筋トレでよくある怪我への予防と対策について、皆さんはご存知でしょうか?
肘や肩、膝や手首など、筋トレを行っていると関節が痛くなってきたり腰を痛めたりする方が非常に多いと思います。
実際、僕自身も身体を何か所も怪我してしまっていますし、僕が店長を務める店舗でも怪我をしているトレーニーがよく居ます。
筋トレにおいて怪我は付き物ですが、やはり予防と対策はしっかり行うべきであり、筋肉を付けるために努力し、限界を超え続けるトレーニーにとって怪我は天敵です。
なので今回は、筋トレでよくある怪我の予防と対策について解説致します。
◆筋トレで伸び悩んでいる方はこの記事を参考にしてください。
筋トレでよくある怪我の予防と対策について【プロのトレーナー解説】
筋トレでよくある怪我とは
筋トレで怪我をする部位や箇所はおおよそ決まっていますので、まとめてご紹介します。
・膝(ひざ) ・肩(かた) ・肘(ひじ) ・腰(こし) ・手首(てくび)
一つ一つ解説していきます。
膝(ひざ)
主に脚のトレーニングで怪我をします。
脚のトレーニングでは、膝関節を曲げて、伸ばす動作を何度も行います。
特にスクワットなどでは高重量の負荷が膝関節にかかりますので、怪我になります。
日常生活において最も使用される関節と言っても過言ではないので、注意が必要です。
◆店長おすすめの脚のトレーニングはこちらから
肩(かた)
主に肩や胸のトレーニングで怪我をします。
胸のトレーニングなどでは、大胸筋をストレッチさせるために可動域ギリギリまで腕を広げますが、可動域を超えると肩へ負荷が行ってしまい、怪我につながります。
また、肩関節は膝と同様に関節負荷が大きいトレーニングでは徐々に摩耗していき、痛みに変わってしうのです。
◆店長おすすめの肩のトレーニングはこちらから
肘(ひじ)
主に胸、肩のトレーニングで怪我をします。
基本的にプレス系(押す動作)の際に肘関節が曲がり、伸ばす動作を何度も行うので、関節へダメージが蓄積されます。
ベンチプレスやディップスなど高重量になればなるほど関節へのダメージも大きくなり、フォームが乱れた瞬間に怪我に繋がってしまうのです。
◆ 店長おすすめの胸のトレーニングはこちらから
腰(こし)
あらゆるトレーニングで怪我をします。
腰はトレーニングの性質上、あらゆる場面で使用されます。
特にデッドリフトなどの種目では腰から体幹部を支えるため、痛めやすいです。
デッドリフトにおいても高重量で行うことが多いため、怪我のリスクも上がります。
◆店長おすすめの背中のトレーニングはこちらから
手首(てくび)
主にプレス系(押す動作)のトレーニングで怪我をします。
押す動作の際、手首を返して押すため、手首への負担がかかります。
特にベンチプレスなどの胸の種目やショルダープレスなどの肩の種目では押す動作が非常に多いため、怪我をしやすいです。
◆前腕を鍛え手首を強くする方法はこちらから
怪我の予防と対策
大きく5つの怪我のしやすい箇所についてご紹介致しましたが、ここでは具体的な予防策と対策について解説致します。
予防
怪我を予防する最大の方法とは、筋トレ前のストレッチです。
筋トレ前にストレッチをすることで筋肉を伸ばし、温めます。
また、可動域を広げ怪我のリスクを下げることができます。
さらに、ストレッチには筋トレの効率を上げる効果もあるので、必ず行うべきです。
◆ストレッチしないと超危険?ストレッチの重要性についてはこの記事で解説しています。
対策
主に「アイテム」を使用した対策がメインです。
その代表的なものが「リストラップ」「ニースリーブ」「エルボースリーブ」です。
ニースリーブやエルボースリーブは文字通り、肘や膝を支えるサポーターであり、直接的に関節を保護してくれるので怪我のリスクを下げることができます。
リストラップは手首を補強するアイテムであり、手首にかかる負担を軽減してくれます。
◆筋トレの効率を上げる初心者が買うべきアイテムとは!
なので、サプリメント等で栄養面での対策もございますが、基本的には直接的に保護が可能なスリーブなどのアイテムの購入がお勧めです。
ニースリーブ
エルボースリーブ
リストラップ
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は筋トレでよくある怪我の予防と対策について解説致しました。
・膝(ひざ) ・肩(かた) ・肘(ひじ) ・腰(こし) ・手首(てくび)
筋トレで怪我をしやすい部位は上記の5つであり、事前の予防としてストレッチがお勧めです。
また、サポーターなどのアイテムを使用すると、より怪我のリスクを下げることができますので、是非購入してみてください。
この記事が参考になったと感じたら、是非コメントをお願い致します。
コメント