筋トレ後に食べてはいけないもの?意外に知らない食材10選について、プロのトレーナーが解説致します!
夏に向けて筋トレを頑張る方や、目標とする身体になるために頑張るなど、筋トレを頑張っている方は食事にも気を付けていると思います。
ですが、筋トレ後の食事によっては、筋トレの効果を台無しにしてしまう食べ物もあります。
せっかく筋トレを頑張ったのに、その努力が台無しになるのは辛いですよね。
なので今回は、筋トレ後に食べてはいけないものとは!意外に知らない食材10選をプロトレーナーが教えます。
筋トレ後に食べてはいけないものとは!意外に知らない食材10選をプロトレーナーが教えます。
筋トレ後に食べてはいけないもの10選
筋トレの効果を台無しにしてしまう、「筋トレ後に食べてはいけないもの10選」は以下の通りです。
①タンパク質の吸収が遅い食べ物
②砂糖入りの栄養補給ドリンク
③添加物の多いエナジーバー
④低炭水化物の食事
⑤スポーツドリンク
⑥塩分が多すぎる食べ物
⑦揚げ物
⑧カフェイン
⑨アルコール
⑩栄養が偏っている食べ物
1つ1つ詳しく解説していきます。
①タンパク質の吸収が遅い食べ物
まず避けた方が良い食べ物は、タンパク質の吸収が遅い食べ物です。
筋トレ後は筋肉が栄養を欲しがっている状態です。
その状況で吸収の遅い食べ物を食べてしまうと、筋肉に栄養が十分に届きません。
そのため、筋トレ後はタンパク質を素早く吸収してくれるものを食べるのが良いです。
例えばプロテインパウダーなどです。
ソイプロテインはゆっくりと吸収されるため筋トレ後には向いていませんので、プロテインを飲むなら、「ホエイプロテイン」を飲むようにしましょう。
▼筋トレ初心者にお勧めなプロテイン
◆筋トレにたんぱく質は「不要」?良い影響や悪影響、効果について。
②砂糖入りの栄養補給ドリンク
トレーニング後に、栄養補給ドリンクを飲む方は注意が必要です。
モンスターやレッドブルなどの栄養補給ドリンクは、筋トレ後に素早く効率的に栄養を摂取できます。
しかし、砂糖が多く使用されており、人工甘味料も使われています。
トレーニング後に糖質を摂取することは大切ですが、ドリンクには大量の砂糖が含まれている可能性があります。
糖質を摂りすぎると肥満や糖尿病のリスクを高めてしまうので、ドリンクを飲む際は成分表示をしっかりとチェックし、過剰摂取にならないように気をつけるようにしましょう。
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③添加物の多いエナジーバー
エナジーバーも簡単に栄養補給ができるため、食べてしまいがちですが、添加物が多く含まれるものは避けるようにしましょう。
摂取した添加物は肝臓で分解されますが、分解するには大きな負担がかかります。
肝臓が弱ってしまうと、血流が悪くなり、その結果筋肉が硬直することもあります。
筋肉が硬直してしまうとケガの原因にもなりますから、添加物の多いエナジーバーには気をつけなければなりません。
エナジーバーを食べる際は、「無添加」「オーガニック」などの表記があるかどうか確認するのが良いでしょう。
④低炭水化物の食事
よく炭水化物を抜く減量などもありますが、トレーニング後は炭水化物の少ない食事も良くありません。
トレーニング中は、エネルギー源として体内に貯蔵されていた糖質を消費します。
そのため、トレーニングで消費した分の糖質を補給する必要があります。
炭水化物は糖質と食物繊維からできているため、糖質の補給に最適なのです。
したがって、トレーニング後には低炭水化物の食事ではなく、適量の炭水化物を摂取できるような食事をする必要があります。
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⑤スポーツドリンク
トレーニングをする際の飲み物といえば、スポーツドリンクのイメージがあるかもしれませんが、スポーツドリンクにも気をつけなければいけません。
ほとんどのスポーツドリンクには糖分や甘味料、人工的な添加物が含まれているからです。
先述した通り、甘味料や添加物は分解する際に肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
また、糖分も多く含まれているため、汗を大量にかいた時など以外はなるべくスポーツドリンクの摂取は避けるのが良いでしょう。
⑥塩分が多すぎる食べ物
トレーニングで汗をかいた後は塩分が欲しくなりますが、塩分が多すぎる食べ物を摂取することは控えましょう。
