マッスルメモリーって嘘なのか?戻るまでの期間や根拠についてプロトレーナーが解説します!

スポンサーリンク
Workout
スポンサーリンク

マッスルメモリーって嘘なのでしょうか?戻るまでの期間や根拠について、プロトレーナーが解説します!

マッスルメモリーとは、筋肉に関連する専門的な用語であり、筋トレをしている人にとっては聞き馴染みのある言葉だと思います。

店長
店長

筋トレをしていない人であっても、もしかしたらどこかで一度は耳にしたことがあると思います。

実は、このマッスルメモリーは本当に存在するという意見と、そんなものは存在しないのではないか、という対局の意見にわかれることのある言葉でもあります。

なので今回は、マッスルメモリーって嘘なのか?戻るまでの期間や根拠についてプロトレーナーが解説します!

マッスルメモリーって嘘なのか?戻るまでの期間や根拠についてプロトレーナーが解説します!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

マッスルメモリーって嘘なのか?

結論から申し上げると、「マッスルメモリー」は本当に存在します。

「マッスルメモリー」とは、直訳すると『筋肉の記憶』という意味になります。

筋トレなどによってついた筋肉は、筋トレなどを一定期間やめて筋肉が落ちたとしても筋トレを再開すると元の状態に比較的素早く戻すことができる、という現象が「マッスルメモリー」です。

トレーニングを全くしていない人が、ボディビルダーのように筋肉を大きくしようと努力しても長い年月をかけなければ到達することは難しいです。

一方で、元々ボディビルダーで筋肉が大きかった人が一度、トレーニングをやめ、筋肉量が落ちたとしても、トレーニングを再開すると、トレーニングをやめる前の状態に早く戻ることができます。

店長
店長

これが「マッスルメモリー」による効果です。

◆筋肉を付けることはデメリット?効果とメリットについて【プロのトレーナー解説】

マッスルメモリーの根拠

実は「マッスルメモリー」が起こるメカニズムについては、完全には解明されていないのが現状です。

店長
店長

完全には解明されていないため、「マッスルメモリーは存在しないのではないか」という意見も存在しています。

一方で、「マッスルメモリー」の現象が起こる可能性があるメカニズムもいくつか存在します。

その中でも最も可能性が高いのが「筋細胞の核の数が増える」ということです。

参考文献:日経Gooday 「過去の筋トレの成果は10年先まで残る?」
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/040200001/030700047/?P=2

トレーニングを行うことにより得た刺激によって、筋繊維の周りにある筋サテライト細胞という細胞が増えて筋繊維に融合し、筋繊維の中で核の数を増やします。

筋繊維の核の数が増え、筋肉が肥大した状態で、不活性状態(トレーニングをやめる)にすると、急速に筋萎縮が起こりますが、増えた核の数はすぐには減らないという特徴があります。

そのため、核の数が残っているうちに、トレーニングを再開すると、すぐに元の筋肉量まで戻すことができるとされています。

この核の数の減少については、さまざまな意見があります。

マウスを使った研究では、少なくとも4ヶ月は「マッスルメモリー」が働いたとされる結果が出ています。

店長
店長

人間の寿命に置き換えると10年以上経っても数が大きく減ることはないとされています。

マッスルメモリーで筋肉が戻るまでの期間

マッスルメモリーのメカニズムによって、筋肉が元の状態に戻るまでには約2〜4ヶ月ほどかかるとされています。

この期間の差は、その人の体質(筋肉がつきやすい・つきにくいなど)や食事量(筋肉を作るための栄養をどれだけ摂る事ができるか、摂っているか)、トレーニングのボリュームや強度・頻度、休養などといった要因によって変わるとされています。

店長
店長

筋肉をつけたい人が抑えるべきポイントと同じ内容なので、筋肉をつけやすい状態にしておく事が大切です。

◆筋トレで結果を出す為の知識【筋肉を理解しよう】

すぐに戻すためのコツ

「マッスルメモリー」の効果を最大限発揮するために、抑えるべきポイントは2つあります。

・食事をしっかり摂取する
・筋トレを欠かさず行う

1つ1つ詳しく解説していきます。

食事をしっかり摂取する

皆さんもご存知だと思いますが、筋肉には食事をしっかり摂取することが重要です。

筋肉を作る上で必要不可欠な「たんぱく質」をしっかりと摂ること(筋肉を増やしたいのであれば、除脂肪体重×2g以上のたんぱく質を摂取)が重要です。また、たんぱく質を効率よく細胞に送るために必要な「糖質」を摂ることです。

▼店長おすすめのプロテインをご紹介!

