筋トレする人はハイボールなら飲んでも良い?この話を皆さんはご存知でしょうか?
結論から言いますと、筋トレ後の飲酒は基本的には良くありません。
ですが、「お酒は人生にとって必要!飲まないとやってられない!」「どうしても飲みたい」など、人によってはお酒を飲みたいと思います。
実はそんな時にはハイボールがお勧めなのです。
今回は筋トレする人はハイボールならOKなのか、飲酒と筋肉の関係について解説していきます。
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筋トレする人はハイボールならOK?飲酒と筋肉の関係についてプロのトレーナーが解説します。

筋トレする人はハイボールならOK?
基本的にアルコールは筋肉においてよくありませんが、ハイボールであれば「糖質」を余分に摂取しないのでお勧めなのです。
基本的にお酒には「蒸留酒」「醸造酒」の二種類があり、蒸留酒には糖質が含まれないものが殆どなのです。
蒸留酒:ウイスキー、焼酎、ウォッカ等
醸造酒:ビール、ワイン、日本酒等
ですのでお酒を飲むのであればハイボールがお勧めなのです。
飲酒が筋トレにおいてNGな理由


アルコールを摂取するには「肝臓」で分解されます。
肝臓を活動させアルコール分解にエネルギーを使用するということは、筋肉の回復に使用する予定のエネルギーまで消費してしまうという事なのです。
肝臓の負担を増やすことは筋肉の成長を妨げる要因になってしまうので、筋トレにおいて飲酒はNGなのです。
特にお酒に弱い人は肝臓への負担も通常より大きいと言われていますので、苦手な方は特に控えておくことをお勧めいたします。
飲酒が筋肉に与える影響
飲酒は筋肉に様々な影響を与えます。まとめると大きく4つです。
・コルチゾルの分泌
・テストステロンの低下
・糖質の摂取
・睡眠の質の低下
一つ一つ詳しく解説していきます。
コルチゾルの分泌
コルチゾルは別名ストレスホルモンと呼ばれ、ストレスを抱えたときに分泌されるホルモンであり、筋肉を分解することでたんぱく質から糖(エネルギー)を作ることで生命の維持を図ろうとする作用があります。
つまり、ストレスを抱えると生きるために筋肉を分解してしまうのです。
そんなコルチゾルの主な分泌原因はアルコールの過剰摂取です。
アルコールを飲むことで肝臓への負担も多くなり、筋肉も分解されてしまうのでNGとされているのです。
テストステロンの低下
テストステロンは男性ホルモンであり、主に筋肉の成長を促す働きがあります。
このテストステロンの分泌をアルコールは妨げてしまいます。
一生懸命にトレーニングをしていても筋肉の成長を邪魔してしまっていると本末転倒ですので、基本的にはNGなのです。
◆マッチョがモテる理由について、テストステロンが関係しているので合わせてご覧ください。
糖質の摂取


醸造酒であるチューハイやビールなどのお酒には多くの糖質を含んでいます。
糖質を余分に摂取してしまうと太りやすくなってしまいます。
筋トレ後にお菓子を食べているのと変わらないことになってしまいますので、糖質の低いハイボールなどがお勧めなのです。
◆和菓子はトレーニングにおいて最適なエネルギー源?和菓子が筋トレにオススメな理由はこちらから
睡眠の質の低下
アルコールは睡眠の質を下げ、睡眠時間も短くする悪影響があります。
筋肉の成長には睡眠時に分泌される成長ホルモンが欠かせません。
そのためにも睡眠はしっかりとらなければいけません。
アルコールはその重要な睡眠に悪影響を及ぼすので、摂取するべきではないのです。
◆筋肉の成長に欠かせない超回復の知識についてはこちらをご覧ください。
水分補給がポイント!


飲酒は肝臓に負担を掛けるだけでなく、水分不足になります。
そこでポイントなのが水分補給です。
アルコールによる悪影響を水分によって薄めることができ、肝臓の負担も軽減することができますので、お酒と同量以上の水分は飲むようにしましょう。
◆トレーニングにおいて「水」が必要な理由について詳しく解説しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、筋トレする人はハイボールならOKなのか、飲酒と筋肉の関係について解説致しました。
飲酒は基本的に筋トレにはNGですが、飲むのであれば糖質の少ない「ハイボール」がお勧めです。
ですが、悪影響はしっかりあるので、飲まない方が良いことは間違いないでしょう。
・コルチゾルの分泌
・テストステロンの低下
・糖質の摂取
・睡眠の質の低下
せっかくの筋トレを最大限に効率よくするためにも飲むならハイボールなどの蒸留酒にしましょう!
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