MCTオイルダイエットの基本や効果的なやり方、メリットについて皆さんはご存知でしょうか？
MCTオイルとはココナッツやパームなどに含まれる食用油ですが、この「油」を使ったダイエット法があるのです。
油（オイル）を摂取して大丈夫なの？
MCTオイルは聞いたことあるけど、どうのようなやり方で摂取すればいいのか？
などなど、様々な疑問があると思います。
なので今回は、MCTオイルダイエットの基本と効果的なやり方とは！メリットについてプロトレーナーが解説します！
MCTオイルダイエットの基本と効果的なやり方とは！メリットについてプロトレーナーが解説します！
MCTオイルダイエットとは？
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸油（Medium Chain Tyiglycerides）というココナッツやパームに含まれる脂肪酸を抽出した食用油のことです。
このMCTオイルをダイエットに活用する方法を「MCTオイルダイエット」と呼びます。
MCTオイルは、オリーブオイルやごま油のような長鎖脂肪酸よりも分子の長さが約半分と短く、効率よく体のエネルギー源として消化吸収分解されるため、体脂肪の蓄積に繋がりにくいという特徴があります。
ダイエット中は、カロリーを削ることを意識するため脂質をカットしがちですが、脂質は体の細胞の潤滑油としての役割やホルモン生成に関与するなど、非常に大切な栄養素です。
◆【脂質の働き】意外と知らない脂質について徹底解説
体脂肪として体内に蓄積されにくく、脂質の役割であるホルモン生成の効果などを得るには、「MCTオイル」は有効的と言えます。
特に糖質をカットし、代わりに脂質を多く取るダイエット方法である「ケトジェニックダイエット」にはMCTオイルは欠かすことができない食品です。
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MCTオイルダイエットのメリットとは？
MCTオイルダイエットを行うメリットととして、大きく3つご紹介致します。
◆詳しくは下記の記事でもご紹介しております。
ダイエット効果
MCTオイルを上手く活用することで、ダイエット効果が期待できます。
特に、脂質を中心に取りながらおこなうケトジェニックダイエットには、MCTオイルは非常に有効的です。
ケトジェニックダイエットは、脂質から生成される”ケトン体”を脳や体のエネルギー源として使えるようにする方法です。
そのため、体の脂肪を分解してエネルギーを作り出すため、ダイエット効果は非常に高いと言われております。
美容効果
MCTオイルを摂取することで、美容効果にも期待ができます。
一般的に「脂質は悪いもの」というイメージがありますが、実は体に良い効果もあり、「細胞に潤いをもたらし、ツヤやハリを与えてくれる効果」があります。
ダイエット中は脂質を減らすことが多く、肌の潤いがなくなり乾燥肌になったり、老けて見えたりしがちです。
しかし、体脂肪蓄積になりにくく、ダイエット効果が高いMCTオイルを摂取することで、肌の潤いを保つことができるため、美容効果も高いとされています。
スポーツパフォーマンス向上
MCTオイルを摂取することで、スポーツパフォーマンス向上の効果が期待できます。
特に、マラソンなどの長時間運動を行うスポーツでは効果をより発揮します。
長時間動く際に使われる筋肉は「遅筋繊維」であり、使われるエネルギー源は脂肪がメインとなります。
なので、脂質であるMCTオイルを取ることでエネルギー源が体内に貯蔵されるため、パフォーマンス向上につながると言われています。
MCTオイルダイエットの効果的な摂取方法
MCTオイルダイエットの効果的な摂取方法について、大きく2つご紹介致します。
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MCTオイル＋コーヒー
MCTオイルダイエットの効果的な摂取方法として、コーヒーにMCTオイルを入れて飲む方法がおすすめです。
コーヒー一杯に含まれるカロリーは約4㎉であり、非常に低カロリーでダイエットに優れています。
また、カフェインによる覚醒作用とエネルギー源である脂質も同時に摂取できるので、コーヒーにMCTオイルをいれて飲むの方法は非常におすすめの摂取方法です。
◆筋トレにおすすめのコーヒー4選！効果や脂肪燃焼効果についてトレーナーが解説します。
MCTオイル入りドレッシング
MCTオイルを使ったドレッシングとして使う方法も、MCTオイルダイエットの効果的な摂取方法としてお勧めです。
MCTオイル入りドレッシングは、ダイエット時のサラダや野菜にかけて食べることができ、MCTオイルに塩やこしょう、レモン汁などを入れるだけで簡単につくることができます。
