前腕を鍛えて握力を付ける方法を、皆さんはご存知でしょうか?
握力はどんなスポーツにおいても重要ですし、日常生活においても使用されます。
そんな握力は、鍛えることで競技力の向上や見た目、筋トレ効率の向上などの様々なメリットがあります。
なので今回は、前腕を鍛えて握力を付ける方法3選をプロトレーナーが解説します!
◆筋肉を付けるメリットについて解説していますので、是非ご覧ください。
前腕を鍛えて握力を付ける方法3選をプロトレーナーが解説します!
前腕を鍛えて握力を付ける方法3選
握力とは前腕筋群の力のことを指します。
前腕筋群は、手首から肘までついており、腕橈骨筋・回外筋・浅指屈筋などの複数の筋肉から構成されています。
特に握力は大きく3つの力に分類されます。
- クラッシュ力
握力の中でも最もスタンダードな、物を握りつぶす力です。
握力計で高い数値を記録するには、このクラッシュ力を鍛える必要があります。 - ホールド力
その名の通り、物を掴んだ状態で保持する力です。
ハンドボールやバスケットボール、体操選手など、掴んで離さない力が必要なのです。 - ピンチ力
ピンチ力は指先でつまむ時に必要な指の力です。
柔道やレスリング、ボルダリングなどで必要であり、道着や複雑な岩などの形状の整っていないものを掴む時に重要な力です。
これらを踏まえたうえで、鍛え方をご紹介いたします。
ハンドグリッパー
ハンドグリッパーは握力トレーニンググッズの中でもかなり有名ですので、ドン・キホーテなどでも見たことがある方が多いと思います。
このハンドグリッパーはクラッシュ力を鍛えるトレーニングとして使用致します。
①:しっかりと最後まで握る
②:握った手をゆっくり戻す(開く)
③:この動作を20回以上繰り返す
ハンドグリッパーは負荷が決まっているものが多いので、余裕があれば回数を多くしてください。
もしくは、より負荷の強いグリッパーに変えましょう。
▼おすすめのハンドグリッパーはこちら
◆ハンドグリッパーの種類や分類など、より詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
リストカール
リストカールはダンベルがあればできる、簡単な前腕を鍛えるトレーニング法です。
前腕全体を鍛えることができ、ダンベル種目で鍛える方法の中では最も主流とされています。
主に、クラッシュ力やホールド力が鍛えられます。
①:椅子などの平らなところに手の平を天井に向けて腕を乗せる ②:ダンベルを握り、手首のみ台から突き出す ③:手首を支点に限界まで握りこむ ④:この動作を15回~20回行います。
◆前腕をダンベルのみで鍛える筋トレ法についてはこの記事をご覧ください。
プレートピンチ
プレートピンチはピンチ力を鍛える効率的な種目であり、指の力を鍛えたい競技者などがメインに行います。
こちらも専用の器具等は必要なく、ダンベルのプレートさえあればできるので、簡単に行うことができます。
①:プレートを1枚から2枚重ねる
②:親指と4本の指でつまむように持ち上げる
③:持ち上げた状態で限界まで保持する
握力を強くしたい人へ
握力を強くしたいのであれば、筋トレも勿論ですが「栄養摂取」も忘れてはいけません。
握力も前腕筋群を鍛える以上、必ず休息と栄養が必要です。
正しい栄養バランスを休息、ハードなトレーニングによって強靭な身体を作ることができますので、必ずトレーニングだけに注力せず、栄養摂取も徹底するようにしましょう。
◆筋肉を付けたい人が知るべき食事に関する内容はこの記事をご覧ください。
◆絶対に知っておきたい「超回復」の知識についてはこの記事をご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、前腕を鍛えて握力を付ける方法3選をプロトレーナーが解説しました。
前腕を鍛えることで握力は向上しますので、クラッシュ力やピンチ力など鍛えたい筋力を目的に筋トレメニューを設定していただければと思います。
▼おすすめのハンドグリッパーはこちら
◆おすすめの筋トレメニューの組み方についてはこの記事をご覧ください。
この記事が参考になったと感じたら、是非コメントをお願い致します。
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