マーガリンはダイエットの天敵!カロリーや栄養、注意点についてプロトレーナーが解説します。

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マーガリンはダイエットの天敵であり、そのカロリーや栄養・注意点について、皆さんはご存知でしょうか?

ダイエットにおいてバターやホイップクリーム、お菓子がダメだということは知られていると思いますが、マーガリンも摂取するべきではない天敵なのです。

そんなマーガリンの栄養やカロリーは、どんなものなのでしょうか?

なので今回は、マーガリンはダイエットの天敵!カロリーや栄養、注意点についてプロトレーナーが解説します。

マーガリンはダイエットの天敵!カロリーや栄養、注意点についてプロトレーナーが解説します。

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マーガリンがダイエットの天敵な理由

マーガリンがダイエットの天敵な理由として、大きく3つあります。

・高カロリー
・高脂質
・低タンパク質

1つ1つ詳しく解説します。

高カロリー

マーガリンのカロリーは100gあたりで715kcalであり、非常にカロリーが高い食品です。

店長
店長

「消費カロリー<摂取カロリー」になってしまうと、肥満の原因になってしまうため、マーガリンは避けるべきです。

マーガリンと一緒にジャムなどを一緒に摂ってしまうと、一気に摂取カロリーが増えてしまうので注意が必要です。

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高脂質

マーガリンは、非常に脂質の高い食品です。

脂質には、体のエネルギーになったり、体温調整や栄養素の合成や貯蔵など、様々な役割があります。

ですが、摂りすぎてしまうと、肥満や高血圧などの生活習慣病の原因になってしまいます。
他にも、ホルモンバランスの乱れや皮膚炎などの体の不調にも繋がります。

店長
店長

ダイエットや減量中の人は、マーガリンの摂りすぎには注意してください。

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低タンパク質

マーガリンに含まれるタンパク質は100gでわずか0.4gです。

食パンに付ける量が約10gなので、マーガリンからはほとんどタンパク質は摂取することができません。

そればかりか、上記で解説したようにカロリーや脂質を多く摂ってしまうことになりますので、注意が必要です。

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マーガリンとは

マーガリンとは、食用油脂などの原料を混ぜ合わせ、練り合わせたものであり、原料はコーン油、大豆油、なたね油、綿実油、紅花油などの植物油脂が主体となっています。

その他にも、食塩、乳化剤、着色料などを加え、混ぜて冷やし固めて作られます。

バターとの違い

よく疑問を持たれることの多いバターとマーガリンの違いについて、簡単にまとめております。

マーガリンバター
原料植物性・動物性の油脂牛乳
形状やわらかく、なめらか。パンに塗ったり、練りこみやすい。固めの質感。形状を保ちやすい。
バリエーションカロリーハーフのものやチョコレート、ガーリックなど風味をつけたもの。お菓子用の無塩タイプなど。発酵させた牛乳で作った発酵バターやお菓子用の無塩タイプなど。
引用:日本マーガリン協会(https://j-margarine.com/kiso/what/)

バターが牛乳からできているのに対し、マーガリンは油脂からできていますので、脂質の量やたんぱく質の含有量にも差が生まれます。

マーガリンの栄養成分

マーガリンの栄養成分についてまとめております。

食品成分マーガリン(有塩)マーガリン(無塩)
エネルギー715kcal715kcal
水分14.7g14.7g
たんぱく質0.4g0.4g
脂質83.1g83.1g
炭水化物0.5g0.5g
灰分1.3g1.3g
食塩相当量1.3g0g
引用:文部科学省 食品成分データベース(https://fooddb.mext.go.jp/)

マーガリンの主成分は脂質であり、たんぱく質などの栄養はほぼ含まれておりません。

店長
店長

脂質がメインとなるため、カロリーも非常に高カロリーですので、ダイエットや減量には向いていないと言えます。

注意点

マーガリンを摂取する上では、トランス脂肪酸に注意が必要です。

具体的に解説していきます。

トランス脂肪酸とは

不飽和脂肪酸には、シス型とトランス型の2種類があります。

シス(cis)とは、“同じ側の、こちら側に”という意味で、脂肪酸の場合には水素原子(H)が炭素(C)の二重結合をはさんで同じ側についていることを表しています。トランス(trans)とは、“横切って、かなたに”という意味で、脂肪酸の場合では水素原子が炭素間の二重結合をはさんでそれぞれ反対側についていることを表しています。

天然の不飽和脂肪酸のほとんどは、炭素間の二重結合がすべてシス(cis)型です。これに対して、トランス(trans)型の二重結合が一つ以上ある不飽和脂肪酸をまとめて「トランス脂肪酸(trans-fatty acid)」と呼んでいます。グリセリンに結合している脂肪酸の一つ以上がトランス脂肪酸である油脂を「トランス脂肪(trans fat)」といいます。  

引用:農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_wakaru/)

トランス脂肪酸の健康へ影響

トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らしてしまいます。

つまり、摂りすぎると心筋梗塞などの冠動脈疾患になる危険性が高まるとされる研究結果があります。
その他にも、肥満やアレルギー疾患になる可能性も高まるとされています。

なので海外では、マーガリンを含むトランス脂肪酸が多く含まれる食品の規制が行われています。

トランス脂肪酸の目安量

WHOは、心血管系疾患のリスクを減らし、健康を増進する目安として、総エネルギー摂取量の1%未満(※)にトランス脂肪酸の摂取量を抑えるよう提示しています。

日本人のトランス脂肪酸の平均摂取量は、総エネルギーの0.3%であると分かっています。
そのため、2012年3月に食品衛生委員会がまとめた食品健康影響評価では、通常の食生活を送っていれば、健康への影響は小さいとされています。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、マーガリンはダイエットの天敵!カロリーや栄養、注意点についてプロトレーナーが解説しました。

マーガリンがダイエットの天敵な理由は、大きく3つあります。

・高カロリー
・高脂質
・低タンパク質

マーガリンは特に脂質の多い食品ですので、オーバーカロリーにならないよう注意が必要です。

店長
店長

また、併せてトランス脂肪酸の摂取にも気を付けなければならないため、ダイエット時には摂取しないことをお勧めいたします!

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