エニタイムフィットネスにおける規約退会(強制退会)の基準やデメリットについて、皆さんはご存知でしょうか?
日本全国に展開しているエニタイムフィットネスですが、エニタイムに問わずフィットネスジムで規約違反を重ねると「規約退会(強制退会)」となる場合があるのです。
飲食店で言うところの「出禁(出入り禁止)」のようなものですね。
そんな規約退会ですが、いったいどんな条件で規約退会となるのでしょうか?
また、基準などはあるのでしょうか?
なので今回は、エニタイムの規約退会とは?強制退会におけるデメリットや基準について現役店長が解説します!
エニタイムの規約退会とは?強制退会におけるデメリットや基準について現役店長が解説します!
エニタイムフィットネスの規約退会について
エニタイムフィットネスの規約退会とは、言葉の通り規約に違反した会員を強制的に退会させることです。
エニタイムフィットネスでは、下記の利用規約に基づいて違反者がいた場合に「規約退会」とすることができます。
①FC本部または加盟店は、会員が次の各号のいずれかに該当するときは、当該会員をクラブから強制的に退会させることができます。
(1)本規約(第8条を含み、これに限られない)および各クラブの諸規則を遵守しないとき。
(2)クラブ内外にかかわらず、法令、条例または公序良俗に反する行為を行い、クラブの運営に影響が生じうると判断されるとき。
(3)FC本部または加盟店において、第4条に定める入会資格を欠いていると判断したとき。
(4)第11条第6項に該当したとき。
(5)その他、FC本部または加盟店において、会員としてふさわしくない言動があったと認めたとき。②クラブから強制的に退会させられた会員は、退会時からすべての「エニタイムフィットネス」を使用することができません。
③クラブから強制的に退会させられた会員に対しては、加盟店は、前納分または即払分の会費等があっても、これを返還することはいたしません。
④規約退会処分を受けた会員は、将来にわたり期間の定めなく、全ての「エニタイムフィットネス」への入会はできません。
エニタイムフィットネス利用規約 第14条【規約退会】より引用
刑事事件となるものは勿論ですが、明らかに入会資格を欠いている場合も該当するので注意が必要です。(基本的にかなりの違反が無ければ規約退会にはならないと思われます)
エニタイムフィットネスの規約退会(強制退会)のデメリット
規約退会(強制退会)となった場合のデメリットについて、大きく2つご紹介致します。
・すべてのエニタイムフィットネスでの入会が二度と出来ない
・他のジムに共有される場合がある
1つ1つ詳しく解説致します。
すべてのエニタイムフィットネスでの入会が二度と出来ない
エニタイムフィットネスで規約退会となりますと、世界中全てのエニタイムフィットネスで二度と入会することが出来なくなります。
違反を起こした店舗のみ「入会できない」もしくは「出入り禁止」のような形となるのではと考える方も居られますが、実際はエニタイムフィットネス全ての店舗で入会が出来なくなってしまいます。
もちろん違反を起こした店舗も二度と入会することはできません。
これはエニタイムに問わず、他のフィットネスジムにおいても系列店や同一名称の店舗は全て利用できなくなる場合が多いので、規約違反は無いように心がけましょう。
◆エニタイムフィットネスの魅力・特徴についてジム店長が解説します!
他のジムに共有される場合がある
店長やマネージャーが近隣店舗などで交流が強くある場合、情報が共有されることで他店においても入会できなくなる可能性があります。
店舗運営者同士で交流がある場合も店舗によっては多くあり、常にフィットネス界の動向について考えていたり相談しあったりする方もいます。
ですので、可能性の1つにはなりますが近隣店舗などで共有されることで、エニタイムに問わず他のジムでも入会をお断りされてしまう可能性もありますので注意が必要です。
エニタイムフィットネスの規約退会(強制退会)となる基準
エニタイムフィットネスにおける規約退会の基準は、前述致しました「利用規約」が基準となります。
基本的には口頭や電話での注意喚起から始まり、度重なる場合は手紙にて通知文書が届きます。
さらに違反が改善されない場合は、「規約退会予告通知」として次回の違反で規約退会となることが通知されます。
そして、さらに度重なる規約違反があった場合は「規約退会通知」として、規約退会となったことが通知されます。
規約にもありますが、各運営会社やFC会社によって対応方法が異なる場合もありますので、基本的には違反の無いように心掛けましょう。
実際の規約退会になった事例
ここでは、実際に規約退会となった事例を簡単にご紹介致します。
度重なるマナー違反
度重なるマナー違反により、規約退会となった会員様がおられます。
マナー違反とは、マスクの着用が必須にも関わらず着用をしないでトレーニングを何度も行ったり、マシンの独占を行ったりなどです。
該当会員様には、口頭での注意を5回以上、レターでの注意文書の送付を2回、電話での注意喚起を数回行っておりましたが、改善が見られませんでしたので利用規約に則り「規約退会(強制退会)」となりました。
基本的にマナー違反は改善されるのであれば即規約退会となることはありませんので、ご安心ください。
◆【店長解説】エニタイムフィットネスが怖いと言われる理由5選とは!
暴力事件
過去、私の近隣店舗にて会員様同士の暴力事件があり、双方ともに規約退会となる事件がありました。
原因は昨今の問題でもある「会員様のマナー違反(長時間の携帯電話の使用など)」がきっかけになり、他の会員様が直接文句を言ってしまったことで言い合いとなり、最終的には暴力事件となったそうです。
トレーニングの記録には、有名ボディービルダーの「相澤隼人」さんなどが使用しているゴールドジムのトレーニングノートがおすすめです。
◆【あなたは大丈夫?】ジムのマナーについて、有名24時間ジム店長が実例を含めて教えます。
トラブルにも繋がりますので、他のお客様のマナー違反があった場合は直接言わず、スタッフにご報告頂くことをお勧めいたします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、エニタイムの規約退会とは?強制退会におけるデメリットや基準について現役店長が解説しました。
エニタイムフィットネスでは、利用規約に基づいて違反者がいた場合に「規約退会」とすることができます。
規約退会(強制退会)となった場合のデメリットとして、下記2点のリスクがありますので注意が必要です。
・すべてのエニタイムフィットネスでの入会が二度と出来ない ・他のジムに共有される場合がある
その他、各運営会社やFC会社によって対応が異なる場合もありますので、必ず規約違反の無いように心がけましょう。
トレーニングの記録には、有名ボディービルダーの「相澤隼人」さんなどが使用しているゴールドジムのトレーニングノートがおすすめです。
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