ピンク筋とは。鍛え方や白筋・赤筋の違いについてプロのトレーナーが解説します。

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「ピンク筋」という筋肉の鍛え方や白筋・赤筋の違いについて、皆さんはご存知でしょうか?

よく、筋トレ界隈やスポーツ界隈では、瞬発的な筋肉を「速筋」、持続的な筋肉を「遅筋」と言います。この筋肉の質の違いによって、「白筋」「赤筋」という種類に分かれます。

店長
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ですが、ピンク筋とは2つの特徴を持つ筋繊維として話題となっています。

なので今回は、ピンク筋とは。鍛え方や白筋・赤筋の違いについてプロのトレーナーが解説します。

ピンク筋とは。鍛え方や白筋・赤筋の違いについてプロのトレーナーが解説します。

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ピンク筋とは

ピンク筋とは、「白筋(速筋)」と「赤筋(遅筋)」の二つの間の特徴を合わせ持つ筋繊維のことです。

白色、赤筋の特徴
白筋(速筋):短時間で大きな力を発揮する特徴。
赤筋(遅筋):長い時間筋力を発揮することができる特徴。

上記の特徴の両方を合わせ持っているのが『ピンク筋』です。

店長
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イメージは「白筋(速筋)」と「赤筋(遅筋)」のハイブリットの様なものです。

この筋繊維を多く持っていると、中距離走やサッカーやバスケットボール、ラグビーといった長時間動き続けながらもスプリント力も求められるような競技に非常に向いていると言えます。

筋繊維の割合は遺伝的要因が大きく影響しますが、トレーニング方法次第で「白筋(速筋)」を「ピンク筋」のようにすることは可能と考えられています。

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白筋・赤筋の違い

人の体には約640個もの筋肉があると言われており、その筋肉は形や作用だけでなく、色にも違いがあります。

今回は、人の身体にある2つの色の筋肉について解説していきます。

白筋とは

白筋とは、文字通り「白色の筋肉」のことを指し、別名「速筋」と呼ばれます。

白筋(速筋)の特徴は、「大きな力を発揮することが得意だが、持続力がない」ということです。
店長
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例えば、陸上の短距離やウエイトリフティングなどのように、短い時間でより大きな力を発揮するときに主に使われるのが「白筋(速筋)」です。

白筋は、大きな力を発揮できる代わりに、持続力は数秒〜30秒程度と非常に短く、さらに筋繊維が太くなりやすい特徴があります。

白筋(速筋)が多くある選手は、瞬間的に大きな力を発揮するようなスポーツや筋肉を大きくすることが求められる、短距離走やボディビルなどで有効的です。

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赤筋とは

赤筋とは​、文字通り「赤色の筋肉」のことであり、「遅筋」とも呼ばれます。

赤筋(遅筋)は、「大きな力を発揮することは不得意だが、長い時間力を発揮できる」という特徴があります。

赤く見える理由は、血液が多くあるからではなく、酸素運搬能力をもち鉄が多く含まれている「ミオグロビン」が多くあるからです。

赤筋(遅筋)は、白筋(速筋)のように筋繊維が太くなることはほとんどなく、白筋(速筋)とは真逆の特徴を持つ筋肉といえます。

店長
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「白筋(速筋)」と「赤筋(遅筋)」の割合は、遺伝によって変わるので個人差があります。

ピンク筋の効果

ピンク筋によって期待できる効果は、主に2つあります。

・ダイエット効果
・血糖値の安定化、急な上昇の抑制

1つ1つ詳しく解説していきます。

ダイエット効果

ピンク筋の割合を増やすことで、ダイエット効果に期待できます。

ピンク筋は、白筋(速筋)の割合が多くなることで、トレーニングを行うと筋肉量増加に繋がりやすくなります。筋肉量増加は、身体の基礎代謝アップにつながるため、太りにくい身体を作るために向いていると言えます。

また、赤筋(遅筋)の持久的能力ももっているため、脂肪をエネルギー源とする有酸素運動などをする際にも効率が良いと言えます。

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血糖値の安定化、急な上昇の抑制

ピンク筋には、血糖値の安定化や急激な上昇を防ぐ効果が期待できます。

店長
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中程度の負荷と強度でトレーニングをすることで、血糖値を安定させることが期待できますので、糖尿病の方が症状の軽減のために運動を推奨されることがよくあります。

糖尿病は体内で生成されるインスリンというホルモンの反応が悪くなったり、分泌されなくなることで血糖値の急上昇などが起こります。

運動をすることによって、血糖値の急上昇などが抑えられるため、ピンク筋の割合を増加させるようなトレーニングを行うと良いでしょう。

ピンク筋を鍛える方法

ピンク筋を鍛えるのにおすすめの方法は、「インターバルトレーニング」です。

インターバルトレーニングとは、中〜高強度の運動と休息を交互に行うトレーニング方法です。

ピンク筋は、白筋(速筋)を主に使うような運動強度で、かつ、運動継続時間が30秒〜2分程度のやや長い時間動き続けることで鍛えることができます。

例えば、スプリント種目を行う場合、30秒〜2分間、同じペースで走り、その後、運動時間の2〜8倍の休憩を取り、再度、運動を行う。

店長
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これを繰り返し行う方法が「インターバルトレーニング」であり、ピンク筋を鍛えることができます。

ポイントは、赤筋(遅筋)を鍛えるような強度や時間のトレーニングではなく、白筋(速筋)を鍛えるような強度が重要です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ピンク筋とは。鍛え方や白筋・赤筋の違いについてプロのトレーナーが解説します。

人の体には「白筋(速筋)」と「赤筋(遅筋)」という2つの筋繊維が存在し、それぞれ特性があります。

白筋(速筋)は、短時間&高強度運動に向いており、赤筋(遅筋)は長時間&低強度運動に向いています。

そして、ピンク筋は「両方の特性を持っている筋繊維」であり、スポーツに向いている筋繊維でもあります。

ピンク筋を鍛えることにより、基礎代謝が上がり「ダイエット効果」が期待でき、運動をすることによる「血糖値の安定化、急な上昇の抑制」などの効果が期待できます。

店長
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ピンク筋を鍛える方法として、おすすめなのが「インターバルトレーニング」という、中〜高強度運動を30秒〜2分間継続し、その後、運動時間の3〜8倍程度のインターバルを取る方法です。

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是非、本記事の内容を参考にしてみてください。

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