マッチョは疲れやすいのか?すぐにバテる理由について、皆さんはご存知でしょうか?
身体が大きい分、動きも遅くなり体力の消耗も激しいと。
結論から申しますと、その通りです。
マッチョはその筋肉の多さから大量のエネルギーを必要とするうえに、筋肉自体も比重がかなり重いので、動作も遅くなるのです。
今回は、そんなマッチョが何故疲れやすいのか?すぐバテる理由について解説致します。
マッチョは疲れやすい?すぐにバテる理由とは!【24時間ジムゴリゴリトレーナーが教えます】
なぜマッチョは疲れやすいのか
基本的に筋肥大を目的としたウエイトトレーニングは、筋力や筋量がアップしますが、持続的な速さなどの持久力は付きません。
細かなところまで説明すると、筋肉には2種類あり瞬発的な力を主に発揮する「速筋」と、持久的な力を主に発揮する「遅筋」があります。
ウエイトトレーニングでは主に「速筋」をターゲットに鍛える為、持久力が上がらないのは当然なのです。さらに、筋肥大によって増加した体重では身体を動かすことに必要なエネルギー量が増えます。
ですので、身体を持久的に動かすマラソンやサッカーなどの競技には、不要な体重増加はむしろマイナスなのです。
◆マッチョはマラソンが何故苦手なのか?について解説していますので、是非ご覧ください。
すぐにバテない為の工夫
まずは、「力を適度に抜く癖」を付けましょう。
マッチョは日々のトレーニングの傾向から、あらゆる場面で「効かせる」ことを意識します。
力を抜くべき場面や、リラックスするべき局面においても、どの筋肉に効いているのかを考えてしまい、無駄に体力を消耗してしまいます。
つまり、マッチョはエネルギーが必要などの生理学的な側面もありますが、何よりもバテる筋肉の使い方をしてしまっていることが原因として考えられるので、なんでも効かせてしまう癖を改善しましょう。
◆筋トレの目的、正しい知識についてはこの記事をご覧ください。
マッチョは損なのか?
結論を言うと、筋トレの目的によって大きく異なります。
今回はあくまでも持久力的な側面を軸に話しましたので、マッチョは不向きです。
実際マラソン選手にムキムキの選手がいないのは、不向きだからです。
ですが、筋力や瞬発的な力においてはマッチョは有利です。
ボクシングや格闘技、ハンマー投げやアメフトなどはマッチョでなければ勝てません。
相撲にガリガリの選手が出ても意味ありませんよね?
相撲は超短期決戦で、一瞬の間に爆発的な力が必要になります。
ですので、一概にマッチョは損とは言えないのです。
皆さんも筋トレを行う目的を今一度明確にし、「何のためにトレーニングをしているのか」を大切にしてみてください。
◆筋肉を付けることはデメリットなのか?効果とメリットについて解説しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、マッチョがバテやすい理由について解説致しました。
持久力には遅筋の発達が必要であり、聞かせる意識ではなくいかに力を入れずに行うかが必要になります。日常的に効かせる意識を持ってしまっているマッチョは不向きであり、すぐにバテテしまうのです。
ですが、筋力や瞬発力を競う場面においてはマッチョは本領を発揮します。
重要なのは目的であり、何のためにトレーニングをするのかで変わります。
なので、今一度皆さんは「何のために筋トレをしているのか?」を思い出し、目的に合わせたトレーニングを行うようにしましょう。
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