アーモンドが何故筋トレに良いのか、具体的な効果や栄養成分、摂取量について皆さんはご存知でしょうか?
低カロリーダイエットと並び、有名な「ケトジェニックダイエット」では糖質制限の代わりに良質な脂質を摂取します。
その際に有名なものが「アーモンド」であり、よくアーモンドミルクなどとして筋トレ民に愛されております。
しかし、そもそも「アーモンドは、何故筋トレに良いのでしょうか?
具体的な効果や栄養成分はどのようなものなのでしょうか?
なので今回は、アーモンドは何故筋トレに良いの?具体的な効果や栄養成分、摂取量について徹底解説します!
アーモンドは何故筋トレに良いの?具体的な効果や栄養成分、摂取量について徹底解説!
アーモンドが筋トレに良い理由
アーモンドが筋トレに良い理由として、大きく3つあります。
・良質な脂質
・ビタミンやミネラルなどの豊富な栄養成分
・持ち運びやすい
1つ1つ詳しく解説していきます。
良質な脂質
アーモンドからは、良質な脂質を摂取することができます。
良質な脂質とは、「オメガ3系脂肪酸」や、「中鎖脂肪酸」などのことであり、「サバ」「イワシ」などの魚類や、アマニ油、えごま油などに多く含まれています。
オメガ3系脂肪酸は体内で作ることができないため、食事などで摂る必要がある脂質です。
良質な脂質は、脂肪の燃焼をサポートしたり、体を動かすエネルギーになったり、血液をサラサラにしてくれたりと、体に嬉しい働きがたくさんあります。
脂肪として蓄積されにくく太りにくいため、ダイエットや筋トレの効率アップにもつながります。
◆【脂質の働き】意外と知らない脂質について徹底解説
ビタミンやミネラルなどの豊富な栄養成分
アーモンドには、ビタミンやミネラルも多く含まれています。
具体的には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、カリウムなどが含まれています。
中でも、疲労や筋肉痛、筋力の回復を早めてくれる働きがあるビタミンEの含有量は食品トップクラスです。
また、ビタミンB2には脂肪をエネルギーに変える効果があるので、減量中の人にもおすすめです。
◆筋トレにマルチビタミンは不要?歴10年以上トレーナーが教えます!
持ち運びやすい
アーモンドは持ち運びしやすいため、いつでも食べることができます。
こまめな栄養補給は、筋肉の分解を防ぐ効果があります。
そのため、アーモンドは手でつまんでも汚れにくく、外出先でも気軽に食べられる点も嬉しいです。
また、 アーモンドは日持ちするため保管もしやすいので、未開封であれば冷暗所で真空パックなど詰めて保管しましょう。
アーモンドの栄養成分
アーモンドには、たんぱく質以外の栄養素が非常に豊富であり、筋トレやダイエット中に不足しがちな栄養素を摂取することができます。
アーモンド | |
エネルギー(kcal) | 141 |
たんぱく質(g) | 4.7 |
脂質(g) | 12.4 |
ビタミンE(mg) | 7.2 |
ビタミンB2(mg) | 0.25 |
食物繊維(g) | 2.4 |
たんぱく質だけで筋肉が作られるわけではないので、筋肉を作るためのビタミンB群やミネラルが必要です。
◆【筋トレに疲れたら】アーモンドミルクでビタミンEを!効果について解説
おすすめの摂取量
一日あたり「20〜23粒」が適量です。
※ビタミンEを基準にして考えて算出しております(過剰摂取することで、健康に悪影響のある可能性が指摘されているため)。
1日あたりのビタミンEの摂取量の目安は、18歳以上の男性が6.5mg、女性が6.0mgです。
なので、アーモンドのビタミンE含有量が1gあたり約0.29mgであることから計算すると、一日あたり20〜23粒が適量です。
◆筋トレでよくある悩みとは!24時間ジム店長がよくある疑問10選に対して答えます。
摂取時の注意点
アーモンドを摂取する上で、注意点が大きく3つあります。
・食べ過ぎ
・味付きアーモンドは控える
・皮も一緒に食べる
1つ1つ解説していきます。
食べ過ぎ
アーモンドは高カロリーな食べ物です。
白米100gあたりのカロリーは350kcalなので、白米と比べるとアーモンドは2倍ほどの608kcalがあります。
しかし。カロリーは高いものの、一日の摂取量を守っていればアーモンドが肥満のリスクになる恐れはほとんどありません。
砂糖や脂質の多いお菓子の代わりに、おやつとしてアーモンドを食べるだけでも、かなりのカロリーと糖質カットが期待できます。
また、食べ過ぎは肝機能障害のリスクを高めてしまうため、注意しましょう。
アーモンドに含まれるオレイン酸などの不飽和脂肪酸も消化吸収まで時間がかかる栄養素です。
体質によっては摂りすぎると体の負担になるため適量を守って食べましょう。
◆筋トレで痩せる仕組みとは!【プロのトレーナー解説】
味付きアーモンドは控える
アーモンドには、乾燥した生アーモンド、フライされた味付きのもの、ローストした無塩のものなどがあります。
どれもカロリーに大差はありませんが、味の付いていない素焼きアーモンドや無塩アーモンド、もしくはローストアーモンドをおすすめします。
塩や砂糖、シナモンなどの味が付いたアーモンドはついつい食べすぎてしまい、塩分や糖分の過剰摂取によって体調不良を起こしてしまうかもしれませんので、注意が必要です。
▼店長オススメのアーモンドはこちら
皮も一緒に食べる
アーモンドの皮には、ポリフェノールの一種である「フラボノイド」が多く含まれています。
フラボノイドには抗酸化作用があり、老化対策に役立ちます。
皮に含まれる栄養素を無駄にしないためにも、アーモンドの皮を残さず食べるのがおすすめです。
◆七大栄養素について!令和の栄養学【ファイトケミカルの働き】
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、アーモンドは何故筋トレに良いの?具体的な効果や栄養成分、摂取量について徹底解説しました。
アーモンドが筋トレに良い理由についてまとめると、下記の通りです。
・良質な脂質を摂取できる
・ビタミンやミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれている
・持ち運びやすい
アーモンドは脂質が5割以上を占め、マグネシウムや鉄、亜鉛、カリウムなどのミネラルやビタミンE、ビタミンB群が豊富で、食物繊維も多く含まれています。
アーモンドの一日の適量は20〜23粒です。
良質な脂を豊富に含んでいるものの、白米よりもカロリーが高いため食べすぎには注意です。
しかし、アーモンドには多くの筋トレに良い効果が期待できますので、是非皆さんもアーモンドを食事に加え、より効果的なトレーニングLIFEが送れることを願っております!
▼店長オススメのアーモンドはこちら
コメント