車の運転の運転の消費カロリーについて、皆さんはご存知でしょうか?
車の運転といえは、座ったままハンドル操作をしているイメージなので、消費カロリーが他の運動に比べて低いイメージを持たれているかと思います。
そんな車の運転ですが、消費カロリーは具体的にどの程度なのでしょうか?
また、実際に車の運転には、ダイエット効果があるのでしょうか?
なので今回は、車の運転の消費カロリーとは!計算方法やダイエット効果について、プロトレーナーが解説します
車の運転の消費カロリーとは!計算方法やダイエット効果について、プロトレーナーが解説します
車の運転の消費カロリーとは
車の運転の消費カロリーは、1時間で約120キロカロリーです。
【他の有酸素運動の消費カロリー(60分実施の場合)】
ランニング :567キロカロリー
サッカー :441キロカロリー
自転車 :428キロカロリー
ウォーキング:315キロカロリー
卓球 :252キロカロリー
車の運転の消費カロリーが意外と少なくて驚いている方も多いかと思います。
車の消費カロリーは、ハンドル操作とアクセルとブレーキのペダルを踏む動作の大きく2つです。2つの運動量で考えてみると、全体的に運動量がかなり少ないことがわかるでしょう。
また、車の運転は体全体を動かすわけではないので、車内で限られた運動をしなければ、ダイエットの効果が得られないでしょう。
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車の運転の消費カロリーの計算方法
車の消費カロリーを計算するときに、厚生労働省が定めた運動強度指数METs(メッツ)で表します。車の運転は2.0METs消費します。
運動で消費したカロリーは以下の計算方法で算出します。
消費カロリー = METs × 体重(kg)× 運動時間 × 1.05
例えば、体重60kgの方が車の運転を30分間、続けた時の消費カロリーは下記の通りです。
2.5METs × 60kg ×0.5時間 × 1.05 = 78.75kcal
【有酸素運動におけるメッツ表】
厚生労働省:生活活動のメッツ表
ランニング :9.0METs
サッカー :7.0METs
自転車 :5.8METs
ウォーキング:5.0METs
卓球 :4.0METs
車の運転は他の運動に比べて消費カロリーに大きな差があります。ダイエット効果を得られるのは極めて難しいでしょう。
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車の運転がダイエットに効果的なのか?
結論から言います。車の運転はダイエットに効果的ではありません。車の運転自体が体を動かす部分が限定的なため、消費カロリーが少ないからです。
ダイエットに必要なことは、基礎代謝を上げることや、睡眠やきちんとした食事をとることが重要です。車の運転は基礎代謝を上げることができませんので、ダイエットには不向きということがわかります。
ダイエットを失敗しないためには、摂取カロリーより消費カロリーが上回ることや、糖質や脂肪を抑える食事を取るなどの工夫が必要です。
車の運転よりも、有酸素運動や無酸素運動など消費カロリーが大きい運動の方が、効率的にダイエット効果が期待できます。
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ダイエットを成功するために必要なポイント
ダイエットを成功するために必要なポイントを3つご紹介致します。
・ダイエットの目的を明確にする ・有酸素運動と無酸素運動をどちらも心掛ける ・バランスの取れた食事をとる
1つ1つ詳しく解説していきます。
ダイエットの目的を明確にする
ダイエットにおいて大切なことは、ダイエットの目的を明確にすることです。人それぞれ理想的な体や現在の体重は異なります。
目的によってトレーニング方法や食事の工夫などが変わってきますので、ダイエットを始める前にダイエットの目的を明確化することをオススメします。
目的を立てて、実際にどれだけ痩せたかを数値化することも大切です。PDCAを回しながら、理想の体に近づけるようにダイエットを継続していきましょう。
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有酸素運動と無酸素運動をどちらも心掛ける
基礎代謝を向上させるには、有酸素運動と無酸素運動をどちらも心掛けて継続することが大切です。
有酸素運動といえばウォーキングやジョギング、無酸素運動といえば、筋トレが思い浮かぶかと思います。
無酸素運動を先に行った後に有酸素運動を行うと、成長ホルモンが活発的に働き、ダイエット効果を最大限発揮できます。
有酸素運動と無酸素運動を両方行うことで効率的にダイエット効果が期待できますので、どちらも心掛けることをオススメします。
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バランスの取れた食事をとる
ダイエットを効率よく行うためには運動だけでなく、バランスの取れた食事を取ることがポイントです。
摂取カロリーを減らすことも大切ですが、糖質や脂質を抑えたり、食物繊維やタンパク質をたくさん摂取したりすることが効果的に痩せやすい体に近づきます。
また、食事の量以外にも、21時以降に食事を取るのは控えるよう注意しましょう。
22時から深夜2時まで、タンパク質のBMAL1(ビーマルワン)が活発的に働き、脂肪を溜め込みやすくなります。
21時以降に食事を取らなければならない場合は、脂ものは控えて食物繊維を取るように気をつけましょう。
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ダイエットにおいて体重の増減で注意すべきこと
ダイエットにおいて体重の増減で注意すべきことを2つご紹介致します。
・寝不足に気をつける ・筋トレのオーバーワークを避ける
1つ1つ詳しく解説していきます。
寝不足に気をつける
寝不足はかえって食欲が抑えられなくなり、体重増加につながりますので睡眠はしっかり取ることに注意しましょう。
レプチンは食事の満腹感が得られれば食欲を抑える働きのホルモンですが、寝不足が続くとレプチンが減少してしまう傾向があります。
また、寝不足が続くと体がだるくなったり、集中力できなくなったりする原因にもなりますので、睡眠時間を確保して翌日の朝に備えましょう。
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筋トレのオーバーワークを避ける
過度な筋肉に負担をかけることは、ダイエットに悪影響を及ぼすので、筋トレのオーバーワークをできる限り避けるように気をつけましょう。
筋トレを行うことで筋繊維が壊れて回復した後に、筋繊維がさらに太くなります。筋繊維が回復しないまま、筋肉に負担をかけると、筋トレだけでなく私生活でも疲れやすくストレスが溜まります。
筋トレのオーバーワークが続くと、オーバートレーニング症候群の原因ともなります。
オーバートレーニング症候群が発症すると、疲労回復が難しい体になってしまうので、体を定期的に休めるように心掛けてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、車の運転の消費カロリーとは!計算方法やダイエット効果について解説しました。
改めて結論ですが、車の運転は他の運動に比べて消費カロリーが少なく、ダイエット効果が得られるのが難しいということがわかったかと思います。
ダイエットで結果を出すためには、目的を明確化したうえで、有酸素運動運動と無酸素運動、バランスを取った食事などを改善する必要があります。
また、運動や食事だけでなく、睡眠不足だと筋トレや日常生活にも支障をきたすので、しっかり睡眠時間を確保しましょう。
筋トレを過度に行うと、筋繊維が回復せずに疲れた体になりやすくなるので、部位ごとに筋トレする日にちを決めるなど、計画的にトレーニングを実施することをオススメします。
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車の運転でダイエットするのではなく、消費カロリーの高い運動やバランスの取れた食事を意識して理想の体を手に入れるよう、計画的にダイエットを始めていきましょう。
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