減量期には栄養摂取が筋肉を残し、脂肪のみを減らす重要なポイントになるので偏り過ぎないように食べる際は調整が必要です。

◆サプリメントについて詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

いかがだったでしょうか。

今回は、筋トレに最適な食事であり、近年話題の「沼」について栄養や効果について解説致しました。
まとめると下記の通りです。

①ダイエットに最適な栄養素
②カロリーの計算が簡単
③満腹感が得られる

栄養面の偏りのみ注意が必要ですが、圧倒的なお手軽さと腹持ちの良さ、栄養素バランスが本当に優れておりますので、是非ダイエットの時期にはお勧めの食事となっております。

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