店長
店長

エクスプロージョンのプロテインは、価格が安いので、安価なプロテインを探している方にお勧めです!

もちろん、たんぱく質や糖質の代謝をよくするために「ビタミン」の摂取も必要です。
併せて、筋肉を作るために必要なホルモンなどを形成するために「ミネラル」の補給も必要になります。

店長
店長

つまり、「食事」によって、どの栄養素もしっかりと摂っていく事が大切になります。

また、筋肉を付けるための大原則として、オーバーカロリー(摂取カロリー>消費カロリー)の状態を常に作り続けることも忘れずに押さえておきましょう。

◆バルクアップの悩みはこれ一つで全てが解決。【プロのパーソナルトレーナーが教えます】

筋トレを欠かさず行う

筋肉をつけるためには、今ある筋肉に刺激を与えることが必要です。
そのために「筋トレ」も欠かすことなく行いましょう。

店長
店長

「筋トレ」を行う時のポイントは3つあります。

①頻度
より早く筋肉をつけたいのであれば、週4〜5、最低でも週3日は筋トレ日を確保した方が良いでしょう。※週2回だと、筋肉に刺激を与える頻度が少なくなってしまうため、最低でも週3日(1日おきに筋トレをするイメージ)行うとよいと思います。

また、筋肉をつけるためには、成長ホルモンの分泌も必要です。

成長ホルモンの分泌は、大筋群の刺激が必要であり、スクワットやデッドリフト、パワークリーン、スナッチ、バーベルショルダープレスなどのストラクチュラルエクササイズが効果的とされています。

ベンチプレスも大筋群を使うトレーニングですが、成長ホルモンの分泌率は、上記のトレーニング種目と比べると低いため、おすすめできません。

②強度
筋肉をつけたい場合は、より大きな刺激を与える必要があります。

8〜12回の間で持ち上がるように重量を設定し、セット数も最低3setは行うようにしましょう。

店長
店長

効かせるトレーニングなど、様々なトレーニング法がありますが、強度は落とすことなく行うようにしましょう。

③インターバル
セット間のインターバルは30秒〜1分程度が望ましいとされています。

最大重量を挙げるようなトレーニングの場合、インターバルは長め(3〜5分程度)に摂る必要がありますが、筋肉を大きくしたい人の場合は、長く取りすぎてもあまり良い効果はありません。

30秒〜1分程度のインターバルを取り、次のセットを行うことで、成長ホルモンの分泌も促されます。

◆筋トレいつやるのが効果的?朝?夜?プロがお伝えします!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、マッスルメモリーって嘘なのか?戻るまでの期間や根拠についてプロトレーナーが解説しました。

店長
店長

本当にあるのかどうかという意見がわかれるものではありますが、私は「存在する」と考えており、その目線から解説をしてみました。

「マッスルメモリー」は、筋トレを行なっていた人が筋トレをやめて筋肉が落ちたとしても、筋トレを再開すると、すぐに元の状態まで戻すことができる現象のことです。

「マッスルメモリー」のメカニズムを完全に解明することは現在の研究では解明されていませんが、最も有力な説として「筋繊維の核の数」が関係しているとされています。

その「筋繊維の核の数」はすぐには減ることがないため、筋トレを再開すると、約2〜4ヶ月で元の状態に戻すことができるとされています。

その「マッスルメモリー」の効果を最大限発揮するためには、大きく2つのポイントがあります。

・食事をしっかりと摂取すること
・筋トレを欠かさず行うこと

筋肉をつけることは大変なことですが、一度つけてしまえば、筋肉がつきやすい体を手に入れることができます。

店長
店長

なので、皆さんも根気よく、トレーニングを行っていきましょう!

▼店長おすすめのプロテインをご紹介!

店長
店長

エクスプロージョンのプロテインは、価格が安いので、安価なプロテインを探している方にお勧めです!

最後に、筋肉を付ける方法やバルクアップについての知識や考え、経験などの全てをご紹介すると、あまりにも長すぎるため、基礎的な要点をお伝えしました。

noteでは、
「具体的な食事の頻度、メニュー内容、意識している事」
「筋トレの具体的メニュー、トレーニング理論、部位分けや重量設定など」
「体のケアの具体的方法、心掛けていること」

などなど、より詳細なところまでご紹介しています。

以下リンクです。


このnoteは、バルクアップ・増量や筋力アップを成功させて欲しい思いにこだわっております。

ですので、ダイエットを目的としている方、細身になりたい方は購入しないでください。
「筋肉を付けたい」「食べても体重が増えない方」「デカくなりたい方」「力強くなりたい方」等の方には必ず有益です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました