餃子は筋トレに良いのか?餃子のカロリーや効果について、皆さんはご存知でしょうか?
餃子と言えば、ニンニクや野菜たっぷりで増量や筋肉に良いイメージを持たれている方も多いと思います。
もちろん反対に、大量の油を使用することで「太るイメージ」を持たれている方も同程度居ると思います。
実際にジムでも様々なご質問を受けます。
・餃子ってバルクアップに最適ですか?
・ダイエット中は食べない方がいいですか?
・タンパク質豊富なので、食べても大丈夫ですか?
なので今回は、餃子は筋トレに良い?カロリーや効果について、プロトレーナーが解説します!
餃子は筋トレに良い?カロリーや効果について、プロトレーナーが解説!
餃子は筋トレにいい?
結論から言います。餃子は筋トレに「良い効果」と「悪い効果」の両方があります。
その人がどのような目的で筋トレを行うかによって効果が左右されるからです。
餃子を食べることで筋トレに良い効果をもたらしてくれる場合とは、主に”筋肥大”、”バルクアップ”を目指している人です。
筋肥大やバルクアップには3つのポイントがあり、「カロリー」「たんぱく質」「炭水化物」の割合です。
筋肉量を増やすためには大前提としてオーバーカロリー(摂取カロリー>消費カロリー)であることが重要です。
たんぱく質や炭水化物の割合を最適にしていたとしても、摂取カロリー<消費カロリーであるアンダーカロリー状態では基本的に筋肉量は増えません。(脂肪または筋肉の減少により体重が減るからです)
そのため、ある程度しっかりとカロリーを摂取することが重要であり、たんぱく質と炭水化物をしっかりと取れていることで、より筋肥大は促進されます。
一方で、ダイエットや減量を目的に筋トレを行なっている人には餃子は向いていません。
餃子は脂質を多く含む食材であり、食べ過ぎるとオーバーカロリー(摂取カロリー>消費カロリー)となります。
消費カロリーを増やし、摂取カロリーをなるべく抑える必要があるダイエットや減量期においては、餃子は逆効果になってしまう場合が考えられます。
そのため、目的によって餃子は良い効果も悪い効果ももたらしてしまう料理と言わざるを得ないでしょう。
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餃子の栄養成分
餃子のカロリーや栄養成分について詳しくみてみましょう。
餃子には具材の種類がありますが、今回は王道の豚肉をメインに使った餃子の栄養成分をみてみましょう。
エネルギー:251kcal(餃子5個120gあたりの栄養成分)
たんぱく質:8.2g
炭水化物:26.8g
脂質:13.5g
ビタミンA:12μg
ビタミンE:0.72mg
ビタミンK:33.6μg
ビタミンB1:0.17mg
ナイアシン:1.68mg
ビタミンB6:0.13mg
葉酸:26.4μg
パントテン酸:0.53mg
ナトリウム:552mg
カリウム:204mg
鉄:0.72mg
参照:餃子 - カロリー/栄養成分/計算 | カロリーSlism
餃子の餡に含まれる豚肉によりたんぱく質が8.2gと高たんぱくであり、生地や野菜によって炭水化物も豊富な食材で、バルクアップには向いていると言えます。(脂質は調整が必要です。)
また、野菜も多く含まれていることから、ビタミンや葉酸などのビタミン&ミネラルも摂取することが出来るため、餃子は使い方によって意見が分かれる食材と言えます。
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餃子の効果
餃子を食べることで得られる効果について、大きく3つのポイントで解説してみたいと思います。
・筋合成促進
・美容効果
・栄養素の代謝促進
1つ1つ詳しく解説致します。
筋合成促進
餃子を食べることでたんぱく質や炭水化物を多く摂取することができるため、筋合成促進に向いています。
餃子は比較的高カロリーの料理でありますが、栄養素には筋肉をつけるために必要なたんぱく質と炭水化物を多く含んでいます。
前述していますが、筋肉を付けるためには「摂取カロリー>消費カロリー」となることが前提条件となります。
よく筋肉をつけるには筋トレ「だけが重要」とイメージされがちですが、実はそれだけでは効果は少ないとされています。
筋トレは基本的に筋肉を破壊する行為であり、その破壊された筋肉を修復し以前よりも強固な状態にするためには「十分な栄養摂取と休養」が必要です。
「人の体は食べたものでできている」と言われるくらい食事、栄養摂取は重要なポイントです。
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美容効果
