筋トレ中に書く「ノートの書き方」や「何を書くべきなのか」ご存知でしょうか?
よく、トレーニングしている方が、トレーニングの合間にノートを書いているのを見かけると思います。
あれはいったい何を記録しているのでしょうか?
また、記録することで何がしたいのでしょうか?
実際に24時間ジムでも、会員様から「ノートかいている人って、何を書いてるの?」とよくお問い合わせを頂きます。
なので、今回は筋トレのノートの書き方とは!何を書くべきなのか、目的と合わせてプロトレーナー解説致します!
筋トレのノートの書き方とは!何を書くべきなのか、目的と合わせてプロトレーナー解説!
筋トレのノートの書き方
筋トレノートに書く内容は以下の通りです。
・日付、その日の体調
・運動内容の詳細
・その日の体重や体脂肪率
1つ1つ詳しく解説していきます。
日付、その日の体調
「日付」とその日の「体調やコンディション」は必ず書くようにしましょう。
日付が書いてあることで、後から見返した際に、その日に何をしたのか確認しやすくなります。
また、日付が記入されていれば、ベンチプレスなどの重量も、どれくらいの期間で何kgパワーアップしたか明確に確認することができます。
また、その日の体調も一緒に記入しておくことも重要です。
トレーニング量が少ない日や、重量が上がっていない日があったとしても、体調が記入されていれば原因がすぐに分かります。
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運動内容の詳細
重要なのは、「種目名」「何KG」「何回・何セット」など、行った事を細かく詳細に書くことです。
また、記入するときは、タイトルも必ずつけるようにします。
その日行ったトレーニングが、上半身を鍛えるものなのか、背中を鍛えるものなのかなど、トレーニングした部位を書いておくと、次のトレーニングの際にどこを重点的に行えばいいのか一目瞭然です。
そして、特に「何KG」「何回」は重要で、成長を数値で確認するための具体的な指標になります。
トレーニングの原則である「漸進性の原則」で、常に同じ重量・同じ負荷では成長が止まってしまいます。その為、常に過去の重量より成長しているのか確認する意味もあるので重要です。
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その日の体重や体脂肪率を計測
その日の体重や体脂肪率も記録しておくと、減量ペースの確認なども行うことができます。
体重と体脂肪率を記入しておくことで、体脂肪量を求めることもできます
【体脂肪量の計算式】
体脂肪量(kg)=体重(kg)×体脂肪率(%)
体重や脂肪量が減っているのが自分で分かると、モチベーションアップにもつながりますので、オススメです。
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筋トレノートのメリット
筋トレノートをつけるメリットとして大きく3つあります。
・成長を数値で確認できる ・目標が明確になる ・振り返りができる
1つ1つ解説していきます。
成長を数値で確認できる
前述しておりますが、「成長を数値で確認できる」ことが圧倒的なメリットです。
ノートを書かずに筋トレしていると、自分ではあまり成長を実感することができません。
長期的に見れば、筋肉がついた・腹筋が割れてきたなどは分かりますが、日々の成長は分かりずらいものです。
それに対して、ノートを毎日書いていれば、「ダンベルを何kg持ち上げられるようになったか」「体重がどれくらい減ったか」などの、小さな変化を数値として見える化することができます。
目標が明確になる
ノートを見返すことで、改めて目標が明確になります。
次はダンベルを○kg重くしてみよう、ランニングマシーンのスピードを上げてみようなどといったように、ノートの記録によって現状を知ることができるため、次の目標が設定しやすくなります。
よくあるベンチプレス100㎏もそうですが、目標が明確になれば、効率的に筋力アップすることが可能です。
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振り返りができる
ノートを見返すことで、トレーニングの振り返りができます。
過去の自分のトレーニングを振り返ることができれば、過去のメニューの組み方、反省点などがわかってきます。
少し無茶をしていたセットや、特定の部位だけを鍛えすぎたなど反省点が分かれば、今後どのようなトレーニングをすればいいか明確になります。
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筋トレのノートの注意点
ノートを書く際には、大きく3つの注意点があります。
・振り返りができないレベルの字で書かない ・トレーニング中は素早く書く ←他の客の迷惑にならないよう ・見返さない
こちらも一つ一つ解説してきます。
振り返りができないレベルの字で書かない
トレーニングで疲弊していたとしても、自分で読み返して理解できるレベルの字で書くようにしましょう。
トレーニング後で手に力が入らないとしても、字が読めなければせっかくの筋トレノートの意味がなくなってしまいます。
人に見せられるレベルの綺麗さでなくても構いませんが、自分で読める最低ラインの文字で書くように心がけましょう。
トレーニング中は素早く書く
トレーニングの途中でノートに記入する際には、他のお客さんに迷惑にならないように素早く書くようにしましょう。
トレーニング内容の詳細を記入したいところではありますが、ジムでは他のお客様と共に使用するため、長時間の使用は迷惑になってしまいます。
レッグプレスならLP、ダンベルトレーニングならDTなどといったように、簡略化してトレーニング内容を書くのは時間短縮におすすめです。
「日付」や「体調」などは、トレーニングを始める前か終わった後に書くようにしましょう。
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ノートを見返さない
せっかく記入したノートは、見返すためのものです。
書きっぱなしで放置してしまうと、せっかくノートを書いている意味が無くなってしまいます。
また、見返さなければ3つのメリットも得られません。
次のトレーニングのメニューを考えたり、体重の変化などを自分で把握する為に、ノートは定期的に見返すようにしましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、筋トレのノートの書き方とは!何を書くべきなのか、目的と合わせてプロトレーナー解説しました。
まとめると、下記のとおりです。
【メリット】 ・成長を数値で確認できる ・目標が明確になる ・振り返りができる 【注意点】 ・振り返りができないレベルの字で書かない ・トレーニング中は素早く書く ←他の客の迷惑にならないよう ・見返さない
筋トレノートは目標設定やモチベーションアップにも役立ちますので、効果的にノートを使って、効率よくトレーニングを進めていきましょう!
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