筋トレしているのに体重が増えない原因について、皆さんはご存知でしょうか?
筋トレをして体重を増やしたいと考えている方も多いと思います。
筋トレをすれば、筋肉がついてかっこよく体重を増やせたら嬉しいですよね!
しかし、中には長い期間筋トレをしているが、体重が増えないと悩んでいる方もいると思います。
僕自身も元は身体が弱く、身体を筋肉でゴツくしたいとずっと思っていました。
なので今回は、筋トレしてるのに体重が増えない原因はこれ!体重100㎏超トレーナーが真実を言います!
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筋トレしてるのに体重が増えない原因はこれ!体重100㎏超トレーナーが真実を言います
筋トレしているのに体重が増えない原因
筋トレをしているのに体重が増えない原因として考えられるのは、下記の3つです。
・摂取カロリーの不足
・トレーニング量
・栄養バランスの偏り
一つ一つ説明していきます。
摂取カロリーの不足
筋トレで体重を増やすためには、トレーニングが重要だと考える人も多いですが、摂取カロリーを増やすことも大切です。
筋肉をつけるためには「オーバーカロリー(摂取カロリー>消費カロリー)」の状態を作る必要が絶対条件です。
仮に1日に2500kcal消費する生活なのであれば、2600kcal〜3000kcalと摂取することが必要です。
なので、体重が増えない方は、このアンダーカロリーの状態である可能性が考えられます。
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トレーニング量
筋肉が付かない原因として、そもそものトレーニング量が足りていない可能性があります。
筋トレは、有名YouTuberやボディビルダーなどが語っていたりと、様々な理論や思いがあります。
ですが、僕は長年トレーニングを行ってきたからこそ。
散々遠回りをしたからこそ、トレーニングに対して、僕自身の長年の経験から導き出した結論があります。
「筋トレは時間が大切」
トレーニングは「質」だという方もいますが、僕は両方大切だと思っています。
そんな当たり前の話を聞きたいのではないということは僕もわかっていますが、本当に両方大切だと思っています。
全ての物事において、「質」を習得することは「時間」を要します。トレーニングも例外ではありません。
正しい筋骨格の知識を持っていても、運動能力が追いついていない場合、少しの動作のズレで関節が摩耗し、怪我にも繋がり、効率的なトレーニングにもなりません。
もちろん、「質」を極めると短時間で効果的にトレーニングができるので、最終的にはたどり着くべき所です。
まず「量」に拘り「量質転化」(量をこなすことで質を習得する)を目指すべきだと考えるのです。
質を極め続けることは難しいですが、量であれば簡単に増やすことができますので、時間の許す限りトレーニングを行いましょう。
栄養バランスの偏り
体重を増加させるためには、過不足なく栄養素を摂ることが重要です。
そのためには、食卓を次の5つに分類して、まんべんなく摂ることが大切です。
・主食(からだを動かすエネルギー源:ご飯、パン、麺類) ・主菜(筋肉や骨、血液の材料となる:肉類、魚介類、卵、大豆・大豆製品) ・副菜(体調を整えたり、骨や血液の材料となる:野菜、いも、きのこ、海藻) ・牛乳・乳製品(骨や歯を形成する) ・果物(エネルギー源となる、疲労回復に役立つ)
これら5つがそろった「基本的な食事の形」になるように注意し、特に以下の栄養素を意識的に摂るようにしましょう。
炭水化物
主な特徴として、さまざま(瞬発的・持久的)なスポーツにおいてエネルギー源として大切な栄養素であり、消化吸収される「糖質」とされない「食物繊維」に分けられます。
不足すると、体内のタンパク質や脂肪を分解してエネルギーとして使われます。摂りすぎると、体脂肪として蓄積される可能性があります。
含まれる主な食品は、穀類では、ごはん・パン・麺類・もちなど、野菜類では、かぼちゃ・れんこん・とうもろこしなど、イモ類、果物などが挙げられます。
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タンパク質
主な特徴として、筋肉・骨・血液など体を構成する主成分となる、酵素やホルモンなど体の機能を調整する成分になる、エネルギー源になるなどがあり、たくさんのアミノ酸で構成されています。
不足すると、筋肉がつきにくい、体力や免疫力の低下、貧血、成長障害(成長期の子どもの場合)などになる可能性があります。摂りすぎると体脂肪として蓄積される可能性があり、カルシウムの尿中排泄量が増加してカルシウムが不足しやすくなります。
また、筋肉づくりに有効に活用されるタンパク質は体重×1.2~1.8g程度(体重70kgの人は84g~126g)といわれており、過剰分はエネルギーとして使われたり脂肪として体内に蓄積されたりします。
出典:公益社団法人 日本体育協会、アスリートの食事・栄養
