初心者が準備すべき服装やマストアイテム5選について、プロのトレーナーが解説致します!
私が店長を務める24時間ジムにおいても、よくご質問をお受けいたします。
「ジムで運動する時は何を着たらいい?」 「ジムではスポーツウェアじゃないとダメ?」
ジムに入会し、準備するものとして悩むのが服装です。特に、自宅にあるTシャツや、ジャージでもいいかなと迷うと思います。
なので今回は、初心者が準備すべき服装は?マストアイテム5選【ジムで運動を始めたい男性向け】についてご紹介いたします。
【ジムで運動を始めたい男性向け】初心者が準備すべき服装は?マストアイテム5選
通気性・吸水性がある服を選ぼう
ジムで運動をする時は、通気性や吸水性がある服を着用しましょう。
自宅にある服が通気性などに優れている素材のものであれば、たくさん買い揃える必要はありません。しかし、綿100%のものや、速乾性がなく放熱性が低い素材のものであればジム用の服を準備することをおすすめします。どのような素材が良いのか解説していきます。
◆ジムのおすすめの服装とは!失敗しない選び方をお伝えします。
ポリエステル・ポリエチレン素材が多く使われているものがベスト
ポリエステルやポリエチレンなど、化学繊維が多く使われているものがおすすめです。
ポリエステルなどは通気性・吸水性・速乾性にとても優れています。
中には、抗菌防臭加工があるものもあり、ストレッチ性があり動きやすく、運動の邪魔になりません。
ジムの中は快適に運動ができるように、一定の室温が保たれています。
しかし、筋トレや有酸素運動をすると思った以上に体が熱を持ち、汗をかきます。特に汗をよくかく体質の方は、素材選びを第一にしましょう。
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綿100%は避けよう
綿は吸水性がとても良く、着心地がいい素材ですが運動時の着用はおすすめできません。
綿100%では、汗をたっぷり含み、肌に衣服が張り付きます。
そのため、不快感があると運動に集中できず、パフォーマンスも上がりにくいです。
マシンにもべったり汗を残すので、ジムを利用している他の人も不快に感じてしまうことになるので気をつけましょう。
肌が弱く、化学繊維を着ると肌トラブルが起きる場合は、綿70%:ポリエステル30%などの混紡生地がおすすめです。
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男性がジムに通う時に準備すべき服装:5選
素材をチェックしたら、次はデザインを選んでみましょう。
準備するとよいものは以下の5つです。
トップス:半袖かノースリーブタイプのものを選ぼう
運動をすると、暑さを感じやすいので「半袖がおすすめ」です。
暑がりの方はノースリーブタイプもおすすめです。
タンクトップと比べて肌の露出がやや控えめなので、ジム初心者も抵抗なく着れます。
冬など寒い季節はパーカーなどを羽織り、暑くなったら脱ぐなど調整できるものもあると運動がしやすいです。
おすすめはユニクロのドライ素材のTシャツ。
エアリズムの機能はもちろん、抗菌防臭機能があるのはうれしいポイントです。
ボトムス:スエット素材は避けよう
スエット素材は熱がこもるので、おすすめできません。
「ジョガーパンツ」というタイプのボトムスがあり、「ジョガー」と聞くとランナー用だろうと思いがちです。しかし、ファッション性に特化したタイプのものも多くありますので、スエット素材が多いので、必ず確認をしましょう。
ジム用に購入するのであれば、ランニングパンツがおすすめです。
ロングタイプ、ハーフタイプと長さを選べますので、筋トレをする場合は、膝にかからないか丈の長さの確認をしましょう。
膝で衣服がひっかかると、スクワットなどの屈伸運動がやりにくくなります。
おすすめは「adidasのオウンザラン アストロウインドパンツ」。
動きやすさと通気性はもちろん、ポケットに汗ガードがある工夫がポイントです。
アンダーウェア:見落としがちなマストアイテム
Tシャツの下には、アンダーウェアを着用しましょう。
アンダーウェアを着用すると、汗の張り付き感を更に軽減し、着圧効果による筋トレ時の姿勢補正などTシャツにはない効果を期待できます。
特に速乾性に優れているので、汗をよくかく体質の人にはおすすめです。
また、色の薄いTシャツを着用すると、汗で肌が透けて見えることもあるので、アンダーウェアを着ておくと安心です。
「コンプレッションウェア」をインナーとして着用するのもおすすめです。
一般的なアンダーウェアより更に着圧効果があり、肌への密着感がアンダーウェアより強いですが、テーピング効果があるので筋肉をサポートしてくれます。
ワークマンからも、コンプレッションウェアが販売されています。
速乾性はもちろん、背中を矯正する効果があり、価格も手頃なのでジム初心者におすすめです。
ジム用シューズ:初心者のうちはオールマイティなシューズを選ぼう
ジムでは「運動に適したシューズ」を履きましょう。
スニーカーだと運動パフォーマンスが上がりにくいため、ランニングにはランニング用のもの、筋トレには筋トレ用のものと、それぞれの運動に合ったシューズを選ぶことがベストです。
しかし、ジムに通って間もないうちは、筋トレがメインか有酸素運動か、スタジオプログラムなのかと迷う場合は、万能に使えるトレーニングシューズがおすすめです。
トレーニング、ランニング、スタジオフィットネスなど、幅広く使えるシューズですので、まずは運動をしっかりやりたい、というジム初心者に向いています。
靴下:5本指タイプがおすすめ
5本指靴下は足の指が広がるので、力も入りやすくお勧めです。
運動専用の靴下は、土踏まずのアーチ部分をサポートしてくれるので、足腰の疲労軽減にも役立ちます。
足の臭いが気になる場合は、抗菌防臭加工されているものを選ぶと周りを気にせずジムで過ごせます。
靴下専門の会社タビオが、スポーツ用に開発した靴下ですので、土踏まずのサポート力も高いうえに、通気性があるという多機能な靴下です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、【ジムで運動を始めたい男性向け】初心者が準備すべき服装は?マストアイテム5選についてご紹介致しました。
ジムでは人の目もあるので、見た目重視で服装を選んでしまうこともあると思います。
しかし、素材第一で選ぶようにすると、汗のべたつきなどを抑えてくれるので集中して運動ができます。購入する前に、ポリエステルなどが多めに含まれている素材かどうか確認をしましょう。
素材を確認した後、自分が好きな色・デザインを選ぶと、快適に楽しくジムで運動できます。
また、ジムは共有のマシンを複数の人が使います。
相手が不快な思いをしないように、特に臭いには注意が必要ですので、防臭効果があるウエアを活用する、こまめに汗を拭くなどマナーを守って運動をしましょう。
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