朝バナナダイエットにおけるメリットとデメリットを、皆さんはご存知でしょうか?
朝バナナダイエットは、テレビや雑誌等でも何度も取り上げられるほど話題になったダイエット法です。
そんな朝バナナダイエットですが、メリットやデメリットは何があるのでしょうか?
そもそも瘦せる仕組みはどういうものなのか?など、様々な疑問があると思います。
なので今回は、朝バナナダイエットのメリットとデメリットを徹底解説します!
朝バナナダイエットのメリットとデメリットを徹底解説!痩せる仕組みとは?
朝バナナダイエットとは?
朝バナナダイエットとは、その言葉通り「朝食をバナナに変える」ダイエット方法のことです。
朝食にバナナを食べることにより摂取カロリーを抑えられるだけでなく、バナナの持つ効果を得ることもできます。
バナナは包丁を使って皮をむいたり切ったりする必要がないため、時間があまりない朝の時間でも手軽に取ることができるのが良いポイントです。
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朝バナナダイエットで痩せる仕組みとは?
朝バナナダイエットで痩せる仕組みについて、簡潔に説明すると「カロリー制限ダイエット」です。
痩せるための大原則である「摂取カロリーより消費カロリーが上回る」ことで痩せるのですが、朝バナナはその摂取カロリーを抑える一つの手段ということです。
摂取カロリーとは、体外から摂取するカロリーのことであり、食べ物や飲み物から得るカロリーのことです。
消費カロリーとは、基礎代謝(運動をしなくても生命維持のために使われるカロリー)や運動によって消費されるカロリーのことです。
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摂取カロリーの方が多くなればオーバーカロリーとなり、体重増加の原因となります。
逆に消費カロリーの方が多くなればアンダーカロリーとなり、体重減少に繋がります。
ダイエットは基本的にアンダーカロリーを毎日積み重ねていくことが大切です。
朝バナナダイエットのメリット
朝バナナダイエットのメリットについて、大きく4つご紹介致します。
・食物繊維が豊富
・便秘解消効果
・血糖値の上昇を抑える効果
・食欲を抑制する効果
1つ1つ詳しく解説していきます。
食物繊維が豊富
バナナ1本には、約1gの食物繊維が含まれています。
果物の中でも比較的含有量が多く、ダイエットに向いていると言えます。
食物繊維は腸内環境を整える効果があり、腸内環境が整うと基礎代謝向上、消化吸収能力向上といったダイエットに効果的な作用につながります。
◆食物繊維は筋トレに必要なのか!プロのトレーナーが徹底解説!
便秘解消効果
バナナを食べることで、便秘解消効果が期待できます。
バナナには不溶性食物繊維というものが多く含まれており、これは腸内で水分を含んで膨らむことで体積を増やし、それによって腸内の蠕動運動を活発化してくれるため、便を体外へ排泄することに繋がります。
排泄は人体最大のデトックス作用ですので、むくみ改善、消化吸収能力アップ、基礎代謝アップにつながります。
血糖値の上昇を抑える効果
バナナに含まれるカリウムには、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
参考文献:血糖値を下げる食べ物・飲み物特集~選び方と食べ方~ | 食と健康コラム
血糖値が急激に上昇すると、インスリンと呼ばれるホルモンが分泌します。
インスリンは血糖値の上昇を抑え、元の数値に戻そうと働いてくれる作用があったり、栄養素を体の細胞へ取り込む作用があったりと非常に大切なホルモンです。
ただし、インスリンが体内で出過ぎてしまうと、体内の脂肪を細胞へ引き込み、体脂肪蓄積につながったり糖尿病の原因になったりと、体へ悪影響が出てしまいます。
このインスリンは血糖値が急激に上昇すればするほど分泌量も多くなりますので、朝食をバナナに変えることで血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪蓄積を防いでくれます。
◆オートミールの種類や栄養素について!なぜ筋トレをする人は食べるのか解説します。
食欲を抑制する効果
バナナには「セロトニン」と呼ばれるホルモンが分泌することで、食欲を抑制する効果があるとされています。
