フィットネスジムを退会する理由とは!累計1600名のデータを軸に解説します!

スポンサーリンク
Work
スポンサーリンク

※この記事は店舗運営・経営者向けとなります。

皆さんはジムに痩せたい・引き締めたいなどの目的をもって入会されますが、残念ながら必ず退会される機会はやってきます。

ですが、皆さんは「退会する理由」は何なのかご存知でしょうか?

近年のフィットネスブームで様々なジムがオープンしていますが、その中で在籍している会員様を増やすためには「退会抑止」が重要なのです。

この退会抑止をするためには「退会理由」を知ることが必要です。
そこで、僕はジム店長としてジムオープンから4年分以上の退会理由を集計してきました。

今回は、そんなフィットネスジムを退会する理由について簡単に解説致します。

詳しい詳細に関してはこちらのNoteで公開しています。

フィットネスジムを退会する理由とは!累計1600名のデータを軸に解説します!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

フィットネスジムを退会する理由

ジムをやめてしまう方には必ず理由があります。

「モチベーションの低下」
「転勤・住居の移転」
「別のジムへ移籍」
「金銭的理由」

など、様々な理由でジムを辞めてしまいます。

どのジムにおいても、各退会理由に対して様々な戦略・施策を打つと思います。

ただ我武者羅に、「マシンを導入して辞めないようにする!」などといった原因が不明瞭なものに対して解決にならない施策は打たないと思います。

つまり、退会理由として最も多い原因を潰してしまえば効果的に「退会抑止」ができるのです。

◆退会理由データ

それでは本題である累計1600名を超える退会理由のデータサンプルを公開致します。※完全版はNoteをご覧ください。

最も退会する理由として多い理由について詳しく解説していきます。

①時間の都合

「時間の都合」が最も多い結果となりました。
何時でも使用できることがメリットである24時間ジムであっても、時間の都合で辞めてしまう方がほとんどという事です。

これは、モチベーションとの関係もあると思いますが、何よりも「自身の優先順位」が変わったことが影響していると考えます。

基本的に「痩せたい」「筋肉を付けたい」など目的を持って入会に来られます。※別Noteにて「入会目的の統計データ」も公開しているので、合わせてご覧ください。

ですが、高い優先順位で合ったトレーニングも次第に落ちているという事なのです。

※2位以降はNoteにて解説しております。

退会を防ぐには

退会を防ぐには僕自身2つのことが重要であると実感しています。

「お客様の求めるニーズを知ること」
「退会してしまう理由を知ること」

この2つです。
一つ一つ詳しく解説していきます。

お客様の求めるニーズを知ること

ジムに入会する目的として、「痩せたい」「筋肉を付けたい」など様々な目的をもってジムに入会されます。

ですが、ジムに求めるサービスやトレーニング指導のレベルなど、より深いニーズを知らないのです。

ニーズが感覚値として「ムキムキのお客さんにこんなマシンを入れてほしいと言われた」など数件のお問い合わせのみを取り上げてしまい、本当のニーズと違う方向性に答えてしまう。

こういう勘違いをしているジムをよく見かけます。

重要なことは、お客様がどの割合で何を求めているかです。
それを数値として分かる形にするのです。

お客様のニーズに合わせたサービスを行う事で、より入会を促進することもできますし、何よりも退会抑止につながるのです。

※300名以上の男女別・年齢別の入会理由(ニーズ)のデータについてはこのNoteをご覧ください。

退会してしまう理由を知ること

冒頭でも解説致しましたが、ほとんどの方は何故辞めてしまうのかの理由についての分析が足りません。

ほとんどのお客様が「サービスが悪い」という理由で退会しているのであれば、これは今すぐにでもアンケートを取って何が悪いのか調べる必要があります。


また、「モチベーションの低下」などで辞める方が多いのであれば、「何故低下してしまうのか」「低下を止める方法はどうするか」を考えなければならないのです。

このように、退会する理由を知っているからこそ、対策が打てるのです。
退会する理由が不明確では話になりません。

だからこそ、ジムをなぜやめてしまうのか知る必要があるのです。

戦略を練るときのポイント

重要なことは「数値化(見える化)」です。

ほとんどのジム店長は感覚値で話していることが多いです。
特に、全員に積極的に声をかけまくり、指導ばかりしたり、マシンばかり導入する店長は注意が必要です。

えば(悪い例)
数人の中の良いお客様から「○○のマシンを入れてほしい」と言われたので、経費をかけて導入した。

例えば(良い例)
数人のお客様から意見があったので、集計したところ「○○のマシンを入れてほしい(100件中2件)」「△△のマシンを入れてほしい(100件中10件)」ということでしたので、△△を導入。

このように、数値で見える化するからこそ、分析と効果的な対策が打てるのです。

「感覚値ではなく数値で分析する」

これが重要であるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、フィットネスジムを退会する理由について解説致しました。

ですが、重要なことは
「これらの理由に対してどうアプローチするのか」
「どうやって退会率を抑えるのか」

これが非常に重要なのです。

僕のジムでは、これらのデータ全てを活用しアプローチを行っています。

その結果、コロナによる打撃は受けたものの、2022年1月現在に至るまで右肩上がりで在籍数を増やすことに成功しています。

どうやって在籍数を増やし続けているのか、今後配信予定ですのでお楽しみください。

このデータを活用し、今後の運営戦略・経営戦略を組み立てていっていただければと思います。

そして、よりフィットネスを日本に配信し、皆が楽しくジムに通える未来を、より良い「FitnessLife」を作れることを心の底より祈っております。

改めて、累計1600名を超える退会データを公開しているNoteについては下記をご覧ください。

コメント

  1. 退会者 より:

    フィットネスクラブ退会者です。
    退会時アンケートは金銭的事情と書きました。
    しかし、本当の理由は特定の会員とスタッフが来た時に大声で話し、他の会員が運動している場所を取ってきます。さらに他のスタッフはこの状況を注意しない状況でした。この雰囲気にストレスを感じた理由です。

    本当のことはアンケートに書かないですよ

    • 店長 より:

      コメントありがとうございます。
      仰る通り、アンケートで100%お客様の真因(本当の理由)を把握することは、アンケート以外にも直接口頭でのコミュニケーションを行った場合などを含めてすべての方法においても難しいです。
      マナー違反やスタッフ対応など、様々な理由で退会される方がおられる中で、少しでも把握し、お客様のニーズにお応えすることが重要となります。
      ですので、当記事は経営者向けとなっており、是非1つの参考として頂ければと思います。

タイトルとURLをコピーしました