餃子に入っているニラに含まれるビタミンCによる効果によって、美容効果も期待できます。
ビタミンCには、体のアンチエイジング効果や免疫力アップ効果などが期待できます。
ニラにはビタミンCが多く含まれておりますので、大量に使っている餃子にも同様の効果があると考えられます。
ですが、同様に大量の油(脂質)が含まれていますので、焼き方や油の使用量などを考えて調理することをオススメします。
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栄養素の代謝促進
餃子を食べると、豚肉に含まれるビタミンB群による効果によって各栄養素の代謝を促進してくれる効果が期待できます。
豚肉にはたんぱく質の他に、ビタミンB群の含有量も多いという特徴があります。
ビタミンB群は合計8種類(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)含まれており、主にB1は糖質の代謝、B2は脂質の代謝、B6はアミノ酸の再合成、B12にはたんぱく質やアミノ酸の代謝といった効果があります。
糖質やたんぱく質、脂質などを摂取しても、それをしっかりと効率よく代謝してくれる栄養素がなければ、うまくエネルギーに変換できなかったり、無駄な脂肪に変換されてしまう可能性が高くなります。
筋トレにおすすめの餃子
筋トレにおすすめの餃子として、「マッスル餃子」がオススメです。
餃子はバルクアップに向いているといっても、やはり脂質の高さは気になる点です。
しかし、この商品は高タンパクでありながら脂質を抑えてあるため、比較的低カロリーであるという特徴があります。
1個あたりの脂質は0.3gとほぼ脂質が入っていない餃子であるため、ダイエットや減量中の人でも食べることができる餃子です。
筋肉を付けるためとはいっても、クリーンな食事でできるだけ筋肉だけを付けていきたいと思いますので、マッスル餃子はお勧めです。
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餃子を食べる際の注意事項
餃子を食べる際の注意事項として、大きく2つご紹介致します。
・食べ過ぎ
・脂質の量
1つ1つ詳しく解説致します。
食べ過ぎ注意
当然ですが、バルクアップだとしてもダイエットだとしても「食べ過ぎ」には注意しましょう。
前述しましたが、高たんぱく高炭水化物の背景に、高脂質な食材です。
食べ過ぎてしまうと当然オーバーカロリー(摂取カロリー>消費カロリー)となりますので、ダイエットを目的にしている方には不向きですし、バルクアップだとしても余計な脂肪を蓄えすぎてしまう可能性が高いです。
なので、できる限り「マッスル餃子」などのPFCバランスの良い餃子を摂取するように心がけましょう。
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脂質の量
何度も記載しておりますが、脂質の量には要注意です。
基本的に餃子は大量の脂質が含まれていますので、オーバーカロリーも当然ながら必要な脂質量以上の摂取してしまう可能性が高いです。
なので、マッスル餃子や自作餃子として餡に使用する肉や野菜の量を調整することで、最適なPFCバランスで摂取することが出来ます。
例えば、野菜を多くしたり、肉を鶏肉に変更したり、焼く時に用する油の量を抑えるなど、できる限りの工夫を行うことをオススメします。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、餃子は筋トレに良い?カロリーや効果について、プロトレーナーが解説しました。
まとめると下記のポイントとなります。
・餃子は筋トレの目的によって良い悪いが分かれる。
・たんぱく質や炭水化物が多く含まれているので、バルクアップには向いている
・脂質が多く含まれているので、ダイエットに不向きであり、バルクアップ時においても要注意。
・マッスル餃子や調理法、内容物(野菜の量など)の工夫をすることで、より筋トレに適した食事を行える。
特に、「脂質の量」には要注意であり、いくらバルクアップ時だったとしても、脂質を抑える工夫を行うことをオススメします。
筋肉を付けるためには、「摂取カロリー>消費カロリー」となることが大前提ではありますが、PFCバランスは適切に摂りながら筋トレをすることが、筋肉のみを付けるために近道です。
是非目的や用途に合わせて、うまく餃子を利用していただければと思います。
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