バナナを食べたことによって、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌するとされており、セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、人が幸福感、多幸感を感じる時に分泌されます。
このセロトニンが増えることで脳は満腹感を感じやすくなり、結果として食欲を抑制することに繋がります。
つまり、バナナを食べることで食欲を抑えることができるということです。
参考文献:ダイエット中の方にお勧め!バナナやコーヒーなど食欲がおさまる食材4つ – スポーツナビ
朝バナナダイエットのデメリット
朝バナナダイエットのデメリットとして、大きく3つご紹介致します。
・単調な食生活になりやすい ・栄養バランスが偏りやすい ・食べ過ぎに注意が必要
1つ1つ詳しく解説していきます。
単調な食生活になりやすい
朝バナナダイエットは、単調な食生活になりやすいので注意が必要です。
ダイエットは、毎日継続して積み重ねていくことが成功の鍵ですが、毎朝単調な食生活になってしまうと食事自体を楽しむことができず、それがストレスとなり途中で断念してしまうこともあります。
単調な食生活でもストレスなく継続できる人にとっては、取り入れやすいダイエット方法と言えるでしょう。
栄養バランスが偏りやすい
朝バナナダイエットをすることによって、栄養バランスが偏ってしまう可能性があります。
バナナには糖質やビタミン、ミネラル、食物繊維など、体によい栄養素が含まれていますが、たんぱく質などの栄養素は含まれていません。
バナナと一緒にヨーグルトや牛乳を合わせたり、プロテインを飲むなどの工夫があると栄養の偏りも少なくなるでしょう。
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◆栄養バランスの良い食事とは。メディアに騙されない知識をつけよう。
食べ過ぎに注意が必要
朝バナナダイエットだけに限らず、どのダイエット法においても食べ過ぎには注意が必要です。
バナナはダイエットに効果的ですが、それは低カロリーな食事に置き換えるための手段であり、食べ過ぎてしまうと本末転倒になってしまいます。
あくまでも「摂取カロリー<消費カロリー」にするための手段として活用しましょう。
◆筋トレも食事制限もしてるのに体重落ちない?3つの原因と改善策をプロのトレーナーが解説します。
朝バナナダイエットの効果的なやり方
朝バナナダイエットの効果的な方法としては、朝食にバナナを1〜2本だけ摂取しましょう。
可能であれば、バナナ以外にもヨーグルトや牛乳、プロテインやサプリメントなどを一緒に取ると栄養バランスの偏りを防ぐことができます。
昼食、夕食は、好きなものを食べてもらって良いですがカロリーが高いものは避けましょう。
朝の摂取カロリーを抑えても、昼夜と高カロリー食を食べてしまうとカロリーオーバーになってしまいます。
あくまでも「摂取カロリー<消費カロリー」にするための手段ですので、摂取カロリーが消費カロリーを下回るようにカロリーを調整するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、朝バナナダイエットのメリットとデメリットを徹底解説しました。
改めて、朝バナナダイエットとは、その言葉通り「朝食をバナナに変える」ダイエット方法のことで、朝食にバナナを食べることにより摂取カロリーを抑えられるだけでなく、バナナの持つ効果を得ることもできます。
また、バナナには食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、ダイエットに効果的な働きをしてくれます。
さらに、バナナにはセロトニン(幸せホルモン)を生成することができ、それが満腹感をもたらし、摂取カロリーを抑えることにも繋がります。
ただし、朝の摂取カロリーを抑えても、それ以外の食事でカロリーを過剰に摂取してしまうと、オーバーカロリーになってしまいますので、朝はバナナを上手く活用しながら摂取カロリーを抑え、それ以外の食事も栄養バランスを気にしながら、カロリーを抑えた食事を心がけると良いでしょう。
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ダイエットは、継続することが1番大切ですので、無理のない範囲でバナナを上手く活用しながらダイエットに取り組んでいきましょう。
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