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脂質
主な特徴は、細胞膜やホルモンの構成成分である、長時間の運動で効率のよいエネルギー源になる、脂溶性ビタミンの吸収を助けることが挙げられます。
不足すると、肌が乾燥しやすくなる、便が固くなり排泄しにくくなる、コレステロールの不足によりホルモンの低下につながり、摂りすぎると体脂肪として蓄積される可能性があります。
含まれる食品は様々ありますが、油脂類、肉・魚類、ナッツやごまなどの種実類に多く含まれます。
◆【脂質の働き】意外と知らない脂質について徹底解説
ビタミン
ビタミンは、体の調子を整えるのに欠かすことのできない栄養素です。
ビタミンは13種類あり、体の中での働きは種類によって異なります。
必要な量は少ないのですが、人の体の中で作ることができなかったり、作られても量が十分ではなかったりするので、食べ物から摂る必要があります。
ミネラル
多量ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン)、微量ミネラル(鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン)があります。
カルシウム、鉄、マグネシウムは不足しやすいので注意が必要です。
ミネラルは、体の中では合成されないので、毎日の食事から摂らなければなりません。
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おすすめのトレーニング時間
前述しておりますが、重要なのは「どれだけ自分を追い込めるか」です。
みなさんは筋トレなど、トレーニングをどれぐらいやっていますか?
1日数分という方も入れば、毎日何時間もやっている方もいると思います。
私はトレーニングに費やせる時間はほとんど費やしていました。
1日4時間~8時間、週7回~14回と、一日2回ジムに行ってトレーニングするなど、限界までトレーニングを続けていました。
正直、「効かせるトレーニング」と称して、甘えていた自分がいました。
その結果、大きな遠回りとなってしまいました。
皆さんにはそうなって頂きたくないからこそ、今のうちに、この記事を見た時点で、追い込み続けてほしいと思います。
おすすめの食事メニュー
筋肉を付けたい方へ、おすすめの食事を具体的にお伝えします。
もちろん「これだけ食べていればデカくなれる」そんな食事はありません。
ですが、効率よく筋肉をつけやすい食事はありますので、今回は私自身何を食べていたのかなどの具体例を出しながらお伝え致します。
バルクアップの食事のオススメとして、三大栄養素である「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」を別々にご紹介致します。
バルクアップにおいて三大栄養素のバランスは非常に重要であり、栄養バランスが悪いと肝心の筋肉が付かず、脂肪ばかり付いてしまいますので注意が必要です。
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タンパク質
私自身がバルクアップ時に実際に食べていたおすすめとして、卵焼き、目玉焼き、スクランブルエッグ、サラダチキン(鶏むね肉)、ステーキ、焼肉などがおすすめです。
特に、卵は安く購入できるので愛用しておりました。
脂質
脂質を多く含む食事として、油脂類・肉の脂身・チーズ・ナッツ・スナック菓子などがあります。
私自身はオリーブオイル、MCTオイル、ごま油などを摂取しておりましたのでおすすめです。
その他は他の食材に含まれる内容程度で調整していました。
炭水化物
炭水化物を多く含む食事として、米類・パン類・麺類・果実類などがあります。
代表的な食事として、白米、親子丼、かつ丼、鶏肉パスタ(鶏肉追加)などがおすすめです。他にも、鶏肉や卵は、追加できそうなものには追加してまとめて食べていました。
白米は最も多く食べています。これが欠かせません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、筋トレしてるのに体重が増えない原因はこれ!体重100㎏超トレーナーが真実を言いました。
まとめると、筋トレで体重を増やすために最も大切なことは「トレーニング」「食事」の2つです。
筋肉をつけて体重を増やすには少なからず体脂肪の蓄積は避けて通れません。
逆に言えばずっとダイエットのような食事をしていては、なかなか体を大きくすることは難しいでしょう。
体脂肪が増えればダイエットで落とすことはできても、ダイエット中に筋肉をつけることは基本的には困難ということは覚えておいてください。
筋トレだけ食事だけでは自分の理想の体を作るのは困難になってしまいます。
「食事」と「トレーニング」、お互いバランスよく行うことこそが自分の理想の体を手に入れる第一歩です!
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