MCTオイルが筋トレに良い理由とは!効果や働きについてプロのトレーナーが解説します!

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MCTオイルが筋トレに良い理由や効果について、皆さんはご存知でしょうか?

よく、ダイエットにおいて有名な「ケトジェニックダイエット」と呼ばれる低糖質ダイエットでは、良質な脂質を摂取する必要があるため、筋トレ界隈ではこのMCTオイルが好まれております。

また、ダイエット業界全般においてもMCTオイルという名前だけでも聞いたことがあると思います。

ですが、このMCTオイルとはいったいどんな効果で、どんな栄養があるのでしょうか?
なぜ多くの方はこのMCTオイルを摂取しているのでしょうか?

今回は、そんなMCTオイルが筋トレに良い理由とは!効果や働きについてプロのトレーナーが解説します!

MCTオイルが筋トレに良い理由とは!効果や働きについてプロのトレーナーが解説します!

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MCTオイルが筋トレに良い理由

MCTオイルが筋トレに効果がある理由は、大きく3点あります。

・脂質をエネルギー源とする
・乳酸の減少
・ケトジェニックダイエットとの相性

一つ一つ解説していきます。

脂質をエネルギー源とする

一般的に食事で摂取できるエネルギーは、糖質・タンパク質・脂質であり、その中でも脂質は1gあたりのエネルギーへの変換効率が、糖質やタンパク質の約2倍とされています。

しかし、オリーブオイルやキャノーラ油といった食事でよく使用される油は、体内への吸収効率が悪く、摂取しすぎると消化しきれずに脂肪として体内に残ってしまいます。

今回紹介するMCTオイルは、オリーブオイルやキャノーラ油に比べて約4倍早く消化されるため、効率よくエネルギーに変換され、脂肪として残りにくいという効果があります。

◆【脂質の働き】意外と知らない脂質について徹底解説

乳酸の減少

運動による疲労は体内の糖質が消費され、乳酸が蓄積されることで発生します。

MCTオイルの脂質はエネルギーに変換されやすいことから、運動によるエネルギーの消費を脂質で補う効果が高くなります。

それによって、体内の糖質の消費量が少なくなり、疲労の原因となる乳酸が減少します。
これによって筋トレによる激しい運動でも疲労を感じにくくなり、より効率よくトレーニングすることが可能です。

ケトジェニックダイエットとの相性

ケトジェニックダイエットとは、糖質制限ダイエットのことを指し、前述のようにMCTオイルの脂質が糖質の代わりにエネルギーとして消費されることから、相性が良いとされています。

MCTオイルの脂質は、摂取することで「ケトン体」という成分に変換されます。
この成分は、脳のエネルギーに変換されやすいことがわかっており、若返り効果も期待されています。

店長
店長

これにより細胞への伝達機能も活性化し、トレーニングの効率アップが期待できます。

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MCTオイルとは

MCTはMedium Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸)の略であり、乳製品やココナッツなどに含まれている食用油です。

一般的に食用油には、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸があり、それぞれの特徴は以下の通りです。

短鎖脂肪酸
お酢、バターに含まれ、ヨーグルト等から体内で生成もされ、分解・吸収が早く、短時間でエネルギーになりやすい。

中鎖脂肪酸
乳製品やココナッツに含まれ、分解・吸収が早く、短時間でエネルギーになりやすく、糖尿病予防の効果もある。

長鎖脂肪酸:オリーブオイルやキャノーラ油に含まれ、分解・吸収が遅く、エネルギーに変換されづらいので、脂肪として体内に残りやすい。

おすすめの摂取量とタイミング

ここまでMCTオイルの特徴について説明しましたが、実際に摂取する上で適切な摂取量とタイミングについて説明していきます。

摂取量

各メーカーによって、化学処理の有無、他の成分との混合比率が違うため、一概には言えませんが1回の摂取量としては、小さじ1前後(2~5g)が推奨されています。

運動量によっては摂取量を増やして、より効果が得られる可能性がありますが、摂取しすぎると消化しきれず、脂肪として体内に残ってしまいます。

店長
店長

ですので、まずは推奨量から始めて、体の変化を確認しながら徐々に量を増やしていくと良いでしょう。

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摂取タイミング

摂取後体内に吸収されるまでに約3時間ほどかかるとされており、トレーニングのエネルギーに変換させることを考えると、朝食・昼食時に摂取することが良いでしょう。

習慣づけるために夕食でも摂取したい方は、主食の糖質は控え目にし、主菜・副菜でタンパク質やビタミン、食物繊維を摂取するように心がけましょう。

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MCTオイルダイエットにおける注意点

ここでは摂取する上での注意点を説明していきます。

加熱せず生で摂取する

MCTオイルはオリーブオイルなどの長鎖脂肪酸に比べて熱に弱いため、約160℃程度で沸騰・揮発してしまいます。

炒め物や揚げ物の油としては使わず、必ず完成した料理にかけるか、飲み物に混ぜて摂取するようにしましょう。

摂取しすぎない

摂取しすぎると、消化しきれずに腹痛や胃もたれを起こす可能性があります。

また、消化・吸収が早いとはいえ、脂質であることにはかわりませんので、消化しきれないと脂肪として残ってしまい、逆に太ってしまう可能性もあります。

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ポリスチレン容器(カップ麺等)に使用しない

MCTオイルの成分は、カップ麺の容器やコンビニなどのカップコーヒーの容器を損傷させてしまいます。

中身がこぼれてしまう可能性があるので、必ず容器を移し替えて入れるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、MCTオイルが筋トレに良い理由とは!効果や働きについてプロのトレーナーが解説致しました。

まとめると、MCTオイルはダイエットだけでなく筋トレにも有効な食品です。

主な効果は以下の3点です。

・長鎖脂肪酸よりも体内に吸収されやすく、エネルギー源になりやすい
・糖質の代わりにエネルギー源となり、乳酸が生成されにくい
・ケトン体が生成され、脳の活性化に繋がる

どんな食品でも、摂取する量とタイミングはとても重要です。

▼おすすめのMCTオイルはこちら

店長
店長

生活スタイルに合わせてMCTオイルの効果が出やすいように調整しましょう。

もしこの記事が参考になったと思った方は是非、高評価&コメントをお願い致します。

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