パンチ力が向上する筋トレ方法を、皆さんはご存知でしょうか?
中には筋トレをしていればパンチ力が自然と上がると考えている方もおられると思います。
ですが、実際はある程度向上しても、パンチ力を上げようとトレーニングしない限りは一定レベルより強くなりません。
よくパンチングマシーンなどで試したりする方もおられると思いますが、腕の力に比例するわけでは無いので、記録が身体と比例していないことがよくわかると思います。
ですので、今回はそんなパンチ力を上げる3つの方法について解説致します。
◆マッチョは喧嘩が強いのか?について詳しく解説している記事はこちらをご覧ください。
パンチ力が向上する3つの筋トレ法をプロのトレーナーがご紹介
パンチ力を上げる3つの筋トレ法
パンチ力を上げるための筋トレ法として代表的なトレーニングが大きく3つあります。
①ベンチプレス
②懸垂
③デッドリフト
一つ一つ詳しく解説していきます。
①ベンチプレス
ベンチプレスは主に大胸筋や三角筋、上腕三頭筋などの上半身の筋肉を鍛えることが出来ます。
肩周りの筋力や腕の筋力が向上することで、全体的なパンチ力の向上が期待できます。
◆大胸筋を鍛えるおすすめメニューはこちらをご覧ください。
②懸垂
懸垂は主に背中などの背面の筋肉を鍛えることが出来ます。
広背筋は主に繰り出したパンチを引く際に使用されますが、この引く力が向上することでパンチの連打や回転が速くなるので、パンチ力の向上に期待できます。
また、背中の筋肉は「ヒッティングマッスル」と言われるほど打撃に重要な筋肉とされておりますので、重要なトレーニングとなります。
◆背中を鍛えるおすすめメニューはこちらで解説しています。
③デッドリフト
デッドリフトは主に脊柱起立筋などの体幹部を鍛えることができます。
体幹部を鍛えることで体幹が安定し、パンチを繰り出した後のバランス力が向上し、うまく打撃に力が乗るようになります。
また、脚の筋力も向上することでパンチを繰り出す際の脚の蹴り返しが強くなり、力の乗ったパンチが打てるようになります。
◆足腰を鍛えるトレーニングメニューはこちらをご覧ください。
パンチ力向上に必要な筋肉とは
パンチ力は主に上半身の筋力と思われがちですが、全身の連動や全身の筋力が必要となります。
その中でも代表的な筋肉と効果をご紹介致します。
・ハムストリングス:踏み込む力を強化し、力の乗ったパンチを打つ
・ふくらはぎ:蹴り脚が強くなり、踏み込む力が強くなる。
・大胸筋:腕をまっすぐ伸ばす力を鍛え、筋力の強化。
・三角筋:肩回りの強化により、押す力や腕との連動制を高める。
・広背筋:繰り出したパンチを引く際に使用し、回転力を上げる。
・腹斜筋:上体をひねる際に使用し、蹴り込んだ力をうまくパンチに乗せることができる。
・腹直筋:体幹部を鍛えバランス力を強化。
・脊柱起立筋:体幹部を鍛え、安定した力を発揮するようになる。
他にも様々な筋肉が連動しているため、全身の筋力アップはパンチ力向上に効果があります。
◆筋トレメニューの組み方はこちらをご覧ください。
注意点
前述致しましたが、パンチ力には全身の連動制が重要となります。
蹴り込んだ力を腰へ、腰からひねり上体へ、上体から腕へ、腕から拳へ。
など基本下半身から上半身に力を連動させることで、大きなパワーを生み出します。
なので、筋トレをしている人がある程度よりパンチ力がつかないのは、この腕の筋力のみでパンチをしているからです。
基礎筋力を向上させ、全身の連動性を高めることでパンチ力は向上するのです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、パンチ力が向上する3つの方法について解説致しました。
まとめると下記の通りです。
【パンチ力向上の為の筋トレ法】 ①ベンチプレス ②懸垂 ③デッドリフト
基礎筋力はパンチ力向上に効果的ですが、全身の連動制を高めることが重要です。
全身の連動制を高めたうえで基礎的な筋力を向上することで、より強力なパンチが打てるようになるのです。
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