皆さんは筋トレをするときに室温を気にしたことはありますか?
汗をかきたくないから冷房をガンガン効かせて室温を低く設定している人や、汗をかくために冷房を付けない人などもいると思います。
実は筋トレをするには理想の室温があるのです。
心地よい環境で筋トレをすることで、最大限に筋肉を追い込むことができるので室温はトレーニング環境の中でも重要な要素の一つです。
なので今回は、実際に24時間ジムで設定している室温や冷房の必要性について解説致します。
◆スポーツジムに通っているが、続かない人はこの記事を参考にしてください。
筋トレに冷房は必要?適切な室温や環境について24時間ジム店長が教えます。
筋トレに冷房は必要なのか
結論から先に言うと、冷房は必要です。
暑さは体力の消耗が激しく、エネルギーを奪います。
冷房が無い環境で、筋トレを行うと暑さにエネルギーを過剰に使用してしまう事で筋トレに集中できなくなります。
快適で涼しい環境で筋トレをすることで限界まで追い込めていた筋トレも、暑い中での筋トレでは50%ほどしか追い込めないということです。
筋肉に限界まで刺激を与えたいのであれば、冷房をしっかり効かせて適切な室温で筋トレを行いましょう。
◆マッチョが暑がりな理由について解説していますので、合わせてご覧ください。
適切な室温とは
筋トレを快適に行うのであれば「21度~23度」が目安です。
僕が店長を務める店舗ではこの温度で設定し、快適にトレーニングしていただいております。
また、「夏場」「冬場」で適切な環境にするための調整が必要ですので、一つ一つ解説致します。
夏場の場合
冷房を使用し、室内の温度を下げて21度から23度に調節しましょう。
勿論冷やしすぎには注意が必要ですが、筋トレは体温が上昇していきますので温まるまではパーカーなどを来てトレーニングし、温まったらタンクトップやTシャツ姿になることで調節すると良いでしょう。
冬場の場合
暖房を使用し、室内の温度を上げて21度から23度に調節しましょう。
また、冬場ですと気温以外にも「湿度」にも配慮しましょう。
冬場は暖房を使用して調節するので乾燥してしまいます。
乾燥しきった環境でトレーニングをすると喉を傷める可能性もございますので、加湿器などを別途使用し、湿度も同様に60%ほどを目安に調節しましょう。
注意点
筋トレにおいて冷房は必要ですが、冷やしすぎには注意が必要です。
筋肉は寒い環境では硬直状態になり、筋肉が思うように動きません。
例えば、冬の極寒の中で手をグーパーして開いたり閉じたりすると、動きが非常に遅くなると思います。
それと同じであり、身体も思うように動かないですし怪我のリスクも向上します。
なので、室温は暑いからと言って肌寒い温度まで下げてしまうと、逆に思うように動けず効率が下がってしまうので、あくまでも23度ほどを目安に快適な温度を維持しましょう。
ジムが寒いと感じる場合は、パーカーなどで調整することをお勧めします。(よくジムでパーカーを着て、途中で脱いでいる人がいるのはこのためです)
◆怪我のリスクを下げる「可動域」について詳しく解説しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、筋トレに冷房は必要なのか、適切な室温や環境について解説致しました。
室温は21度~23度を目安に調節し、快適な環境でトレーニングをするようにしましょう!
暑すぎる環境や寒すぎる環境では筋肉を思うように動かすことができず、トレーニングに集中することができません。
体温が上昇すると大量の汗も発汗するので水分補給は忘れずに!
◆トレーニングにおいて水分が必要な理由について詳しく解説しています。
ジムが寒いと感じる場合は、パーカーなどで調整することをお勧めします。(よくジムでパーカーを着て、途中で脱いでいる人がいるのはこのためです)
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