バーンマシンの効果や使い方について、皆さんはご存知でしょうか?
昔、EXILEなどのアーティストが使っていたことで有名になりました、2つの連結された輪のハンドルを握り、回して鍛える筋トレ器具です。
導入されているジムも増えてきていたりしますので、一度は目にしたことがあるかもしれません。
ですが、バーンマシンとはそもそも何なのでしょうか?
また、トレーニング方法はどうすれば良いのでしょうか?
なので今回は、バーンマシンの効果や使い方とは!回して鍛える仕組みをプロトレーナーが解説します!
バーンマシンの効果や使い方とは!回して鍛える仕組みをプロトレーナーが解説します!
バーンマシンとは
バーンマシンは輪が2つ繋がった形(8の字型)をしており、2kg~5kgの重さを利用して全身運動を行うことができるマシンです。
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筋トレマシンではなく、アイテムですので置き場も最小限で自宅でも簡単にトレーニングをすることができます。
バーンマシンの使い方
バーンマシンの使い方は非常に簡単です。「基本的に回すだけ」です。
・両手でバーンマシン握り、体の前まで持ち上げる ・全力でグルグルと回転させる ・「内巻き」「外巻き」で回転させて刺激を変える
バーンマシンは「高さ」と「回し方」を変えると負荷のかかる部位を微妙に変えられます。
また、バーンマシンの活用方法について、大きく分けて2つの活用方法についてご紹介致します。
有酸素運動
バーンマシンは、ランニングマシンやエアロバイクなどと同様に有酸素運動としての効果が得ることができます。
有酸素運動は心肺機能を強化し、脂肪燃焼効果もあるためダイエットや健康維持に効果的な運動です。
◆有酸素運動は20分以上やるべき?脂肪燃焼効果を高める理想の時間とは!
筋力トレーニング
バーンマシンは、筋力トレーニングを行うこともできます。
本体のみで3㎏~5㎏ありますので、バーベルカールとして二頭筋を鍛えることも、フレンチプレスとして3頭筋を鍛えることも、自分の目的に合わせて鍛えることができます。
バーンマシンの筋力トレーニングは、使い方によって幅広く筋肉を鍛えることができます。
◆筋肉つかない理由とは!筋トレの原理原則をプロのトレーナーが解説
バーンマシンで期待できる効果とは?
バーンマシンで期待できる効果として、大きく2つご紹介致します。
・ダイエット効果 ・筋力アップ
1つ1つ詳しく解説していきます。
ダイエット効果
バーンマシンは方法にもよりますが、高強度の筋トレ&有酸素運動になりますので、ダイエット効果に期待ができます。
高速回転させるために筋力が必要になるだけでなく、高強度の有酸素運動でもあります。
また、筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がるため、さらにダイエット効果が期待できます。
筋力アップ
バーンマシンを使ったトレーニングでは瞬発的に筋出力を出すため、筋力アップに期待ができます。
筋力アップには、身体能力の向上などのメリットがありますので、アスリートなどの競技者にも向いています。
筋肉を鍛えることで、ダイエットだけでなく身体能力の向上、姿勢改善などのメリットがあります。
どの筋肉を鍛えることができるのか?
バーンマシンでどの筋肉を鍛えれるのか、大きく3つご紹介致します。
・腕(上腕二頭筋、上腕三頭筋)
・肩(三角筋)
・胸(大胸筋)
1つ1つ詳しく解説していきます。
腕(上腕二頭筋、上腕三頭筋)
バーンマシンは主に上半身の筋トレとして効果的であり、特に腕を鍛えることができます。
内巻きでトレーニングをすると上腕二頭筋に負荷がかかりやすいので、腕を太くしたい方にお勧めです。
◆「腕」を太くする筋トレメニュー【腕周り55㎝に到達するための秘訣】
肩(三角筋)
バーンマシンは回転のフォームを維持するために、肩も使用するので鍛えることが出来ます。
また、バーンマシンの動作する高さによって負荷を変えることができ、三角筋中部や後部と分けて鍛えることもできます。
例えば、バーンマシンを顔の前で回転させると、三角筋の前部中央に大きな負荷がかかり、バーンマシンを前かがみになった状態で回転させると、三角筋の後部を鍛えることが出来ます。
◆「肩」を鍛える筋トレメニューをプロトレーナーがご紹介!
胸(大胸筋)
バーンマシンは、大胸筋も鍛えることもできます。
バーンマシンをどれだけ全力で回転させ、トレーニングしたとしても大胸筋への刺激は少ないです。
なので、大胸筋をメインに鍛えるには、バーンマシンを回転させながら、できるだけ前後に動かすようにすると効率よく鍛えることができます。
◆「胸」を鍛える筋トレメニュー【24時間ジム店長が徹底解説】
バーンマシンの注意点
バーンマシンの注意点として、大きく2つご紹介致します。
・怪我のリスク
・負荷の調整が軽微
1つ1つ詳しく解説致します。
怪我のリスク
バーンマシンを使用する際は、怪我のリスクがあることを理解しましょう。
バーンマシンでは高速回転させる際、肩関節や肘関節へ負荷がかかりますので、間違ったフォームで行い続けてしまうと関節が摩耗し、怪我に繋がります。
また、バーンマシン本体も金属ですので、誤って頭や腕にぶつけてしまうと外傷にもなります。
なので、トレーニング前にはストレッチを行い、正しいフォームで無理な負荷をかけないように注意しましょう。
◆筋トレでよくある怪我の予防と対策について【プロのトレーナー解説】
負荷の調整が軽微
バーンマシンでは負荷の調節が、通常のマシンなどと比べて軽微です。
一般的な可変式ダンベルでは1㎏~40㎏まで負荷を調整することができるものもありますが、バーンマシンでは2㎏~5㎏程までしか調整ができません。
トレーニングの効果が一定レベルまで向上すると、それ以上は効果が現れにくくなりますので、負荷も徐々に(漸進的に)あげていく必要があります。※漸進性の原則。
身体が徐々に負荷に耐えることができる様に成長していく為、負荷を強くしていかなければ効果が薄くなってしまうので、少しづつ負荷を高めていくことが筋肉の成長には不可欠なのです。
◆筋トレの原理とは!知らないと筋肉は発達しない?がプロのトレーナー解説!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、バーンマシンの効果や使い方とは!回して鍛える仕組みをプロトレーナーが解説しました。
バーンマシンとは輪が2つ繋がった形(8の字型)をしており、2kg~5kgの重さを利用して全身運動を行うことができるマシンです。
バーンマシンの使い方は非常に簡単です。「基本的に回すだけ」です。
・両手でバーンマシン握り、体の前まで持ち上げる ・全力でグルグルと回転させる ・「内巻き」「外巻き」で回転させて刺激を変える
EXILEなどのアーティストが使っていたことで有名になったほど、高強度の筋力トレーニング&有酸素運動です。
また、バーンマシンの注意点として、大きく2つご紹介致しました。
・怪我のリスク ・負荷の調整が軽微
どのトレーニングでも共通して言えますが、怪我のリスクは必ずと言っていいほど存在しますので、少しでもリスクを軽減するためにも、ストレッチやウォームアップは必ず行うようにしましょう。
▼お勧めのバーンマシンはこちら
是非当記事を参考にしていただき、バーンマシンを活用したトレーニングを行っていただければと思います。
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