筋トレをする人はなぜブロッコリーを食べるのか、皆さんはご存知でしょうか?
筋トレに最適な食事の代表例とも言える「鶏むね肉」「ブロッコリー」ですが、なぜ好んで食べられているのでしょうか?
鶏肉だと、たんぱく質が豊富だとか、低カロリーだとか、おおよその理由はわかると思いますが、ブロッコリーは何故好まれているのでしょう。
有名な、中山きんにくんさんも、基本的な食事にはブロッコリーが含まれているほどであり、ブロッコリーはトレーニングをしている人にとっては欠かせない食材です。
なので、今回は筋トレをする人はなぜブロッコリーを食べるのか!プロのトレーナーが解説します!
筋トレをする人はなぜブロッコリーを食べるのか!プロのトレーナーが解説します!
なぜブロッコリーなのか
筋トレを頑張っている人がブロッコリーを食べるイメージはないでしょうか。
もしくは、「卵やささみならよく聞くけど、ブロッコリー?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
なぜブロッコリーなのでしょうか。
結論は、ブロッコリーに含まれる栄養と筋トレの相性が抜群だからです。
筋トレとブロッコリーのイメージが結びついていない方は是非ご覧ください!
◆ほかにも鮭も筋トレに最適と言われておりますので、是非合わせてご覧ください。
ブロッコリーに含まれる栄養
ブロッコリーには大きく5つの特徴があります。
Ⅰタンパク質が多い ⅡビタミンB群が多い ⅢビタミンCが多い Ⅳ糖質が少ない Ⅴその他の栄養素も豊富
一つ一つ詳しく解説していきます。
Ⅰタンパク質が多い
タンパク質は筋肉を作る主成分ですので、これがなくては筋トレの効果はでないと思ってください。
ブロッコリーは他の野菜に比べてタンパク質がかなり多いです。
例えば、一般的な野菜である玉ねぎやキャベツと比べてみると、そのタンパク質量は玉ねぎの約5.5倍、キャベツの約4倍程です。
しかし、皆さんタンパク質は卵やささみから摂ればよいと思っていませんか?
次の項目をご覧ください。
◆筋トレにたんぱく質は「不要」?良い影響や悪影響、効果についてご紹介しております。
ⅡビタミンB群が多い
ビタミンは代謝に関係する栄養素です。
代謝が上がればエネルギーの消費量が増えるので、たくさん運動ができるようになります。
これは筋トレを効率化させることにつながります。
ブロッコリーにはビタミンB群(B1、B2、B6)が、卵やささみに比べてたくさん含まれています。
卵やささみに含まれていないわけではないですが、ブロッコリーを摂取した方が効率よく栄養を摂ることができます。
◆筋トレにマルチビタミンは不要?歴10年以上トレーナーが教えます!
ⅢビタミンCが多い
免疫力を高めたり、肌にハリを持たせたり、シミを予防することで有名なビタミンCですが、実はストレスへの抵抗力に一役買っているという一面もあります。
筋トレは筋肉にストレスをかける行為ですから、当然このビタミンCが不可欠です。
ブロッコリーには大体レモン3個分のビタミンCが含まれています。
マルチビタミンで、基本的な栄養は補填できますので、栄養バランスに不安のある方にはお勧めです!
Ⅳ糖質が少ない
普段摂りすぎになりがちな糖質ですが、ブロッコリーには他の野菜に比べて糖質が少ないという特徴もあります。
野菜に含まれている糖質は微量で、気にしなくても良いように思いますが、1日の糖質摂取量を見ると削れるところで削りたいところです。
「塵も積もれば山となる」ですね。
◆筋トレに必要な炭水化物の量は〇〇g!?【プロのトレーナーによる解説】
Ⅴその他の栄養素も豊富
その他、鉄、食物繊維、葉酸などが豊富に含まれています。
少し解説すると、鉄はヘモグロビンの材料で、ヘモグロビンは筋肉を動かすのに必要な酸素を運搬しています。そもそも筋肉を動かすために必要なわけです。
食物繊維は、筋肉に直接影響するわけではありませんが、満腹感を得ることができるものです。
これによって、過剰な食事を防ぐことができます。食事管理の際によく聞くのはこのような理由があるからです。
葉酸は、ビタミンB群の一種で鉄と同様に赤血球(ヘモグロビン)の形成に関与しています。
これも筋肉そのものを動かすのに必要です。
以上の栄養素が含まれていることを考えると、卵やささみと同様かそれ以上の魅力に気付くのではないでしょうか。
もちろん卵やささみも積極的に摂りたい食材のひとつではありますが、そこにブロッコリーが入る理由もうなづけます。
◆バルクアップに最適な食事メニューについてはこの記事をご覧ください。
食べるときの注意点
ブロッコリーを食べるときの大きな注意点があります。
それは、ビタミンB群やビタミンCは水溶性であるということです。
調理する際に、ビタミンが茹で汁などに溶け出し、期待していた量のビタミンが摂れない可能性があるということです。
また、人によっては茎を捨ててしまう場合がありますが、ここもポイント。
茎にはたくさんの栄養素が含まれていますので、是非捨てずに食べていただきたいと思います。
おすすめの食べ方
スープにして食べることをおすすめします。シチューなども良いかと思います。
一番の理由は、水に溶けだしたビタミンも摂取することができるからです。
その際、卵やささみなどの筋トレに効果的な食材も合わせて調理すると良いでしょう。
それぞれの食材の良いところを持ち寄った「オールインワン」な1品ができること間違いなしです。
また、スープなら味や食材を変えることができるので、楽しみながら食事管理ができます。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、筋トレをする人はなぜブロッコリーを食べるのか!プロのトレーナーが解説します!
結論は、ブロッコリーに含まれる栄養価が高く、効率よく必要な栄養を摂取できるということでした。
しかし、ビタミンが水に溶けやすいので、調理の方法を考える必要があることもわかりました。
ご存知の方は多いと思いますが、食事管理も大切な筋トレです。
むしろ食事管理なしに筋トレは成功しません。
なかなか結果がでない場合は食事管理があまりできていないことも考えられますから、この機会に見直してみるのも良いのではないでしょうか。
大丈夫、そんなに難しいことではありません。
日々の食事を少し意識するだけで良いですから、気軽にはじめてみましょう!
案外楽しいものですよ。
筋トレの成果が一日でも早く出ることを心から応援しています。一緒に頑張りましょう。
マルチビタミンで、基本的な栄養は補填できますので、栄養バランスに不安のある方にはお勧めです!
この記事が参考になったと思った方は是非、高評価とコメントをお願い致します!
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