フィットネスジムの正社員として働く方にとって、店舗運営の難しいことって何が想像できますか?
売上をあげることでしょうか?経費を削減することでしょうか?
もちろん働くとなると、沢山の困難が想像できるでしょう。
私が経験上一番難しかったのは、人と人との付き合いです。
どれだけ給料がいい職場でも、嫌いな人がいる職場は気持ちが滅入ります。
どれだけ頑張っても結果を出しても、周りが評価してくれないと仕事をしてる意味はありません。
また、その仕事をどれだけ気に入っていたとしても、人の出入りが激しい不安定な職場は不安が絶えません。
ですので、組織を運営するマネージャーは、必ず人材管理について把握しておく必要があります。
それに、皆さん職場環境が良いに越したことはないですよね。
では、今回はいい職場環境を形成する、重要な人材管理の評価についてお話していきます。
実際に、店舗運営していくうえで、パート・アルバイトスタッフに評価は必要なの?と思われている管理者も多いと思います。
主にフィットネスジムについてお伝えしていきますが、どの業種においても店舗運営をされている方は参考になるかと思いますので、是非ご覧ください。
フィットネスジムの正社員について、ジム店長が教えるスタッフの評価基準!
スタッフの評価とは
みなさん働いていると、様々な不平不満が出てくると思います。
その中でも、パート・アルバイトスタッフの方は、「あいつよりも自分のほうが働いているのに、何故給料は一緒なんだ」「自分が一番仕事できるのに、みんなと時給が変わらない」等のお金に関する問題は尽きることがないですよね。
そして、「働いても働かなくても給料が一緒なら働かなくていいや」と最悪の雰囲気になってしまいます。
そうなんです、人は正当に評価されないと行動できなくなってしまします。
なので、今回はフィットネスジムスタッフの方に対して行う評価で、重要な「人事考課」と「面談」についてお話していきます。
人事考課
正当に評価をおこなう為には、何を評価対象にするのかを設定する必要があります。
僕たちは「基本業務遂行能力」「行動評価」「業績評価」「個人目標評価」「特別評価」の5項目でスタッフの方を評価しています。
初めからこれだけの項目を評価するのは難しいため、まずは、「職務」と「職能」に軸をおいて設定することをおススメしています。
勤務年数で評価するのも一つですか、スタッフの方に長い期間働いてもらうことは会社にとてもメリットですし、反対はしません。
ですが、私の経験上、勤務年数での評価は不平等を有無原因の一つですので、「勤務年数だけ」で評価は簡単ですが、おススメしません。
人事考課は、期間を決めて行いますが、最低でも半年に1回は行いましょう。
面談
正当な評価は、適切な目標設定の上で成り立ちます。
無理難題な目標は、モチベーションの低下に繋がります。その結果、行動そもそもがおこなえず、設定しないほうが良い結果なんてざらにあります。
ですので、適切な目標設定の面談を期間を決めて、行う必要があります。
また、人事考課の期間と併せて、期首、中間、期末に面談を行いましょう。
まとめ
今回は、フィットネスジムで活用できる人材管理の評価についてのお話をさせていただきました。
人を評価するのって、評価する側も、評価を受ける側もいい気分ではありません。
僕はフィットネスジムを運営していますが、以前は一部上場企業の人事部で働いていました。その当時は様々な相談を受けていましたが、人材の問題についての相談が殆どでした。
現在の運営しているフィットネスジムでも現場スタッフから受ける相談も、人と人との問題ばかりです。
本当にフィットネスジムで評価なんて設定する必要があるのか?と言われれば、その環境次第としか言いようがありません。
しかし、行っている店舗と、そうでない店舗では大きな差が生まれていることを決して忘れないでください。
僕達は、様々な会議をおこない、試行錯誤の末、様々な問題を乗り越えることで、いい職場環境ってできると思っています。
スタッフは立派な資産ですし、感情を持っています。
モチベーションなんて言葉で表現していいかわかりませんが、スタッフの方が気持ちよく仕事をできる環境を作るのが責任者の一番の仕事だと思っています。
ですので、まだ行っていない人は、「面倒だ」「必要ない」と言わず、今回の記事をきっかけに考えていただければ幸いです。
また、人材管理について他の記事もあげていますので、是非ご覧ください!
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