ノンアルコールビールを飲むと太るのか、皆さんはご存知でしょうか?
ノンアルコールビールは、名前の通りアルコールを全く含まないビールのことです。最近では健康意識が高まり、ノンアルコールビールを飲む方が増加するほど人気のお酒です。
そんなノンアルコールビールですが、はたして太るのでしょうか?
また、ノンアルコールビールにはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか?
なので今回は、ノンアルコールビールは太る?デメリットや栄養成分について、プロトレーナーが解説!
ノンアルコールビールは太る?デメリットや栄養成分について、プロトレーナーが解説!
ノンアルコールビールを飲むと太る?
結論から言います。ノンアルコールビールを飲むと太るのは間違いです。
アルコールが含まれていないことから、ノンアルコールビールはビールに比べて糖質やカロリーが少ないから太りにくいのです。
ただし、一部のノンアルコールビールには、糖質とカロリーが高いものもあるので注意が必要です。また、おつまみと一緒にノンアルコールビールを飲むと、摂取カロリーが高くなり太りやすくなるので気をつけましょう。
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ノンアルコールビールの栄養成分とは
ノンアルコールビールの栄養成分はこちらです。
ノンアルコールビール350ml缶(352g)あたりの栄養成分
エネルギー:18kcal
カロリーSlim
タンパク質:0.35g
炭水化物:4.22g
ナイアシン:0.35g
パントテン酸:0.07g
ビタミンC:28.16mg
ナトリウム:10.56mg
カリウム:31.68mg
カルシウム:7.04mg
マグネシウム:3.52mg
リン:28.16mg
ノンアルコールビールには、麦芽に含まれるGABA成分が含まれているため、リラックス効果があります。
ノンアルコールビールを飲むデメリット
ノンアルコールビールを飲むデメリットを3つご紹介致します。
・ほとんどの商品に人工添加物が含まれている ・糖質とカロリーが高い ・人工甘味料が入っている
1つ1つ詳しく解説していきます。
ほとんどの商品に人工添加物が含まれている
ノンアルコールビールのほとんどの商品に人工添加物が含まれているので、必要以上に摂取すると糖尿病や疾患など体に悪影響を及ぼします。
人工添加物の物質によっては、アレルギーの症状が発症するケースがあります。
人工添加物は摂取量が一定を超えると、肝臓や腎臓に大きな負担がかかります。
また、腸内環境にも悪影響をもたらします。
体にストレスを与えるとともに、ストレスに敏感になるリスクも上がりますので、ノンアルコールビールの飲み過ぎには注意しましょう。
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糖質とカロリーが高い
ノンアルコールビールには糖質ゼロやカロリーオフの商品も数多くありますが、糖質とカロリーが高い商品もあるので注意が必要です。
ビールに比べてノンアルコールビールはカロリーが少ないですが、成分表を確認して糖質とカロリーが高い商品を避けましょう。
また、ノンアルコールビールとおつまみでセットで飲食するときは、おつまみのカロリーを抑えることをオススメします。
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人工甘味料が入っている
ノンアルコールビールに含まれる人工甘味料には、アセスファムルKやスクラロースなどが含まれており、過剰摂取をすると肥満になるリスクが上がります。
人工甘味料はカロリーや糖質を抑えて、砂糖の甘さを代替するものとして使用されます。人工甘味料を摂取しすぎて慣れてしまうと、食欲が増したり、甘味が鈍くなったり、かえって食べ過ぎにつながります。
人工甘味料を多く摂取している方のほうが、摂取していない方よりも、がんの病気になるリスクが急激に上がります。ノンアルコールビールだからといって、過剰に飲まないように気をつけましょう。
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ノンアルコールビールを飲むメリット
ノンアルコールビールを飲むメリットを3つご紹介致します。
・代謝が良くなる ・酔わない ・肝臓に負担がかからない
1つ1つ詳しく解説していきます。
代謝が良くなる
ノンアルコールビールにはナイアシンを摂取できることから、代謝を良くする効果が期待できます。
ナイアシンは水溶性ビタミンB群の種類の1つで、たんぱく質や糖質をエネルギーに変換をサポートできる栄養素です。また、血行を良くしたり、皮膚を保全したりする効果もあります。
また、血行を良くしたり、皮膚を保全したりする効果もありますので、ビールよりもノンアルコールビールを飲むほうが健康的になりやすいといっても過言ではありません。
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酔わない
ノンアルコールビールは名前の通り、アルコールが含まれていない分、酔わずにお酒を楽しむことができます。
飲み会でお酒を頼まなければいけない場面でも、ノンアルコールビールならば、見た目と味が似ているので、アルコールを飲んでる感覚でビールを飲んで楽しめます。
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肝臓に負担がかからない
ノンアルコールビールはアルコールが全くないので、肝臓に負担をかけずにお酒を飲めます。
ノンアルコールビールにはパントテン酸が含まれているので、免疫力を上げたり、ストレスを軽減したりするなどの効果が期待できます。
肝臓は有害な物質の解毒作用に欠かせない役割を担います。肝臓に負担をかけずにお酒を楽しめるので、ノンアルコールビールは健康的なお酒ということが分かるかと思います。
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ノンアルコールビールを飲む時の注意点
ノンアルコールビールを飲む時に注意すべき点を3つご紹介致します。
・間違えてアルコールの入ったビールを飲む ・炭酸に気をつける
1つ1つ詳しく解説していきます。
間違えてアルコールの入ったビールを飲む
ノンアルコールビールとビールは見た目が似ていることから、誤飲してしまうリスクが上がるので、ビールと間違えないように気をつけましょう。
未成年が誤飲して、急性アルコール中毒になる事例もあります。ドライブのために、ノンアルコールビールと間違えてアルコールを摂取すると、飲酒運転で取り締まられますのでくれぐれも誤飲しないよう心がけましょう。
炭酸に気をつける
ノンアルコールビールに含まれる炭酸は、食欲を過剰に摂取することにつながりますので注意が必要です。
一度にたくさんの炭酸を取ると胃が荒れる恐れがあります。ノンアルコールビールだからといっても、飲み過ぎには気をつけましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ノンアルコールビールは太る?デメリットや栄養成分について解説しました。
改めて結論ですが、ノンアルコールビールはビールに比べて、糖質やカロリーが低いお酒です。アルコールが含まれていないため、太りにくく健康的なお酒ということが分かります。
ただし、ほとんどの商品に人工甘味料が含まれているため、アセスファムルKを過剰摂取してがんになるリスクにもつながりますので注意が必要です。
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ビールに比べて、ノンアルコールビールは酔わずに肝臓の負担をかけないことから、安心してお酒を楽しめるのがメリットです。お酒が飲めない方にとっても、飲み会の場でお酒を飲めるのでノンアルコールビールはオススメのお酒です。
適量を守ってノンアルコールビールを飲むように心がけていきましょう。
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