IOT筋トレマシンという電子制御マシンのメリットについて、皆さんはご存知でしょうか?
一般的な筋トレマシンは、負荷や重量設定は自分で調整して筋トレを行いますが、lOT筋トレマシンは異なり、各自の筋力のデータを元に負荷を自動で電子制御で調整してトレーニングができるのです。
ですが、そもそもIOT筋トレマシンを見たことが無い方にとっては、「どんなマシンなのか」「電子制御にメリットはあるのか」などなど疑問があると思います。
なので今回は、IOT筋トレマシンとは!電子制御のメリットや最先端科学についてプロトレーナーが解説します!
IOT筋トレマシンとは!電子制御のメリットや最先端科学についてプロトレーナーが解説します!
IOT筋トレマシンとは
そもそも、lOTとは「Internet of Things」のことで、「モノのインターネット」と訳すことができます。
約20年前までインターネットは自宅や会社にあるパソコンから接続するものでしたが、デジタルテクノロジーと通信技術の急速な発展に伴い、携帯電話(スマートフォン)やタブレットなどのモバイル端末からもインターネット接続が可能になりました。
そこから、さらにデジタル化が進み、家電屋自動車といったモノとインターネットを接続する技術(lOT)が誕生し、そのテクノロジーを筋トレマシンに導入したものが「lOT筋トレマシン」です。
◆ジムのランニングマシンはYouTubeも見れる!最新機能をご紹介!
その特徴として、従来の筋トレマシンの場合、負荷や重量設定は自分で調整して筋トレを行いますが、lOT筋トレマシンは異なり、各自の筋力のデータを元に負荷を自動で調整してトレーニングができます。
従来の筋トレマシンは重りを持ち上げる時も重りを下げる時も同じ負荷でしかトレーニングはできません。
しかし、lOT筋トレマシンは、自動で負荷の調整ができるため、重りを上げる時や下げる時で負荷を変えることができます。
人の筋肉の特性として、コンセントリック収縮(短縮性収縮)よりも、エキセントリック収縮(伸張性収縮)の方がより大きな筋力を発揮することができますので、その特性を最大限生かして筋トレができるのが「lOT筋トレマシン」の最もおおきな特徴と言えます。
IOT筋トレマシンのメリット
lOT筋トレマシンについて、大きく3つご紹介致します。
出力や回数など全てがデータ化され記録される
lOTが導入された筋トレマシンは、筋トレ時の出力や回数などが全てデータとして記録されます。
特に、自分の成長が数値として確認できますので、モチベーションアップにも繋がります。
さらに、データ化することで「どんなトレーニングが適しているか」「何セットやどれくらいの出力でトレーニングするべきか」などのトレーニングメニューも設定できます。
今までは、自分でノートを買い記録したり、スマホに記録を残したりといった手間がかかっていましたが、lOTを導入すればその手間も必要なくなります。
◆【実例あり】筋トレメニューの組み方をプロのトレーナーが解説。
セーフティー機能で安全にトレーニングできる
lOT筋トレマシンには、セーフティー機能(安全装置)もコントロールしてくれているため、トレーニングの事故を防ぎ、安全にトレーニングすることができます。
従来の筋トレマシンは、セーフティーを自分で設定してトレーニングしなければなりません。
そのため、セーフティーを設定し忘れてしまったり設定を間違えたりすると、思わぬ事故に繋がってしまいます。
しかし、lOT筋トレマシンではコントロールされており、万が一手が滑ったなどしても強制的に落下防止を行ってくれますので、安心してトレーニングを行うことが可能です。
◆筋トレでよくある怪我の予防と対策について【プロのトレーナー解説】
ケガの予防には筋膜リリースも効果的であり、マッサージガンを使用することが非常にお勧めです。
負荷を自由に変化させることができる
lOT筋トレマシンでは、筋トレの負荷を自由に変化させることができます。
通常の筋トレマシンやバーベル、ダンベルを使ったトレーニングの場合、負荷は常に「一定」であり、重りを持ち上げる時も重りを下げる時も常に同じ負荷がかかります。
ですが、IOT筋トレマシンでは動作の途中で負荷を重くしたり、軽くしたりと負荷を自由に調整することが出来るのです。
また、人の筋肉の特性として筋肉が縮みながら力を発揮する運動よりも、引き伸ばされながら力を発揮する運動の方がより大きな負荷に耐えることができます。
この特性を生かすには、途中で負荷を自由に変えることができるlOTを導入した筋トレマシンが非常に効果的です。
筋肉が引き伸ばされる動きではより大きな負荷を与え、筋肉を縮ませる動きの時は負荷をやや軽くするという調節がIOT筋トレマシンでは可能になります。
IOT筋トレマシンのデメリット
lOT筋トレマシンのデメリットについて、大きく2つご紹介致します。
体験できる場所が少ない
lOT筋トレマシンは、非常に優れた性能を持つ筋トレマシンですが、lOT筋トレマシンを体験できる場所が非常に少ない点がデメリットです。
せっかく優れたマシンであっても、それを体験できる場所がなければ意味がありません。
近年フィットネスジムの店舗展開も進んでおりますが、まだまだlOT筋トレマシンを導入しているジムは少ないのが現状です。
そのため、近隣店舗で導入しているジムがあればよいですが、中々体験することが出来ないという状況です。
◆フィットネスクラブの種類を完全把握!24時間型から全てを網羅できます!
導入コストが高すぎる
lOT筋トレマシンの導入が進まない理由の一つに、「導入コストが高い」ということが挙げられます。
従来の筋トレマシンであっても、マシンによっては値段が高いものばかりですが、lOT筋トレマシンの場合はlOTの技術コストがプラスされるため、非常に導入コストが高くなります。
パーソナルジムのようなマンツーマン指導の場合は、マシンは1つで問題ありませんが、一般的なフィットネスジムでは複数の筋トレマシンが必要になるため、lOT筋トレマシンを導入するのはなかなか難しくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、IOT筋トレマシンとは!電子制御のメリットや最先端科学についてプロトレーナーが解説しました。
近年では、様々な分野でデジタル化が進んでいますが、その波はトレーニング業界にも徐々に広がりつつあり、その最先端とも呼べるのが「lOT筋トレマシン」です。
lOTとは、「Internet of Things」の略称であり、訳すと”モノのインターネット”という意味があります。
大きな特徴として、筋トレマシンに電子機器が導入されおりますので、トレーニングの回数やセット数の記録はもちろんのこと、負荷の調整、セーフティーの設置など、トレーニングの全てをデータで管理してくれます。
また、安全面にも優れており、自動で落下防止制御ができるため「安全に効率良く」トレーニングができるのが、lOT筋トレマシンの最も優れている点と言えるでしょう。
コストなどの問題から、まだlOT筋トレマシンを体験できる場所が少ないのが非常に残念です。
是非、近くのジムに「lOT筋トレマシン」が設置されているようであれば、お試しください。
ケガの予防には筋膜リリースも効果的であり、マッサージガンを使用することが非常にお勧めです。
コメント