ダーツの消費カロリーや、ダイエットとして効果的なのか、皆さんはご存知でしょうか?
ダーツと言えば、BARなどにも設置されていたり、日常的に身近に行うことができるスポーツとして有名です。
ダーツがお好きな方は、何時間でもダーツに集中して取り組まれていると思いますし、BARなどでも1ラウンド行うと1時間などあっという間に時間が経過していると思います。
そんなダーツですが、消費カロリーはどの程度あるのでしょうか?
また、ダイエットや減量に効果的なのでしょうか?
なので今回は、ダーツの消費カロリーとは!ダイエットや減量に効果的なのか?徹底解説します!
ダーツの消費カロリーとは!ダイエットや減量に効果的なのか?徹底解説!
ダーツの消費カロリー
ダーツの消費カロリーは、「1時間で約30kcal」となっています。
ダーツの消費カロリーの少なさに驚く人も多いと思います。
ダーツの消費カロリーの要因は、「腕を振る動作」と「ダーツを取りに行く動作」の2つであり、全体の運動量をみると、その2つの時しか体を動かすことがなく、運動量自体は非常に少ないです。
次に、ダーツの消費カロリーの算出方法についてご紹介致します。
投げる位置からダーツボードまでの距離はおおよそ244cmですので、1往復で「244cm×2=4.88cm」です。
ダーツは平均8ラウンド行いますので、距離は「4.88cm×8=39.04m」です。
この距離を1時間あたりの歩数にすると、約620歩となり、620歩を消費カロリーに換算すると「約25kcal」です。
前提として、体格や性別などにより多少の誤差が生じますが、それでも30kcalとなり、ここからダーツを投げる動作分の消費カロリーを追加しても約50kcal以下となります。
ダーツはスポーツの一種とされていますが、他のスポーツと比べて非常に消費カロリーが少ないスポーツになります。
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ダーツはダイエットや減量に効果的?
結論から言います。ダーツはダイエットや減量には効果的とは言えません。
前述致しましたが、主な理由として「時間あたりに対する消費カロリーの少なさ」にあります。
ダーツ1時間あたり消費カロリーは約30kcalですが、代表的なダイエットのための運動である「ヨガ」は、1時間当たり約150kcalです。※他の運動との比較は、後述しております。
つまり、ダーツはヨガの5倍も効率が悪いと言えますので、ダイエットや減量には効果的と言えません。
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ダーツの豆知識
ダーツの起源は、15世紀ごろイギリスで酒場に集まった兵士たちが、ワイン樽の底に矢を素手で投げ入れるゲームからきています。
当時のはワインは貴重なものであり、なかなか手に入るものではなく、代わりに木の幹を輪切りにしたものを地面に置いて投げるという方法が主流となっていたそうです。
そして、木の年輪や使い込むうちに乾燥してできる放射線状の亀裂から得点方式が生まれ、今のダーツのように壁に的をかけて狙うというスタイルに変わりました。
イギリス発祥のスポーツであることから、ダーツはテニスやラグビーなどと同じ紳士のスポーツとしての分類に分けられています。
参考文献: ダーツ – スポーツ辞典 – 笹川スポーツ財団
ダーツと他の運動との消費カロリーの比較
ダーツの消費カロリーは、「1時間で約30kcal」ですが、他のスポーツを1時間行なった時の消費カロリーはどの程度なのか、消費カロリーを見比べてみましょう。
- ジョギング 約200㎉
- サイクリング 約428㎉
- サッカー 約420㎉
- キックボクシング 約500㎉
- ダーツ 約30㎉
他のスポーツと比べると、ダーツがいかにダイエットや減量において、効率の悪いスポーツであるかが明確にわかると思います。
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ダーツを行うことによるメリット
ダーツをダイエットや減量目的以外として行う場合のメリットについて、大きく3つ解説致します。
・集中力アップ
・認知症予防
・ストレス緩和
1つ1つ詳しく解説致します。
集中力アップ
ダーツを行うことによって、「集中力アップ」の効果に期待ができます。
ダーツはメンタルスポーツとも呼ばれるほど、メンタルが結果に影響するスポーツであり、ダーツを投げる瞬間はもちろん、ゲームが終わるまで気を抜くことができません。