塩分が多すぎる食べ物の例としては、「ラーメン」や「ポテトチップス」などのお菓子が挙げられます。もちろん、汗をかいた後は塩分が不足しているので補給する必要があります。
しかし、塩分の摂りすぎは以下のような危険が伴います。
・むくみの原因になる
・高血圧になりやすい
塩分を摂る際は、水と一緒に摂取したり、1日のトータルの摂取量を考えたりしてバランスよく補給しましょう。
例えば、「ココナッツウォーター」はナトリウムとカリウムを含んでいるため、効率よく塩分を摂取することができ、おすすめです。
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⑦揚げ物
トレーニング後は、揚げ物や脂っこい食べ物も避けましょう。
唐揚げなどの揚げ物は、もちろんタンパク質や炭水化物を含んでいますが、体を動かした後は消化不良に陥る可能性があります。
トレーニング後は、腸へ送られる血液の量が少なくなり消化管の機能が低下しているからです。
そのため、腸での消化がスムーズに行われずお腹を壊してしまうこともあります。
体を壊さないためにも、トレーニング後には消化にいいものを食べるようにしましょう。
⑧カフェイン
コーヒーや紅茶などのカフェインが多く含まれている飲み物は、「摂取するタイミング」に注意が必要です。
カフェイン入り飲料は、トレーニングの前に飲むことでカロリーを燃焼しやすくし、パフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
しかし、カフェインを摂ると水分を排出しやすくなってしまうので、トレーニング後の水分補給にはあまり向いていません。また、カフェインを摂りすぎてしまうと、炎症や循環器系の問題を引き起こしたり、免疫やホルモンのバランスを崩す原因になる可能性があります。
そのため、カフェインを摂るならトレーニング前にして、トレーニング後は水を摂取するようにするのがおすすめです。
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⑨アルコール
運動後には、アルコールを含んだ飲み物は避けるようにしましょう。
運動後の水分が足りていない状態に加えて、アルコールの効果により脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。
トレーニング後は、汗をたくさんかいて体内の水分が少なくなっていますので、アルコールを摂取してしまうと水分が必要以上に失われることになります。
お酒はリフレッシュになり、つい飲みなくなってしまいますが、せっかくのトレーニングを無駄にしないためにもノンアルコールの飲料を選ぶようにしましょう。
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⑩栄養が偏っている食べ物
筋トレをするにあたって、どうしても「低カロリー」「高タンパク質」の食べ物を選んでしまいますが、実は栄養が偏った食事にも注意が必要です。
タンパク質や脂質や糖質、炭水化物、ミネラルなど全ての栄養素は、どれが欠けても十分な効果を発揮できません。そのため、5大栄養素とも言われています。
筋トレのためにタンパク質ばかりを摂取しても、その吸収をサポートする栄養素がなければ意味がないのです。
減量のために炭水化物を抜いてサラダばかり食べたり、タンパク質の補給のために鶏ささみばかり食べたりというような極端な食事ではなく、バランスの取れた食事を心がけることが理想の体を作るためには必要です。
◆【解説】栄養バランスの良い食事とは。メディアに騙されない知識をつけよう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、筋トレ後に食べてはいけないものとは!意外に知らない食材10選をプロトレーナーが解説しました。
まとめると下記の通りです。
①タンパク質の吸収が遅い食べ物 ②砂糖入りの栄養補給ドリンク ③添加物の多いエナジーバー ④低炭水化物の食事 ⑤スポーツドリンク ⑥塩分が多すぎる食べ物 ⑦揚げ物 ⑧カフェイン ⑨アルコール ⑩栄養が偏っている食べ物
トレーニング後に効率よく栄養を補給するためには、この記事で紹介した10選だけを避けていればいいというわけではありません。
紹介した食べ物に気をつける必要はありますが、減量や筋肉量の増加などさまざまな目的に合わせてバランスの良い食事を心がけるのが最も重要です。
もしこの記事が参考になったと思った方は是非、高評価&コメントをお願い致します。
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