MCTオイルは熱を加えて料理して摂取するよりも、なるべくそのままの状態で摂取する方がMCTオイルの効果を得られやすくなります。
MCTオイルダイエットの期間や回数について
前提として、MCTオイルダイエットの効果を得られるまでにかかる期間は人それぞれ違うという報告がありますが、「早い人であれば１ヶ月程度」「長いと半年以上続けて効果を実感する」という場合があります。
ですので、MCTオイルダイエットの期間は「体調や体重の変化等を見ながら決めていく」と良いでしょう。
ケトジェニックダイエットを行う際は、体のエネルギー源が糖質から脂質に変化するまでに2週間ほどかかると言われていますので、最低でも１ヶ月は継続した方が良いでしょう。
また、MCTオイルは消化吸収分解が早く摂取から約3時間後に消化吸収され体内に入り、10時間ほどで分解が完了すると言われていますので、1日1〜3回程度を目安に分けて摂取しましょう。
可能であれば3回ほどに分けてこまめに摂取すると、持続的に脂質を摂取することができ、体内のエネルギーが切れることなく過ごすことができますのでオススメです。
MCTオイルダイエット中に意識すべきポイント
MCTオイルは体によい脂質ですが、取り過ぎ（過剰摂取）には注意しましょう。
体脂肪に蓄積される前にエネルギーとして使われやすい脂質と紹介しましたが、それでも脂質であることに違いはありません。
脂質は1gあたり9kcalというエネルギー量を持っています（炭水化物・たんぱく質は1gあたり4kcal）ので、取りすぎてしまうとオーバーカロリーとなります。
摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなる状態を常に保ちながら、その中でMCTオイルを効率よく摂取することが重要です。
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食事内容や運動との併用方法
ケトジェニックダイエットでは、糖質を徹底してカットする必要があります（糖質をカットしないと体がケトン体をエネルギー源にする働きが起きないため）。
そのため、徹底した食事内容の管理が必要になりますので、炭水化物はもちろん、調味料でも糖質が含まれていないものを選ぶ必要があります。
また、運動は消費カロリーを少しでも多くしたり、痩せた時の見た目をよくしたりするためにも必要ですので、適度な運動を心掛けながら、食事内容をしっかりと管理、徹底することが大切です。
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MCTオイルダイエットの注意点
人それぞれ体質が違い、ケトジェニックダイエットが合う人合わない人がいますので注意が必要です。
ケトジェニックダイエットは、体が糖質からケトン体をエネルギー源とするまでに頭痛や倦怠感、吐き気などを催す場合があります。
ですので、MCTオイルダイエットを行う際は、自分の体調と相談しながら継続するべきかどうかを判断することが大切です。
また、MCTオイルダイエットは脂肪燃焼には効果的ですが、MCTオイル単体の効果によるものではありません。
食事や運動習慣など、さまざまな要因からアプローチすることがダイエットには必要です。
普段の生活、食生活、運動習慣から見直し、MCTオイルだけに頼らないことを意識しましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、MCTオイルダイエットの基本と効果的なやり方とは！メリットについてプロトレーナーが解説しました。
まとめると、MCTオイルは「ココナッツやパーム」といったものから抽出できる中鎖脂肪酸で作られている油のことです。
オリーブオイルやごま油などの長鎖脂肪酸のものよりも素早く消化吸収分解される特徴があり、体脂肪になる前に体のエネルギー源として使われる脂質です。
脂肪燃焼効果はもちろんですが、肌の潤いやハリをもたらしてくれたり、長時間の運動を行うようなスポーツにおいて良い効果が期待できます。
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ですが、MCTオイルダイエットは、ケトジェニックダイエット（糖質制限）との相性が良いため、よく使われますが、食事内容の徹底した管理が必要です。
また、MCTオイルは良質な脂質ではありますが、単体ではダイエット効果は期待できません。
普段の食事内容や運動習慣を見直しながら、MCTオイルを上手く活用すると、ダイエット効果を最大限得ることができます。
是非、現在の生活習慣を見直しながら、今回の記事を生かしてみてください。
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