つまり、高い集中力を保ち、自分が狙っている的にダーツを投げるためにはかなりの集中力が必要になります。
現代においてスマホやパソコン、娯楽などの発展が著しく起こっており、集中力が散漫しやすい環境にあることから集中力が低下しているとも言われています。
参考文献: 「集中できない」現代病を逆手に、スマホ時代の新しい“読む力” | 要約の達人 from flier | ダイヤモンド・オンライン
スポーツの特性を生かして集中力を鍛えることができるため、ダーツのメリットと言えます。
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認知症予防
ダーツを行うことで、「認知症の予防」に繋がることが期待されています。
例えば、ダーツのゼロワン(301、501、701など決められた持ち点を0に近づけるゲーム)の場合、どこを狙えばより得点が稼げるのか、相手との点差をみてどのように点数を稼ぐのかなど、頭で作戦を立てながら行うのが特徴です。
このように常に頭を使ってゲームを行うことで、認知症予防に期待されています。
そのため、日本には”特定非営利活動法人日本ウエルネスダーツ協会”という60歳以上から取り組めるスポーツとしてダーツを推奨している協会も存在しています。 参照:ダーツは虚弱や認知症の予防に効果的!【特定非営利活動法人日本ウエルネスダーツ協会】
また、ダーツを投げるには、微妙な指先の力加減やコントロールが必須であり、体の末端に位置する指先は脳の多くの部分を使ってコントロールされています。
そのため、指先を使うことで脳を活性化することにも繋がり、総合してダーツは認知症予防に効果的と言われています。
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ストレス緩和
ダーツを行うことで、「ストレスの緩和」にも繋がります。
ストレスはダイエットや減量にとって、なるべく除去したい要因の一つです。
運動や食事のコントロールをしっかりと行なっていても、過剰にストレスがかかってしまう状況下にあると、人の体は防衛本能から体脂肪を燃焼させないように作用します。
参考文献: ストレスは太る原因になる?ストレスで太る人の特徴を徹底解説!│健達ねっと
なので、適度にストレスを緩和させる方法を見つけることが大切であり、方法の1つとしてダーツは最適と言えるでしょう。
ダーツ行うことによるデメリット
ダーツ行うことによるデメリットについて、大きく2つ解説致します。
・ダイエットには向いない
・手軽にはできない
こちらも1つ1つ詳しく解説致します。
ダイエットには向いない
ダーツは、記事冒頭でも解説致しましたが、「ダイエットには向かない」という点がデメリットと言えます。
時間に対する消費カロリーの少なさからわかるようにダーツはダイエットには向きません。
ダイエット・減量をしたい方は、間違いなくダーツより別の運動やスポーツを選択する方が良いため、ダーツはあくまでも娯楽として楽しむようにしましょう。
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手軽にはできない
ダーツはダーツ台などがなければ行うことができず、手軽にはできないというデメリットがあります。
簡易的であれば、自宅などでもダーツセットで遊ぶことができますが、一般的なダーツを楽しみたい方は、ダーツ台のある場所に出向いて、お金を払って行わなければならず、有酸素運動などと比べると手間がかかってしまいます。
なので、ダーツは他のランニングやウォーキングなどのスポーツに比べて、手軽には出来ないという点においてもデメリットと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ダーツの消費カロリーとは!ダイエットや減量に効果的なのか?徹底解説しました。
改めて結論ですが、ダーツの消費カロリーは、「1時間で約30kcal」ですので、ダイエットや減量には向かないスポーツです。
ダイエットや減量をしたいのであれば、ダーツよりもサッカーやバスケ、水泳、有酸素運動などを選んだ方がより効果的に体重や体脂肪を落とすことができるでしょう。
ですが、ダーツを行うことで、認知症予防や集中力アップなどのメリットにも期待ができますので、ストレス緩和や息抜きなどの娯楽として楽しむことを目的として活用することをお勧めいたします。
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