カラオケの消費カロリーやダイエット効果について、皆さんはご存知でしょうか?
よくカラオケに行くと、歌い終わった後に消費カロリーが表示されていると思いますが、「これで痩せるの?」と思ったことがあると思います。
そんなカラオケですが、本当にダイエット効果はあるのでしょうか?
また、具体的な消費カロリーはどの程度なのでしょうか?
なので今回は、カラオケの消費カロリーとは!ダイエット効果はあるのかプロトレーナーが解説します!
カラオケの消費カロリーとは!ダイエット効果はあるのかプロトレーナーが解説!
カラオケの消費カロリーとは
カラオケの消費カロリーは、軽い歌唱や動作で「約1時間あたり100〜200カロリー程度」の消費が見込まれます。
これは一般的な目安であり、歌唱や動作の強度、曲のテンポ、個人の体重や代謝率などによって異なります。
カラオケ1曲の平均消費カロリーは「約15kcal」。 1時間歌い続けた場合(5分を12曲の場合)は15kcal×12曲で合計「約180kcal」という計算になります。
改めて、カラオケは曲の長さや声の大きさ、動作やテンポなどでも変化します。
“ 消費カロリーは『曲の長さ』と『声の大きさ』が大きく関係しています。演奏時間の長い曲を選び、歌声を大きくすると消費カロリーを高くできると思います”
引用:カラオケの消費カロリーはどう計算してる?DAMカラオケでおなじみの第一興商の開発者さんに聞いてみた |
※DAMで2022年に歌われた楽曲ベスト100位の中から、標準カロリー値の高い10曲を算出。
カラオケにダイエット効果はあるのか?
結論から言います。カラオケにダイエット効果はありますが、効率はよくありません。
理由は前述致しましたが、カラオケは1時間で約180㎉近くの消費カロリーとなるからです。
ですが、カラオケの消費カロリーは他の運動に比べて筋肉の発達が少なく、効率も良くありません。
カラオケと一般的なサイクリングやジョギング、ヨガや階段の昇り降りと比べてみました。
1時間当たりの平均 | ジョギング | サイクリング | カラオケ | ヨガ | 階段昇降 |
消費カロリー(㎉) | 約441㎉ | 約430㎉ | 約180㎉ | 約200㎉ | 約250㎉ |
同じ1時間の消費であっても、サイクリングやジョギングではカラオケの2倍消費していることが分かります。
また、サイクリングやジョギング、階段の昇り降りなどの他の運動では、脚力の向上や基礎代謝の向上などの他のメリットも多くありますので、カラオケはダイエット効果はあるが、効率的ではないということになります。
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カラオケで痩せるメリット
他の運動ではなく、カラオケで痩せることを目指した場合のメリットについて、大きく3つご紹介致します。
・エネルギーの消費
・ストレス発散
・カラオケ店に通いやすい
1つ1つ詳しく解説していきます。
エネルギーの消費
前述致しましたが、カラオケはエネルギーを消費する行動です。
カラオケは歌唱や動作の強度によって消費カロリーは変動しますが、軽い歌唱やゆったりとした動作の場合でも、一定のエネルギーが消費されます。
そのため、体重増減の大原則である「摂取カロリー<消費カロリー」の消費を高めることができます。
ダイエットや減量において、消費カロリーを増やす行動は非常に重要となりますので、エネルギーを消費するカラオケは効果的と言えます。
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ストレス発散
カラオケは楽しみながら行うことができますので、ストレス軽減や気分の向上につながり、健康的に痩せることができます。
個人差はありますが、「ジョギングやサイクリングは楽しくなくてストレス」という方でも、「カラオケならストレス少なく続けることができる」という方が多いと思います。
ダイエットを行う上で重要なポイントとして、「続けること」があります。
当然ですが1週間で劇的に痩せることはありえませんので、毎日地道な努力が必要となります。
なので、嫌で仕方がないことは必ず長続きしませんので、楽しく続けることが大切です。
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カラオケ店に通いやすい
カラオケ店は全国的に展開されているため、非常に通いやすいです。
全国のフィットネス施設経営企業および施設を対象として調査したところ、2020年10月時点での全国フィットネス施設数は7,893施設であった。
引用:フィットネス施設に関する調査を実施(2020年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
カラオケボックス施設数は全国で9,344店、ルーム数では約129,200ルーム。 その他の業務用カラオケの市場としては、「旅館・ホテル」「食堂・喫茶店」「結婚式場」「福祉施設」「観光バス・船舶」等が考えられる。
引用:カラオケ白書
また、カラオケ店は月会費制ではないため、余分な費用も発生せず必要な分だけ料金が発生するので経済的です。
フィットネスジムだと基本的に入会をして月会費を支払う必要がありますが、カラオケでは気楽に行きたい時だけ行くことができます。
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カラオケで痩せたい方の注意点
カラオケで痩せたい方の注意点として、カラオケでのダイエットは効率が悪く、筋肉の発達や維持が難しいということを理解しておきましょう。
前述致しましたが、カラオケは他の運動に比べて消費カロリーが低く、ランニング等の運動が効率が良いです。さらに、声帯や歌唱力は発達するかもしれませんが、全身の筋肉の発達や維持などは難しいです。
そのため、できる限り「他の運動と組み合わせる」ことを意識しましょう。
なので、カラオケは楽しくエネルギー消費を行う方法の一つとして考え、ダイエット効果を最大化するためには適切な食事と他の運動との組み合わせが重要となります。
◆【ダイエット法一覧】厳選15選をご紹介!やり方や効果についてプロトレーナーが解説!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、カラオケの消費カロリーとは!ダイエット効果はあるのかプロトレーナーが解説しました。
カラオケ1曲の平均消費カロリーは「約15kcal」。 1時間歌い続けた場合(5分を12曲の場合)は15kcal×12曲で合計「約180kcal」という計算になります。
つまり、カラオケの消費カロリーは、軽い歌唱や動作で「約1時間あたり100〜200カロリー程度」の消費が見込まれます。
なので、結論としては「カラオケにダイエット効果はありますが、効率はよくありません」。
あえて他の運動ではなく、カラオケで痩せることを目指した場合のメリットについて、大きく3つご紹介致しました。
・エネルギーの消費 ・ストレス発散 ・カラオケ店に通いやすい
ですが、カラオケで痩せたい方の注意点として、カラオケでのダイエットは効率が悪く、筋肉の発達や維持が難しいということを理解しておきましょう。
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